自分たちの生活を脅かす入谷村に集落の村道入り口を塞がれたような格好となった下薬研 (しもやげん) では家を建てるにしてもそれなりの場所に建てざるを得ませんでした。 入り口を塞ぐようなやり方をするということは攻めてくる可能性もあるからです。
このためまず最初に建てた場所というのが入谷川を分岐点とし下馬見川を遡った最も谷幅が狭くなった地点でした。 これは入谷からの侵入路である村道に関所を設けるためでした。 これに当たったのが加納家です。
次に建てたのが上薬研 (かんやげん) から峠を越したばかりの丘の中腹に見張り小屋を兼ね建てました。 杉山征市さんと須恵乃さんが住まう出城の役目を果たす杉山家です。
そして最後が上馬見川の向こう岸、自分たちの耕作地が一望に見渡せる地に建てたのです。 これが加藤新太さんと真紀さんが住まう本丸ともいえる加藤家です。
うまいことに下薬研 (しもやげん) の持ち土地は細長い三角形の形をしていて偶然とはいえ各々の家がその頂点付近にあったのです。
確かに加納家と杉山家の間には小山があり両家は直接的には見通せません。 がしかし、加藤家からは両家が見通せ、また逆のことも言えました。
何か事変が発生した場合直ちに合図を送ってその場に駆けつけることができたのです。
しかも何事につけ共同作業の形態をとっていましたので天候不順などの自然災害にも強かったのです。
入谷村のように各々が自分勝手に建てるのと違い防衛上実に理想的な建て方と言えますが一方で自分たちの首を自分たちで絞めるような格好にもなりました。
高価な薬草を誰かに盗まれては大変ということでこういった建て方になったんでしょうが、こうなると仲間内の目が怖くて入谷村のように今日は疲れたからほんのちょっと朝を遅くしようだの各々が勝手にお茶の時間を設けるだのということができません。
何か特別なことをやらかそうとすると日が暮れて相手の家が見通せない時間帯を待つか、或いは道ではないところを通って外に出るかしかないのです。
内緒ごとはすべからく家の中で戸を立てて外から見えないようにしながら行わなければならず、従って睦ごとであっても声を潜め行う必要がありました。
ましてや他人様の女房や旦那を入谷村のように誘い出しほんのそこいらの野に潜んでつまみ食いするなどということは出来かねるようになります。
そこで下薬研 (しもやげん) の連中は薬草を売るため山を越え谷を越えて延々はるばる遠くの里まで出かける道中をソレ目的に使おうとしました。
しかもそういった隠し事を行おうとすると下薬研 (しもやげん) 村に近ければ当然薬草採取で山林内をうろつく場合もありますから領内を外れたところで行う必要があります。 従ってこういった折の相手というのは比葡の里近くまで出て行ってそこいらで外部の者と待ち合わせて行わなければならなかったのです。
こうなると下薬研 (しもやげん) 村の、ことに杉山征市さんと加藤新太さんはスキモノであっても旦那や世間の目を気にし表立って行動してくれない女相手ですから難儀この上なく、仕方なく比葡の里まで出た折にあの木賃宿の女将に頭を下げオ〇ンコを貸していただくしかなかったのです。
その点女は薬草を背負った格好で比葡の里に入るものですから比葡の里の漢どももそこはちゃんと心得ていて後を追いかけるなり来るであろう日を計算に入れ途中で待ち伏せるなりして襲いました。
心得てるというのはその種の薬草を女どもはヤリたくなると亭主に内緒で比葡の里に持ち込むからです。
こういったことは悪しき習慣なれど無ければ無いで不自由するのもだから損得勘定度外視で行われたのです。
この当時一家の財布は亭主がほぼ握っていましたから女将にはお願いが叶うなら一度といわず二度三度と挑むことが出来ます。
女将は里の顔役ですので万事丸く収めようとしてくれます。 何度も挑んでもらい、しっかり落とすものを落としてもらえばそこはそれ、薬草だってそれなりに高値で引き取ってもらえるよう薬種問屋に駆け引きをしたんです。
ふたりの漢は荷を背負っていくつもの峠を越え比葡の里に辿り着きますが用が無いはずの宿屋に真っ先にヌイてもらうために入るのです。 一体何しに里まで出かけてきたのかわからないような体たらくになって峠を越え村に帰り着きますが、これはこれで翌日から邪念を捨てて薬草つくりに打ち込めたのです。
その分奥さんたちは何分多くの漢どもが目を光らせ里に下りてくるのを今か今かと待ちわびているものですから姿を見た途端後を追いかけある場所まで来ると入れ代わり立ち代わりまぐわっては少し進ませ、まぐわっては少し進ませするのです。
それも亭主殿でさえ女将に二度三度と挑戦するほどですから彼らだって飢えた奥様相手では単発で終われそうにありません。 幸いなことに奥さん連中はやればやるほど気持ちよさが増します。 いつのまにか集団でのしかかり亭主のそれを、いや今さっき済ませた漢を忘れさせようと躍起になって突っ込み中に注がれたものを掻き出しつつ堕としにかかります。
漢は注げば注ぐほど体力を剥ぎ取られます。 実際のことろ最終的には女房殿が勝つには勝ったのですが漢どもは己が勝った気になって悠然と胸を反らし次の約束を取り付け帰っていくのです。
領内に戻ったころには長旅と数えきれないほどの漢の相手をしてきたことで躰は確かにすっかり疲れ切っていますが、その分胎内への貢ぎ物も普通の女では受け取れないほど頂いていますので心は逆に浮き立って帰ってこれたのです。
こうした点において誠に都合が悪かったのが加納家で、奥さんの美澪さんはいいところの出でありいくら薬草は軽いとはいえ荷を背負って峠を越えるなどということはできません。
せいぜい出来たとしても莞爾さんの目を盗んで例えば小山の向こうに住まう普段顔を合わせることのない杉山征市さんなどに物陰で裾をめくって魅せてあげ立ち舐めしていただくのが精一杯だったのです。
ご主人の加納莞爾さんは村の長として領内の山々の見回りに出かけ、その折に入谷村の女をちょいちょいつまみ食いしましたが妻の美澪さんは亭主から許された範囲内であるせいぜい野田原 (のうだはら) に出かけるぐらいしか出来なかったのです。
他にあるとすれば谷の入り口であることを悪用し中 (なか) の長嶋史帆さんが性情報を届けてくれるのですが、深夜彼女が魅せてくれる艶めいたソレを拝み夫婦ともども後々の糧にするしかなかったのです。
なので美澪さんは野田原 (のうだはら) に出かけた折は安達義道さんに、出かけることができない折はご主人に自分で開発した媚薬を一服盛りました。
安達義道さんには未だまぐわいとして使って頂いていませんが効力は抜群で幾度もしゃぶり飲ませてもらっていて、その同じ薬草をご主人に盛り義道さんで足りなかったところをお情けをいただいたんです。
杉山須恵乃さんと加藤真紀さんは当然秘かに持ち出した彼女らが独自調合した媚薬を待ち受け襲ってくれる漢どもに盛り大いに掻き回して頂き溜飲を下げたのです。 そう、じかに渡すのではなくそれなりのところに秘かに卸し漢たちに渡るように仕向けるのです。
もちろん自分たちのアソコにも期待を込め塗り込んで出かけてますのでそれだけ強行軍も苦にならず平然と往来できたのです。
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