知佳の美貌録「高校生たちに部屋を貸して」 火種
自分の子供と同じような年端の男の子
しかし、この年頃になると男の、いわゆる生理も始まる。
夢精だ。
相手が家族だけならずぼらで済ます好子だが、預かってる下宿生に、だからといってそうはいかない
掃除・洗濯・ご飯炊き、これを毎日毎日こなすことになった
ことに洗濯は洗濯機をまだ持っていなかったから手洗いしか方法はなく
当然、男の子が汚し、押し入れなどに隠しておいている寝具や衣類も洗濯することになる
夫や10歳にも満たない我が息子にはない汚れがそこにあった。
最初こそ面倒くさいと言いながらもさっさと済ませていたものが
次第に気になりだし、とうとう気になってどうしようもなくなっていった。
飯場時代もそうであったように、思い立ったら吉日の好子
昼日中、大した用もないのに神社に現れぶらぶらしている、ある男に声をかけようと見張った
色と金の両方手に入れたかった。
好子が相手をする男は決まって医者や弁護士などという高度な知識で着飾った男ではなく
どちらかといえば豪胆でスジ系、女を手玉に取るほど性欲に満ちている方を好んだ
男は元とび職人、稼ぎも多ければ女にも長けていた。
しかもその男の住まいは、好子の家にほど近い「人が滅多に近寄らない」地区にあった。
たまたま神社に来ていた男は、物陰からじっとこちらを見る女を見つけた
それが好子だったが、好子こそ実は 男を咥え込もうと見張っていたのだが・・・
男は面白がって自分の家に好子を招き入れ座敷に通すや否や
白い乳房をグッと摑んで揉み上げ
更にもう一方の手を彼女の太腿に割り込ませていった。
「ゴウカンするつもり」
太腿に割り込ませた手を花唇の方にずらそうとした男に 好子は低いがはっきりした口調で言った
「ちょっと挨拶しただけだ・・・」
男は開き直った。
「お茶でもっていうから、ちょっとだけならと思って来てやったんじゃない」
「旦那に言いつけるとでも」
「いきなり変なこと。それを謝るんならお茶ぐらい」
乱れた服を直そうとすると
「さすがだな、男に裸にひん剥かれたいくせに、取引でもしようってのか」
男はここまで言うと後ろから抱きつき強引に花唇に指を滑り込ませた。
「うっ・・・ダメ・・・ちゃんと約束してから。あぁ~ やめて」
好子の声が弱々しく鼻に抜けた。
「何を今更、そんなこと言ったってココはもうグショグショじゃないか・・・」
「クリだってもうこんなに・・・あそこで俺が来るのを待ってたんだろう」
男が花唇をまさぐると好子は腰を振って身悶えた。
頬に紅が射し、右手は乳房を鷲掴みした手に
左手はクリを弄ぶ手首に食い込むほど力を入れ握り返し
どうにも抗えなくなった気持ちを伝えてくる。
男のいきなりの行動は図星だった。
好子のソコはもうぬかるみ状態に突入していた。
こうなるまでの長い間、自分の指で慰めていただろうと男は思った。
とにかく、好子のクリトリスは今まで出会った女よりずっと雄々しく勃って
男の心を惑わした。
おまけに感度が通常よりずっと良いらしく
武骨で節くれだった男の指の腹でも容易に逝かすことができた。
男の指が下着の脇から挿し込まれた瞬間、
好子の口から喘ぎが洩れ、身体がビクンビクンと揺れる。
男は指の間にクリを挟み込み、周りから弧を描くように
ゆっくりと愛撫し始めた。
敏感になりすぎたソコは、最初から直接触れるより
こうしてジワジワ責めていく方が効果的なことを知っていた。
「あっ、あンンン・・・うううっ・・・」
男が命じたわけでもないのに好子は太腿を大きく広げ腰を振り始めた。
どうやら頭で考えてきた欲得より官能の方が勝っていたらしい。
襞の奥から湧き出てくる蜜もおびただしく畳に滴り落ち始めた。
「どうした。儂のことを思って指でやるより男に抱きかかえられてこうやったほうがいい気持ちだろう」
男は薄笑いを浮かべながら皮肉を言った。
「ああっ、もう・・・あン、あン、あああっ・・・」
好子はどんなに男に弄ばれても最後には勝っていた
それが、この男の場合は違った。
どうやっても金はふんだくれそうにない。
そればかりか、もうこんなにされてしまっている。
手慰みに弄んだ好子の乳房も、汗ばむと柔らかくなり
かわりに乳輪が黒ずみ乳首がピンと尖りはじめていた。
男は思わずそれを口で含み強く吸い、舌の先で突っついてみた
すると好子は男を慌てさせるほど大きなよがり声を上げ、大きくのけぞった。
ツンと尖った乳首を吸いながら、好子の下腹部に指を這わせ
襞の間に挿し入れてみた。
襞はまるで生き物のようにキュッと締め付けてきた。
「なんだ、もう逝ってるのか。スジの集金人かと間違うほどの啖呵切っておきながら」
男はからかうように襞に埋めた指をさらに奥深く挿し込み、グリグリと人妻にとって堪えがたい場所を掻き回してやった。
「あっ、あうううっ・・・ぐっ、うう・・・」
人妻好子は呻きに近い声を洩らしながら肢体をくねらせ 苦悩にのけぞり瞬時の快楽を貪る
その都度、指がどうにかなりそうなほどワレメの奥の襞を使って男の気持ちごと締め付けにかかる。
「したたかなやつだ、これほど責められ、それでもまだ懲りずに誑かしやがる」
己から懇願し受け入れないうちに、女の中に限界だからと言って放出してなるものか
落とし合いは今始まったばかりだ、落とすまで決してただでは帰すまいと男は思った。
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