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田舎なればこそ 一見平穏な一家の、見た目と実際のギャップ

妻41歳なのに息子21歳とくれば

必然的に考えられるのが

亭主となる男が男性として芽生える前に孕んだと思われること。

つまり、生まれ持っての発展家で

学生時代から相当の遊び好き?

その長男の顔立ちは

大人しめの祖父や父の面影が

長男には全く見当たらず

逆に殺された、仲裁に入った男には目鼻立ちなど似通った点があること。

長女が7歳だから、子供についても誰の子? と言いたくなる。

長男と長女の年齢差は14歳

とても計画出産とは考えられず

最初の子供は興味を抱いた歳にできちゃった

次の子供は、遊び過ぎて孕んだことに気が付かずと

誰でも気が付くはず。

知っているのは当人だけ。

近所でも評判のアホと書かれた犯人像は

マフラーを外した派手な車を乗り回しと書かれているが、

たかだか軽四 チンケな遊びに過ぎない。

つまり、気が弱すぎた亭主に

負けず嫌いで男関係が派手すぎた女房の構図

常日頃から男に言い寄られると断りきれない弱さを持っていて

それを問い詰められ喧嘩になったとき

よりによって一番疑われている男を疑われている当人が呼び寄せる。

なんとも言いようのないほど、知恵が回りかね、男にだらしない妻だったんでしょう。

こんなくだらない女のため

一生を棒に振って

150メートルもある橋脚から飛び降りは相当な度胸

首を切断された母親は

真面目だが自閉症気味の息子を

常日頃邪険に扱い

嫁を庇いすぎたんじゃないでしょうか?

とかく知恵が回らない農村部の人々

跡取りを設けるため

息子は知恵遅れと知っていて、適当な女とくっつけたのが、そもそもの間違い。

自閉症では夫としても、男としても役に立ちません。

ろくに稼ぎもしないし、何を言ってもまともな返事が返ってこない。

家計は財産を食いつぶし、繋ぎ止めるのが精いっぱい

それが余計に、他の男に走る原因になったんでしょうね。

みなさん、気を付けてくださいね。

そう

丁度この年齢層こそ

男狂いの頂点を迎える。

そんな時期なんです。

一緒に住む母親こそ、かつてその時期があったわけですから

やんわり忠告なりすべきだったんじゃないかと思います。

熟年女性を寝取るのはとても簡単

問題は、寝取ったあと面倒を何処までみれるかです。

このような事件に発展しないよう

欲しくなったら素人人妻などに手を出さないで、お金で解決できるデリなりソープなりで済ませておきましょう。

テーマ : 元ヤン知佳のイケイケ介護日記
ジャンル : アダルト

知佳の美貌録「ボイラー技士召喚」 地下室の彼の元へ

知佳の美貌録「ボイラー技士召喚」

高原ホテルは元々低温度ながら温泉がわき出ていたと聴いていた。

それが、久美が赴任してからというもの入浴はもとより

シャワーすらも使えない状態になっていた。

新設当初、ボタンを押せばボイラーが立ち上がりお湯が沸いた。

ところが、あまりに高地にあるホテルなものだから町や市の水道は引かれておらず、

自前で井戸を掘り、地下水をくみ上げて飲料水にしていた。

火山帯にある地下水は、当然硬水だった。

時がたつにつれて火山帯の鉱物が水道管に付着し、破損させ、

ボイラーはついに使えなくなった。

間に合わせのボーリングで地下水をくみ上げていて

当然高温水は噴き出して来ない。

必要な温水は家庭用の給湯機で沸かす程度が関の山の状態になっていた。

ホテルとしての対面は、当然保たれていなかった。

不衛生極まると、何度も警告を受けながら

遊興費欲しさに経営者はこれを無視し続けた。

破産管財人として久美が赴任し、

ホテルを運営する上で欠かすことのできない施設管理者を、

自身の責任において召喚した。

召喚したというのも

元居たボイラーマン

支配人がおばさん相手に不倫騒動を巻き起こした折に

批判的な態度を取ったがゆえに煙たく感じ、難癖をつけて解雇した経緯がある人だった。

「ボイラーはボタンひとつで勝手に湯が沸く」と、

経営者が金を惜しんでとってつけたような言い訳をした。

それに相乗りして首を切った経緯があった。

本来なら経営者の上に立つはずの町議

ホテル運営上、施設管理者は必須のはず。

それを軽んじられた。

彼にも意地があった。

そのことについてこのボイラーマン

素直に首を縦に振らなかった。

町議として、一刻も早くホテルに破産宣告を突き付け、倒産させる側に回ってしまっていたからである。

だが、このボイラーマンにも弱みがあった。

町議員ながら収入源を持たなかったことにある。

議員活動のため、頻繁に職場を離れ活動する必要がある。

つまり、時間から時間、職務に縛られていては議員活動ができなかったのである。

活動費はおろか、生活費にも事欠いていた。

その点ボイラーマンは、点検さえしっかりしていれば自動で動く。

「ちゃんと管理してくれたら、余った時間は好きに使っていいわよ。技師としての特別給も払います」

「一介の経理にそんなこと言われても・・・支配人や社長がうんと言わないだろう?」

「わたしが決めたことには、全員従ってもらいます。嫌ならここを辞めて出ていくだけです。第一、お風呂やシャワーが使えないホテルなんて、どこか他にありますか?」 

その一言で決まった。

ホテルを運営する地盤を有する町議ともなれば

抵当権は既に銀行を離れ、実質町が負担せざるをえないことは知っていた。

この状態で実質何処が管理しているか、熟知していた。彼女を裏から手を廻し招いたのも町議だったからである。

既に倒産後、この場所に建てるホテルの青図面も出来上がっていた。

優秀な事務局員が常駐さえしてくれれば実行できる段階にまで話は進んでいた。

その議題に、一番熱心だったのが、実をいうとこのボイラーマンである篠原自身だったのである。

運命の出会い

その日から、久美の地下室通いが始まった。

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tag : ボイラーマン町議地下室通い

知佳の美貌録「支配人の送迎」

知佳の美貌録「支配人の送迎

 客も寄り付かない廃屋寸前のホテル

そんなホテルでも倒産させるための書類整理は山ほどあった。

アルバイトの身でありながら

連日泊まり込みで書類整理に明け暮れた。

極秘書類を扱うからには一般事務職が使う部屋では支障をきたす。

書類整理の場所は、経営者でさえ許可なく立ち入ることのできない支配人室と決まっていた。

最初の経営者である豪農が芸者に入れあげた借金に

次に経営者となった会社のディーラーの裏帳簿

それら使途不明金を割り出すことが使命だった。

徹夜で書類整理に当たり

夜が白々と明けるころ、支配人の車で自宅に送り届けてもらうのが日課になっていた。

ホテルの従業員の中にも

あのおばさんのように

このような状態を久美と支配人が良い仲になっている勘違いするものまで現れが、

実際には、支配人室の中は

まるでゴミ箱をひっくり返したような紙屑の山ができ、

その中から必要な領収やレシートを拾い集め帳簿に記載し

収支決算を、負債10億円とみて、黒字3億円から逆転させ、それに合わせるという

気の遠くなるような作業が、会計事務所の指示の元、経営者には知られないよう繰り返されていたのである。

能天気な町議会・経営者対貸し倒れの銀行・弁護士・会計事務所の代理戦争に

久美が駆り出され、支配人室に詰めていた。

だからアルバイトはもとより、支配人、従業員の給料ですら久美の意のままに操っていたのである。



未だ明けやらぬ高原を下り降りる車のライトの向こうは、一寸先も見えないほどの濃霧に包まれていた。

どこをどのように走り、何処に向かっているのかすらわからないほどに霞んでいた。

疲れと眠気で、意識を失いそうになりながら

ともかく車は久美の自宅に向かった。

自宅がやっと見えるほどの場所に来ると、久美は車から降り、車は再び高原に引き返していった。

泥のように疲れた身体を引きずりながら玄関ドアを開けた、その目の前に、

食べ終わった食器がテーブルや床に転がり

洗濯物が山のようになっている。

酒と煙草の臭いのしみついて、未だ煙草の煙が漂っているよう見も見える自宅

疲れた身体に鞭打って

夫や子供たちのため、懸命に掃除や洗濯、食事の用意を始めた。

その脇では、浴びるほど飲んで、明け方になって寝入ったであろう夫が、大鼾をかいて作業服のまま寝床で寝ていた。


最近ではこう言った家庭は珍しくない。

夫婦共働きで、一家の主婦がどんなに休みなく懸命に稼いでも

男という生き物は平然と呑みに出て外食をする。

幼い子供が家に残されていても

彼らに食事を与えることなど、まずしない。

用意してある食事も、我先に食べ、浴びるほど酒を飲んで寝るだけ。

掃除や洗濯、食器の後片付けまで疲れて帰ってきた主婦の仕事。


久美も徹夜で帰り着くと

急いで朝食と夕食の用意をし、洗濯と掃除を済ませ

再び高原ホテル行きのバスの乗るのが日課だった。

懸命に働く久美のことを

夫は実家に出向き、散々悪口を言った。

懸命に働いて稼いだお金を持ち出し

外で遊んでいると吹聴し

家に残してきた子供たちのことも考えず

実家で食事も風呂までも済ませ

浴びるほどお酒を飲んで運転して帰ってくる。

自宅でもお酒は3日に一升の割合で買いおいており、煙草代も毎日2箱分は渡している。

それでも、それが足りないと、こんなことを繰り返していた。

高原ホテルで寝る暇も惜しんで働きづめに働いて

支配人に送ってもらって帰ってくる。

それを、男と遊びまわっていると感じていたようだった。

幼い頃からひきこもりで不登校を繰り返し

以前に勤めていた会社もそれで辞めているにもかかわらず

家計で必要なお金は、すべて自分が稼いでいると勘違いする夫。

所詮、行き場を失って実家に拾われた雇われの身

酒代も食事代も給料天引きになっていることなど

この男は、思考の片隅にもとどめ置けないほど、情けないことに知能が足りなかった。

子供は行き場を失い、一家は崩壊寸前になっていた。

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tag : 支配人の送迎久美と支配人が良い仲になっている

知佳の美貌録「アルバイト学生への配慮」 久美の独断で特別給を払う

知佳の美貌録「アルバイト学生への配慮」

夏休みなど大型連休になると、ホテルにもそれなりの客が泊まってくれた。

倒産直前のホテルでは

正規の従業員を抱え込む余裕などない。

その足らずまいを学生アルバイトで賄った。

アルバイトが一番活躍してくれる職場

それがホテルのレストラン

出す料理は決まっている。

ジンギスカン

食べ放題が功を奏して時間になると、毎度満席状態になった。

本来事務員であるはずの久美は

この時間帯はレストランの総支配人に早変わり

テキパキと学生に向かって指示を飛ばした。

古参のおばさんも、いるにはいたが、

融通が利かなくてまるで役に立たない。

その点、市内の有名高校からアルバイトに来てくれている女学生は役に立った。

満席のレストラン内で、食べ終えた客の席を素早く片付け、

並んで待っている次の客の案内を率先して行う。

追加注文に対する応答も、実にうまかった。

久美は、この学生に向かって特別給を払った。

古参も含め、アルバイト・従業員を全て整列させ

その前でこの学生の時給を発表した。

「働きの悪い人に支払うお金はない。働きの良い人には、それなりに時給を払います」

この時の彼女への時給は、募集要項では750円だったものが千円を超え、最終的には1200円になった。

古参のおばさんより遥かに高かった。

「不平・不満がある人は辞めてもらっても構いません。働いてくれる人には、それなりに払います」

キッパリと言い切った。

一日のほとんどを

寝る暇もなく働いてくれる久美に

総支配人でさえ口を出せないようになっていた。

学生たちは、目の色を変えて働きだした。

期待していた女学生は期待に応えて学生のまとめ役まで買って出てくれた。

だが、大学進学があるからだろう

次の年には来てくれなかった。

「こんなオンボロホテルより、大学進学の方がよっぽど大切よね・・・」

諦めるしかなかった。


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tag : 学生アルバイト時給

射精感が募る彼に付きまとう彼女が行き着いた先は

相手の立場を考えず

頻繁に送りつけるメール

鳴らす電話

仕事場や自宅近くをうろつく

最初の関係からして強引に押し倒され

欲情と怒りに任せて行われた。

どんな時でも防備なしで

ひたすらその場限りの快楽にふけった。

一度女の味を知ると、彼は頻繁に佳子を求めた

佳子にとって夢のような性活が続いた。

生ならではの射精感

危険とわかるからこその、突き抜けるような刺激

仕事はもちろん、会議さえも無視して逢瀬を繰り返した。

それほど彼は性欲旺盛だった。

佳子はまともな生活をしてこなかった

体調不良を絵に描いたような生活を繰り返してきた。

だから野放図な行為を繰り返しても妊娠しなかった。

まさにセックスをするときは都合の良い女

射精が終われば煩わしい女

それを、会社から幾度も警告を受けながら、それでも繰り返した。

佳子いわく

相手を別れさせ、一緒に暮すつもりと

その間にも、出会い系は時々使った。

彼が抱いてくれなくなり、淋しくなると出会い系

とにかく熱い状態を維持することに努めた。

そして妊娠発覚

その時になって久美に泣きついてきた。

彼女の言い分は、もちろん彼の子供

だが、久美にしてみれば、それは眉唾だと思った。

入れ代わり立ち代わり、男を生で迎え入れていて

相手を特定できるはずがない

男に責任を擦り付けることも

金を搾り取ることも無理だと思った。

久美が採った手段は旦那の子として認めさせ堕胎

酔った勢いでと言われ

旦那は半ば不倫を疑いながらも確証がつかめず、しぶしぶサイン

当然のことながら、彼は自身の子と認めず

援助を一切しないまま縁を切られた。

ひとつは奥さんのとの関係を元に戻したいため

もうひとつは議員としての立場

かなり前に、佳子の妊娠を、それとなく知った奥さんからの提案が

パイプカット

彼は立場を守るため

それを飲んだ。

やりきれない気持ちになった旦那は

糖尿であるにもかかわらず

浴びるように酒を飲み

軽い梗塞を引き起こし職場を解雇された。

時を同じくし、佳子も人員削減で解雇された。

この状況に○○党員が割って入った。

生活保護受給者だった佳子の母が手引きしていた。

旦那は家を出て、籍は夫婦のまま生活破綻者として別居となり生活保護

佳子はアルバイトを転々としながら食いつないでいる。

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tag : 妊娠発覚堕胎解雇生活破綻者生活保護アルバイト

素行調査

なぜこんな人が・・・

その疑問を解くため、教えてくれた情報をもとに素行調査した。

本人が言うように、彼は自営で漁船を持って漁師をしていた。

跡取りとして実家に住み、きれいな奥さんも子供もいる。

特に子供は成績が良く、倶楽部のキャプテンをしていた。

隠していたことがふたつあった。

ひとつは議員をしていること

もうひとつは、過去に多くの女性問題を抱えていることだった。

180cmを超える長身と甘いマスク、そして議員

裕福な家柄だったが、

唯一不満があるとすれば性処理

水商売にしろ、近所の素人さんにしろ

手を出しきっていて問題も山済みだったため、奥さんに睨みが怖くて出会うことすら困難だったと見える。

彼女を選んでくれたのは、見た目にも奥さんが勘ぐらない容姿だからだった。

過去の女性たちは、奥さんが瞬時に気づき、嫉妬するほどきれいどころ揃いだった。

それらのほとんどの女性を、将来面倒を見ると約束し、孕ませてしまっていた。

約束は当然反故にされた。

奥さんも、それほどに綺麗で頭が切れ、できた人だった。

このまま付き合えば、当然彼女も同じ運命になる。

久美は窘めたが、佳子は聞く耳を持たなかった。

出会った最初の日、思いもかけずキワドイ状況に持ち込めたことが、彼女としては自信に繋がった。

だがそれは、相手の男にとっても絶対逃げない女という確証を掴むことにもなった。

営業に出かけるたび、ひとつ、またひとつと確実に衣を剥ぎ取られていった。

もうそこ頃になると、彼を迎え入れたくて、暇さえあれば彼の実家の周囲に張り付いた。

彼が右に行けば右に、左に行けば左にと、後をつけ回した。

奥さんとも何度か顔を合わせたりもしたという。

「怪しまれないようにしないと、見つかったら大変よ」

久美が忠告すると、

「大丈夫、あたしが相手だと思ってないみたいだから」

「それって、傷つけたとしても保障の心配ないと思ってるんじゃない?」

「彼が好きだと言ってくれてるから、それでいいじゃない。第一、処理してあげないなんてかわいそうよ」

「ただ単に性欲処理の道具じゃない」

一向に頓着する風はなかった。

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tag : 議員過去に多くの女性問題性欲処理の道具

まるで自分を見ているような

施設長に、事あるごとにこう言われる。

「男のことばかり考えてないで、ちゃんと前を向いて仕事しなさい」

お昼ご飯を食べに、ある店に立ち寄った。

テーブルについた瞬間、隣の席の、

まだ食べ終えてはいても席を完全に立っていないお客様の

テーブルを女の子が片付けはじめ

手元が狂って食べ残しをお客様に衣服に・・・

「あっ、ごめんなさい」

言うが早いか、汚してしまったお客様の衣服の始末もせず、レジに走っていた。

汚してしまった衣服をきれいにしてあげるより

集金が先になってしまっていた。

わたしのあとに入ってきた親子連れが、丁度隣の席に腰掛けた。

わたしの注文を受けた彼女は奥に引っ込むと

厨房と二言三言言葉を交わした。

「豚汁はどうなった?」

「ああ・・ あれ、注文ミスです。払いますからツケといてください」

お客の服を汚した後、入ってきたのはわたしだけだったから、

豚汁の間違いはわたしの注文のことだったと思うが、

わたしは一言も豚汁という言葉を発していない。

先の、お客様の服を汚した直後のこと。

その間、わずか数分

そして、わたしが食べ始めた直後、

隣の親子連れに配膳、

荒々しく盆を置いたため、汁が飛び散り、母親のスカートを汚してしまった。

女の子は、急いでこぼし減ってしまった盆を持って引き換えし、汁の量を、ポットのお湯で水増しし

再び配膳しようとしていた。

母親の服が汚れてしまったことに気づいた男の子、

「いまの、汚されたんじゃない?大丈夫?」 母親に聞く

「大丈夫、たいしたことなかったから」と 母親

男の子は店員の、あまりに素っ気ない対応に腹が立ったのか

多少声を荒げていた。

これには店員の女の子も、さすがにバツが悪かったのか

再び盆を持ってテーブルに来ると

「すみません。大丈夫でしたか?」と、一応言葉では謝ったが・・・

でも、盆の置き方は失敗した時と同様、まるで放り投げるような置き方だった。

汁は再び盆の中にこぼれた。

わたしは食べ終え、まじまじと彼女を見た。

その顔は怒りもせず

さりとて落胆もせず

血の気は失せ

まるで遥か彼方に意識と視線が飛んでしまっているかのようだった。

男に足蹴にされた時の女

あの独特の顔つきと行動

言いようのない気持ちが、そこに現れていたような気がした。

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tag : 男に足蹴にされた時の女遥か彼方に意識と視線が飛んでしまっている

送られてきたイケメン写真

男から男へと渡り歩く佳子に転機が訪れたのは年末のある日だった。

いつもの通り、勤務中に空き間を使って出会い系にコンタクトをとっていた時

突然、自撮りのイケメン画像が送られてきた。

出会い系を使うと

実際とは違う画像を送り付けるヤツがいる。

だが、この画像だけは本物だと分かった。

こちらから再度送付要求を出すと、

場所をほんの少し移動した所から、直ぐに送り返してきてくれた。

佳子自身、したくて困っていた時期。 決まりだった。

コンタクトが取れた場所が、そのイケメンと出会うにはちょうど都合の良い位置関係にあった。

そう、男の住所が、今佳子が配送車で走っている、ほんの近くだった。

佳子は、それが仕事時間で、次の店舗の店長と約束があることなどすっかり忘れ、

夢中で車を男が指定してきた場所に向けた。

男はすぐに見つかった。

送られてきた写真とそのものの笑顔が、海岸線のある場所で待ち受けてくれていた。

一目で夢中になった佳子は、きわどいところまで許して次の約束を取り付け、

仕事に復帰した。

久しぶりに男の手を迎え入れ、触らせてもらえたことへの満足感。

キュンキュンした。

約束していた店長から罵倒されたが、

何故か平身低頭、素直に謝ることが出来た。

頭の中は、その男のことでいっぱいになった。

矢継ぎ早に男からの質問が携帯に向かって飛ぶ、

出会うまではもちろん、

出会った後は、それが運転中だろうと

懸命にメールを送ったし、送られてきたメールに返信した。

半分前を見、残り半分は携帯画面をにらみ返信を繰り返し、ながら運転した。

後続車に煽られ始め、仕方なく通行量が少ない、遠回りと知りながら脇道を選んで走った。

ほんの少しでも側道に余裕があると車を止め、

電話に切り替え、心にしみる声を聴いた。

メールや電話交換しながらも

誘いの言葉を待った

待ち遠しくて仕方なかった。

待ち受け画面はもちろん彼の顔に交換し、

四六時中、その時を待った。

それがたとえ仕事が終わり、自宅にいたとしても、

すぐに駆け付けられるよう準備は整えておけるほどのめり込んでいった。

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tag : イケメン画像ながら運転誘いの言葉を待った待ち受け画面彼の顔

ガチん娘配信停止で思い出してください。

同僚に睡眠剤を飲ませ、死に至らしめた准看護士(正看護師とは師の部分が違う)の裁判がありましたね。

そう、根本の思考が師匠の「師」か、作業員の「士」かの違い。

今日の話題はそれに準じて書きます。

実のところ、「元ヤン知佳」たちもこの問題で行き詰っています。

世情が思わしくなくなると、訪問介護にしても入居者さんにしても

知佳たちがお相手しなくてもよかった階層の方たちが対象となり得るのです。

何から何まで生きてきた環境が違うと、入り込めない部分が、どうしても出てきます。

例えば訪問介護

知佳たちのような

言ってみれば職にあぶれるとAV出演してしまうような(実際後輩がやってたのを観た)階層では

中流と言われるような家庭で育った方々のご自宅に出入りするのを

相手の方は非常に汚らしい油断ならないと初手から警戒され、嫌われます。

人間なんて、所詮大切な幼少期に十分な愛と教育を施されていなかったら、

後々どんなに教育しようとしても、拭い去ることのできない部分が・・・

忠告されればされるほど、蓮っ葉になります

そんな私たちに、

長い間、一家を支えるためにきれいに保っていた台所に、足を踏み入れてほしくないと、

正面切って言われることさえあります。

法で定められているし、拒否すれば不利になるから仕方なく応対されますが、

ほんのわずかな仕草の間違いでも、時に険悪な雰囲気に発展するんですよね。

お金が有り余るほどあるから、無料ボランティアのようにして介護に当たられる方々が主力の北欧と違い、

お金も職もないから仕方なく介護に就く知佳たちは、

今だから言うけど、

やはり、どちらかというとガチん娘が似合うし、肌に合っているかもしれません。

今月8日を最後に配信停止になった、あの番組は、

知佳たちのような思考の持ち主が、安易に稼ぐ手段として逆に利用しようと存在していたからこそ

成り立ったんだと思います。

楽に稼げること、簡単に有名人になれることで好まれ、我も我もと、

巷に溢れはじめ、慌てて法の網をかけたと考えられています。

法が改正され、

頭脳明晰な外国人労働者が知佳たちにとって代わろうとしているいま、

確実にかつての介護職に従事した人員は必要とされなくなる世が来るでしょう。

知佳が描く物語に出てくる、秘密の部屋で働く以外方法はないようになるかもしれません。

それはもはや国家の体をなさず

階層ごとの棲み分け、時代は私達に対し「あいりんに向かって」突入せよと言い始めたんだと

理解するしかないように思いました。

それならそれで、受け入れるしかないかとも。

知佳の美貌録「見送り」 お金さえ受け取れば用がないと言い放つ従業員

知佳の美貌録「見送り

行楽シーズンになると高原ゆえに、それなりにホテルも賑わった。

おもてなしで出される料理と言えば

調理人がひとりしかいないためジンギスカンと決まっていた。

唯一のとりえは食べ放題だったことぐらい

翌朝になって、お客様がご出立の時

本来ならお見送りをすべき従業員は

全員テレビ中継で流れている野球観戦に、お客様を放置し見入って知らん顔

あの古参のおばさんに声を掛けたら

「もう支払いは終わったんでしょう?」とのこと

お金さえ受け取れば

二度と来ることのない客に、なんで見送りなんか、

それが支配人を除く従業員全員の意見だった。

仕方なく、駐車場に出て見送る。

代表者の方に「女将さんですか?」と聞かれ

「いえ、パートの事務員です」と応える。

「こんなホテルにお越しいただいて、本当にありがとうございました。なんのおもてなしもできず、恐縮です」

「いえいえ、ジンギスカンの食べ放題。みんな喜んでいましたよ」

唯一の誉め言葉に、少しホッとした。

バスが見えなくなるまでひとりで手を振って見送った。

テーマ : 女衒の家に生まれ・・・ 高原ホテル
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tag : 見送り支払いは終わったお客様を放置野球観戦

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プロフィール

知佳

Author:知佳

管理者の知佳です。
元ヤンです、介護士をしながら実話「高原ホテル」をメインにした短編小説を書いています。
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