長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第26話 Shyrock作
ありさたちは長い参道を歩き拝殿へと向かっていった。
拝殿に近づいた時、ふとありさが球に尋ねた。
ありさ「にゃん、球?どうやって拝むのが正しいのお?」
球「にゃ?う~んと、確かお母さんが『二礼三拍一礼』とか言ってたわ。2回お辞儀をして3回手を叩く。で、最後にもう1回礼をして終わり・・・だと思うよ。ねえ、浩一?」
浩一「へ~?球は良く知ってるね。オレそんな詳しく知らなかったよ」
俊介「いや、今は柏手は2回が一般的になっているみたいだよ」
球「あ、そう言えば、出雲大社に行った時、面白い話を聞いたよ。あそこは縁結びの神様なんだけど、独特の拝み方があってね、『しじゅうご縁がありますように・・・』と賽銭(さいせん)は45円なんだって。二礼四拝手一礼の拝み方で、柏手は『しあわせを願って4つ叩く』のが普通だって聞いたよ」
ありさ「へ~♪じゃあ、私、4回叩こう~っと」
俊介「ん?ありさ、お前、縁を願うってまだ他にも縁が欲しいのか?」
ありさ「違うよお。俊介となが~くなが~く縁があるようにお願いをするんだよお~」
浩一「はっはっは~、俊介、心配なのか?」
俊介「いや、そんなことはないんだけどさぁ」
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第25話 Shyrock作
ありさと球はソファで小休止したあと別荘内を一回り見学することにした。
俊介はコーヒーを飲みながら浩一と談笑に耽っていて彼女たちの後を追いかけなかった。
彼女たちは各部屋に備え付けてある高級そうな調度品や装飾品に興味を示した。
とりわけ直径3メートルはありそうな円形のバスを見たときは、湯の張っていない浴槽に入ったりと大いに盛り上がった。
ありさたちは今回の旅行が2泊3日と短いことがとても残念に思えた。
球「にゅ~、わたしここに長くいたいなあ~」
ありさ「にゃう~ん、そうだね。お泊り期間延ばす?」
球「そうはいかないのよ~。うちの家は結構厳しくて、この3日だけでもどれだけ説得に苦労したことか」
ありさ「そうなんだぁ・・・」
球「その点ありさはいいよね~。1人暮しだし」
ありさ「まあね」
自宅はもちろんのことホテルでも滅多に見かけないような広くて豪華な風呂に見入っていると、浩一が入ってきて部屋割りを告げた。
浩一「え~と、ありさと俊介は南側にある海の見える洋室だよ~。それから球とオレは東側の洋室に決定~」
ありさ「きゃあ~~~!嬉ぴい~♪早速荷物を運んで来よう~!」
球「え~~~?わたしたちの部屋は海が見えないの?な~んだ、つまらない」
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第20話 Shyrock作
『例2・いつも薄暗い場所が多い人はたまには明るい場所で』
ありさ「うんうん、ありさの場合真っ暗でもOKだし灯りの下でも大丈夫。これは問題ないかな?」
『例3・・・下着選びも大きなポイント。たまにはエッチな下着を着けて彼を驚かすのも効果的。一方エッチな下着が多くて彼が見慣れてしまった場合は逆に清純そうな純白の下着を着けてみるのも案外男心をくすぐるもの。』
ありさ「あ、そう言えば俊介って、わたしがTバックを穿いている時より、女子高生みたいな白のコットンパンティを穿いてる時の方が興奮したような気がするなぁ・・・ってことは俊介ってエッチな下着を見慣れてるってことなの?ムカッ!」
ありさは読んでいるうちに夢中になってしまい、目を皿のようにして特集記事に見入った。
やがて記事の最終ページをめくると読者からの投稿記事が掲載されていた。
その中のとある見出しが目に飛び込み、ありさは釘付けになってしまった。
ありさ「えっ・・・なんだって・・・?」
『彼氏の前で公然と浮気をしよう・・・それがクロスラヴ』
ありさ「彼氏の前で浮気ってそんなことできる訳ないじゃん。うふ、でもちょっぴり興味があったりして」
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長編官能小説『クロス・ラヴ』 第17話 Shyrock作
球「ああ~、すごくいい~・・・」
浩一「はぁはぁはぁ~、オレだって・・・はぁはぁはぁ~、最高だよ~・・・」
浩一の身体からは滝のような汗が流れている。
熱気と湿度に包まれての愛の交歓は思った以上に体力を消耗するものだ。
だが激しく燃え立つふたりにはそんな悪コンディションなどものともしなかった。
浩一は野球選手としては比較的華奢であったが身体能力、特に腕力は半端ではなかった。
行為中球の臀部を両腕で支えていたが、ときたま球の身体がふわりと浮き上がることがあった。
球が浮き上がった時、20センチは優にある浩一の大砲が抜けそうになるほど高く持ち上げられ、そして頂上から今度は一気に急降下させた。
球「にゃはぁ~、ああ~、すごいよぅ~、ああっ、すご過ぎるよぅ~、くはぁ~~はぁあ~~!」
この凄まじい攻撃に球は耐え切れず、ついには激しく喘ぎ始めたのだった。
だが浩一の攻撃は一向に休まることがない。
浩一「はぁはぁはぁ~、球、片足をバスタブの縁に乗せてごらん」
球「ふぅふぅふぅ・・・こう?」
球はすでに息が上がっていたが、朦朧としながらも浩一の指示に従って右足をバスタブの縁に乗せた。
浩一は空かさず球の後方に回り込み、背後から抱きしめた。
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長編官能小説『クロス・ラヴ』 第16話 Shyrock作
(クチュクチュクチュ)
球「ああっ・・・」
浩一はスケベ椅子の開口機能を最大限に生かし、愛撫の限りを尽くした。
亀裂に沿って指を前後に往復させる。
球は身体をよじって指を除けようとするが、浩一がそれを許さない。
空いている方の手で球の腰を押さえつけてなおも愛撫を続けた。
腰を固定されてしまった球は堪らず上半身をくねらせ激しく悶えてる。
球「あっ、すごい・・・ああ、感じるぅ・・・あぁん、そこ、いい!すごくいい・・・!」
(グチョグチョグチョ・・グチョグチョグチョ・・)
秘溝は浩一の指で広げられ、桃色の美肉を覗かせていた。
美肉の奥からはおびただしい蜜が溢れだし浩一の指をぐっしょりと濡らした。
球の喘ぎ声と濡れそぼる秘溝に浩一は気を良くし、指の律動は実に滑らかだった。
中指を前方に移動させると秘溝の終点に水晶体があり、浩一はそれを強めに擦った。
球「にゃ~~~!あぁん!そ、そこは!!」
浩一「どうしたの?ここ触ってはいけないの?」
球「逆・・・」
浩一「触って欲しいの?」
球「あん・・あぁ・・そこ、そこがいいのぅ・・・」
球は甘えた声で「もっと」と更なる愛撫をせがむ。
甘い声に誘われるかのように、浩一は秘溝の奥地へと指を滑り込ませた。
球「ああっ!」
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