射精感が募る彼に付きまとう彼女が行き着いた先は
頻繁に送りつけるメール
鳴らす電話
仕事場や自宅近くをうろつく
最初の関係からして強引に押し倒され
欲情と怒りに任せて行われた。
どんな時でも防備なしで
ひたすらその場限りの快楽にふけった。
一度女の味を知ると、彼は頻繁に佳子を求めた
佳子にとって夢のような性活が続いた。
生ならではの射精感
危険とわかるからこその、突き抜けるような刺激
仕事はもちろん、会議さえも無視して逢瀬を繰り返した。
それほど彼は性欲旺盛だった。
佳子はまともな生活をしてこなかった
体調不良を絵に描いたような生活を繰り返してきた。
だから野放図な行為を繰り返しても妊娠しなかった。
まさにセックスをするときは都合の良い女
射精が終われば煩わしい女
それを、会社から幾度も警告を受けながら、それでも繰り返した。
佳子いわく
相手を別れさせ、一緒に暮すつもりと
その間にも、出会い系は時々使った。
彼が抱いてくれなくなり、淋しくなると出会い系
とにかく熱い状態を維持することに努めた。
そして妊娠発覚
その時になって久美に泣きついてきた。
彼女の言い分は、もちろん彼の子供
だが、久美にしてみれば、それは眉唾だと思った。
入れ代わり立ち代わり、男を生で迎え入れていて
相手を特定できるはずがない
男に責任を擦り付けることも
金を搾り取ることも無理だと思った。
久美が採った手段は旦那の子として認めさせ堕胎
酔った勢いでと言われ
旦那は半ば不倫を疑いながらも確証がつかめず、しぶしぶサイン
当然のことながら、彼は自身の子と認めず
援助を一切しないまま縁を切られた。
ひとつは奥さんのとの関係を元に戻したいため
もうひとつは議員としての立場
かなり前に、佳子の妊娠を、それとなく知った奥さんからの提案が
パイプカット
彼は立場を守るため
それを飲んだ。
やりきれない気持ちになった旦那は
糖尿であるにもかかわらず
浴びるように酒を飲み
軽い梗塞を引き起こし職場を解雇された。
時を同じくし、佳子も人員削減で解雇された。
この状況に○○党員が割って入った。
生活保護受給者だった佳子の母が手引きしていた。
旦那は家を出て、籍は夫婦のまま生活破綻者として別居となり生活保護に
佳子はアルバイトを転々としながら食いつないでいる。
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