この頃はわざわざ都会を離れ田舎の
廃屋を買い
DIYして楽しむ人が増えているようですが、それはあくまでも生活基盤がしっかりしている人だからこそ出来るのであって働くところも貯金もない人にとってここに何もない状態で棲めというのはとてもつらいことなのです。 こういったところから這い上がるのは至難の業な半面堕落するのはとても簡単です。 何事につけ人のせいにして豪遊すれば事足りるからです。
千里さんがこういったところに棲まなきゃならなくなって良かったのは彼女に目星をつけていた男どもが気軽に出入りしやすくなった、自宅から何かを持ち出し貢ぎやすくなった点じゃないでしょうか。 布団から何から一切合切無くなったわけですから、しかも無一文に近いわけですからお恵みが無ければとても生きてはいけません。
その反面都合が悪いのはどうしても躰を求められる点ではなかったでしょうか。 親切心で持ってきてくれたとは言うものの心変わりされたりすれば売買と取られても仕方ありません。
千里さんはだから誰かとふたりっきりになることを極力避けました。 どうしてもというときには昼間に表の戸を開け放した状態で話しをしました。
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テーマ : 官能小説・エロノベル
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