シチリアの熱い風 第10話“アリヴェデルチ・イタリア” Shyrock作
彼のモノを見ているうちに、つい淫らな想像してしまって顔がカーッと熱くなった。 ジョルジョよりも色が濃くて、弓なりに反り返っている俊介のモノ。 私はそれが無性にいとおしくなって、両手で掴んで口に含んだ。 含んでいるうちに愛しさが募って、私にかなり強引な行動をとらせた。 私はいきなりキューッと吸い上げた。 (チュルチュルチュル~!) 「うわ~!そんなあ~!」 俊介が驚きのあまり大声をあげた。 俊介はこんな吸われ方をするのは初めてなのだろう。 私だって初めてだ。 私は久しぶりの再会を懐かしむように、俊介のペニスをしごき、舐め廻し、くびれた部分や 小さな先っぽの穴にまで舌先でくすぐってやった。 「うわわわ~!イヴ、すごい!強烈だっ!ね、ねぇ、そいつにもこんなことしてやったの?」 「してないわ。俊介だけよ、本当に」 俊介が私に入ってきた。 一頃の俊介よりも今日はペースが速い。 それだけ気持ちが昂ぶっている証拠であろうか。 硬いモノがおなかを激しくえぐる・・・。 いつもの俊介のペースじゃない。 つながっている部分がグチョグチョと音を立てるほど激しく俊介は私を突き上げた。 「イヴの中から、そいつの跡を全部消してしまいたい・・・」
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シチリアの熱い風 第9話“懐かしい感触” Shyrock作
俊介はそんな風に軽く流してくれた。 (どうして怒らないの?嫉妬してくれないの?私への心遣いで我慢しているの?) 激しく罵られることを覚悟していた私は、あまりの歯応えの無さに拍子抜けしてしまった。 その夜の俊介はすごかった。 風呂から上がった私に、待ちかねたように激しく抱きしめて、そのままベッドに押し倒した。 そして身体中にキスの雨。 「ああん!まだ髪も乾かしていないのに~」 「イヴ!君が欲しいんだ!今すぐに欲しいんだ」 「いやん!そんなに乱暴にしないで~」 俊介は乳房を揉み始めたが、おだやかに攻めてきたあの頃とは全く違う。 すごく激しいのだ。 「痛い!そんなに強く揉んじゃいや!もっと優しくして・・・」 俊介は早々と私の両足を開かせて、顔を近づけてきた。 「ねえ、イヴ、ここをどんな風にされたの?」 俊介は私の返事を待たずに、クリトリスの包皮を指で剥き出しにした。 「あぁん・・・いやぁ・・・」 「ねえ、ここをこんな具合にいじられたの?」 覆うものを失ったクリトリスを、俊介は指でクリュンクリュンと円を描き始めた。 「あ、そこ、だめ、そこ、だめ、感じちゃう!いやん!」 「それともこんな風に舐められたのか?」
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シチリアの熱い風 第8話“復活祭” Shyrock作
「クレモナのパスクァって知ってる?キリスト教の復活祭のことなんだけど」 「ええ、知ってるわ。でも確か4月20日頃じゃなかった?今はもう9月よ」 「うん、そのとおり。復活祭は4月19日、20日のヨーロッパ全土で行われるキリスト教の祭りなんだ。キリストが十字架に処刑され、埋葬された後、復活して甦ったとされる記念日なんだ。その日に親しい人に贈るのが、UOVA DI PASCUA・・・つまりパスクァの卵なんだ」 俊介はキリストの復活祭のことを説明し始めたが、私たちとどういう関係があるのだろうか。 チョコレートはとても大きくて、高さが60cmほどある。 俊介は説明を中断して、バッグから木のハンマーを取り出した。 「イヴ、このハンマーでチョコレートを割ってごらん」 「え?チョコレートを割るの?」 私は彼のいうままに、ハンマーを持ちチョコレートを割った。 卵形のチョコレートの中央には予め、割れ目が入っていたようで、いとも簡単に二つに割れてしまった。 そしてその中から透明の小さな箱が出てきた。 「その箱を開けてごらん」 私は小箱を手に取り、そっと開けてみた。 「えぇっ!なあに~!?これってダイアモンドの指輪じゃないの!?」
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シチリアの熱い風 第7話“卵形のチョコレート” Shyrock作
久しぶりに会うというのに、すっぴんのままなんて・・・ (少し早めに連絡をくれればいいのに) 私は大きく息を吸って、玄関ドアをノブを握った。 胸の鼓動が自分でも分かるほど、激しく脈を打ってる。 ドアを開けると、そこには懐かしい顔があった。 少し日に焼けたようだが、笑顔はあの時のままだ。 手にはラッピングをした大きな包みを持って立っている。 「イヴ、元気かい?マジで心配してたよ。ひとことぐらい言ってくれても良かったのに」 「そんなぁ~・・・。別れた人に行き先を言って旅立つ人なんていないわ~。でも嬉しいわ。よく来てくれたわね」 「イヴ・・・」 「なに?」 「相変わらずきれいだね」 「もう!急に来るから、化粧をする暇がなかったじゃないの~。ちょっと早めに電話をくれたらいいのに~」 「あぁ、そうだったね。ごめんね。でも・・・」 「でも?でもなあに?」 「君は化粧をしなくても充分に美しいよ」 「う、もう!口だけは上手いんだからぁ~」 「いや、お世辞じゃないよ」 「そうなんだ。嬉しい・・・」 「あの」 「なに?」 「あの、部屋に入れてくれない?立ち話もなんだし」 「あっ!ごめん!気が利かなくて。どうぞ、入って」
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シチリアの熱い風 第6話“予期せぬ訪問者” Shyrock作
「早乙女イヴサンデスネ?オキャク様ガコラレテマス。電話変ワリマス」 (お客様?一体誰だろう?イタリアに知り合いなんかいるはずがない。ジョルジョ??おかしいなあ・・・彼なら部屋に直接来るはずだし・・・) 私は訝しげに思いながら受話器を取ったそのとき、耳を疑う声が飛び込んできた。 「イヴっ!?」 「う、うそ!・・・俊介!?」 まさか・・・ 車野俊介なら日本にいるはずだ。 イタリアに来たなんて信じられない。 彼とは別れたはずだし。 「イヴ、急に海外旅行に行ってしまってずっと帰って来ないから心配してたんだよ~。君の居所を調べるのに苦労をしたよ。でも実家に教えてもらってやっと分かったんだ」 「俊介さん、会社はだいじょうぶなの?あれだけ忙しいと言っていたのに・・・」 「だいじょうぶ!ってか、あんまり大丈夫じゃないんだけどさ。ははは~。実は、年休をまとめて取ってきたんだ~。部長は長期休暇を認めないって言ってハンコを押してくれなかったんだけど、いいんだ、そんなこと。だってオレ、イヴに会いたかったんだから。ははは~」 (バカ・・・俊介のバカ・・・) 私は溢れ出した涙が止まらなかった。
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