人妻弥生が堕ちる
弥生と恭介は結婚して3年になる。
同棲時代も含めるとその倍近く
結婚当初の頃までは、それなりに会話もあった。
それが結婚し、仕事も忙しくなり付き合いが増えるにしたがって
毎日儀礼的に同じことを繰り返し、相手に干渉しなくなっていった。
会話も通り一辺倒なら、食事ですら平日は別々に摂り
疲れたら各々の寝具で勝手に寝てしまう、この結婚はいったいよかったのか悪かったのかと
ある日ふと、恭介との将来を弥生は考えた。
結婚しているにもかかわらず、各々が勝手気ままに生きる もちろん弥生は出産について
考えたことは一時期あったが、今はすっかりそれも忘れたようになっていた。
それでいて、どこか夫婦の間に隙間風が吹くような、そんな気が最近特にしてきていた。
夕食後、自室 といっても僅か2畳の書斎だが、 恭介は何食わぬ顔で入って行って
盛んに何かパソコンで調べている風に見えた・・・。
弥生は再び恭介の浮気癖がでて、相手の女性に向かってメールかラインでもと
動かぬ証拠をつかむつもりで部屋を覗いて驚愕した。
なんとそこには、
有料回線でダウンロードした動画を観ながら恭介はオナニーの真っ最中だったのである。
全て観終わったんだろう。
部屋から出てきて恭介は、何食わぬ顔で風呂に入っていった。
弥生はというと、今恭介が入った風呂にさえ、汚れたものが浮いているようで
とうとうその日は風呂を止め、シャワーで済ませてしまい
翌日からの洗濯は、箸でつまんで夫婦別々に洗った。
悩みぬいた末に弥生は職場で先輩にこのことを相談すると、意外な答えが返ってきた。
「男っていうものはねー 所詮溜まったものを排出すれば、それでことは足りるんだよね」
真剣な顔をして相談に来た弥生に向かって女上司はこうも付け加えることを忘れなかった。
「ほらっ、いつかの相談に恭介くんが他の女と浮気してるんじゃないかって・・」
イケメンの恭介はとにかくモテた。
浮気沙汰は一度や二度じゃ済まなくて、その都度弥生は表に出て相手と話を点け別れさせてきた。
「前にもいわなかったっけ? 相手の女の心が好きになったんじゃなくて・・・」
そうだった
「聞きました。性的興奮を覚える女だから 誰より先に犯したかったって」
「今の恭介くん、つまりあなた 弥生よりネットの向こうの女性にってことね」
にこやかにこう告げると、女上司はその場を立ち去って行った。
残ったのは弥生のモヤモヤする感情だけだった。
塞ぎがちな弥生を、仕事終わりに女上司は食事会に誘ってくれた。 同席の男性はふたり
つまり、カップル同士での食事会みたいにセッティングされていた。
会食が始まる前、ホテルのラウンジで女上司は弥生にポツリとこう漏らした。
「そんなに固く考えすぎない!恭介くんが何度も浮気して、あなたがそれを解決したんなら時にはあたなも・・」
会食が始まると、もう弥生は先ほど女上司が口にしたことなど、とうに忘れていた。
それほど弥生の、隣の席で弥生やほかの人たちに向ける会話の巧みな男性に心奪われていた
会話の構成など、これまでにないと思えるほど上手く相手を立ててくれ好意的に思えて、
席が引けてから誘われたラウンジに弥生は素直に応じていた。
すっかりその男性との会話と お酒に酔いしれ、申し合わせたように弥生は、予め女上司がリザーブした部屋で
当然のごとく この男性とベッドを共にした。
浮気とは思わなかった。
もちろん不倫などさらさらするつもりはなかった。。
ただ、この男性が素晴らしかったのと恭介への仕返しのつもりだったので、
他の男性の性技に興味を集中させ恭介のやっていることを理解する手段に結び付けたかった。
恭介と比べ、男性のリードは完ぺきだった。
危険日だからと弥生が言えば、男性は最初からゴムを着け望んでくれたし
弥生が緊張のあまり身体を固くしているのを見ると、時間をかけ入念に愛撫をしてもくれた。
男性の舌技や指の感触は、これまで経験した どの男より優れていた。
愛撫が進むにつれ、弥生の固かった陰部は和らぎ、きれいな丸みを帯びた恥丘は次第に腹部へと窪み
つきたての餅のように柔らかでいて中央に得体のしれない左右上下に蠢くゴムまりが潜んでいるような動くものを認めた。
膣内の肉球が興奮のため勃起を求め蠢きだし、あまりのそれが性急だったため
ワレメに触れると蠢く様子が伝わってくる。陰茎を喜ばし射精を促す牝の欲情が弥生の中で始まっていたのだ。
男性は弥生がこうなるまで挿入を我慢し待ち続けた。
こうなってしまうと襞が、男性の勃起を飲み込むように搾り上げ奥へと引っ張り込もうと
ヌメヌメと蠢く、その欲情し切った女を味わうのが男の興奮を更に高めてくれることを熟知していた。
ワレメの肉壺に亀頭をあてがうと微熱を帯び、蠢きながら躍動と変形を繰り返し
亀頭の先端に巧みに湧き出す愛液を塗りたくり、大人の指程度だった壺穴がまるで一個の生き物のように
亀頭に合わせ開ききって食虫植物のごとく獲物を一飲みに飲み込んでいった。
亀頭をあてがった時の、肺の中の空気を静かに吐き出す吐息にも似た喘ぎが
挿し込まれ始めると全身を律動させ、はっきりと昇りつめる女性のそれに変わっていった。
首筋の神経や血管を浮き立たせ、悲痛を全身に現し深い喘ぎとも悶えとも取れる声を発しながら
男の体重を全力で撥ね退けようとでもするようにのけぞった。
男性の、巧みなリードで昇りつめた弥生は男性と肌をひとつにしたく喘ぎながらも改めて生を望み、
途中でゴムを外させ 膣を突き破るかのごとく奥を要求し、最高潮に達すると
「抜かないで、お願い・・このまま・・」
歓喜に打ち震え、こう連発した。
その夜は、弥生が疲れ切って男を開放するまで、弥生の狂おしい要求に応じてくれ 幾度となく肌を重ねた。
弥生は男の虜になった。
すっかり化粧も変わり、見違えるように色っぽくなた弥生を見て女上司は一言こういった。
「男の話は覚えてる? まだ続きを言ってなかったわね」
「女って貪欲、刺激の強い男が現れ関係を持ってしまうと、後には決して戻れないのよ」
ズバリだった。戻りたくても、もう恭介の性技では一時も昇りつめることができなくなっていた。
女上司は弥生の相談を受けたときから、性欲が強い女で「したい」疼きを上手に誘えば浮気に走ってくれると踏んでいて
どちらかと言えば真面目で、これまでに体験した男の中で唯一責任を取ってくれた恭介の妻を
自分と同じように堕としいれてやりたいと、手ぐすね引いて待っていて、まんまと・・・。
ホテルの部屋に、清掃員に頼み仕掛けておいた録画を観ながら、弥生を堕とした男との情事を幾度も見返し
今宵も同じことを男に要求し楽しんでいた。
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