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爺様に仕込まれた露出癖 男と絡み合う姿を魅せたくて狂う橘家の妻恵子

輪姦神崎敏行と橘の妻恵子は相変わらず不貞行為を続けていた。

ただこれまでと違うのは、これまでなら白昼堂々と、お互いが欲しくなれば萱の生い茂る野だろうが、作業小屋だろうが情さえ募れば、これ見よがしに絡み合っていた。

恵子にしてみれば、己の美貌に狂いまわる男たちが、我先にと挿し込もうとするのがうれしくてたまらなかった。

しかしそれは、いつしか男が快感を仕込み、不覚にも肉襞が覚え、逆に男を誘うようになってしまっていった。

それが、仲間の告げ口で敏行との不倫が発覚すると、途端に神崎は我が身可愛さに恵子から距離を置くようになった。



たまたま竜彦が潜む作業小屋の闇夜の中で恵子を相手に絡み合ったのも、恵子から幾度となく誘いを受け、断り切れなかったからで、その日とて、物陰に人が潜んでいることがわかると、出すものも途中で引っ込め、こそこそと帰ってしまっている。



男と絡み合うとき、確かめたいことがある、

男の味を知ってしまった恵子は、それならと陽がとっぷりと暮れてから敏行を野中に誘いだし、敏行の気持ちを確かめるべく草を枕に添い寝にいざなった。

「敏行さん、このところ とんと顔を出さなくなったから・・・どうしてるかと思って」

「ああ・・・恵子さんか。どうもこうもないよ、ウチのヤツに仕事をさぼって遊んでないかと怪しまれて・・」

「そう、それならよかった。体の具合でも悪くなったんじゃないかって、心配で」

頃合いを見て恵子は、敏行の肝心な場所をそっと手を伸ばし風合いを見た。

「ねぇ・・貴方はわたしのことなんか心配してなかったのよね?」

言葉とは裏腹に、敏行はすっかり雄々しくいきり勃たせ、その照準を恵子のソコに向け、今や遅しと脈打っていた。

喜んだのは恵子で、敏行のためにと履いていたものをさっさと脱ぐと、自ら摘まんでソコにあてがってやった。

「疲れてたんだったら・・・いいのよ。無理しなくても」

「無理なんかしてない。欲しくて欲しくて目がくらみそうになってたんだ」

その気になった敏行がむくりと起き上がり、恵子にのしかかったとき、その野辺の、目と鼻の先で人影が揺れた。

慌てた敏行は、恵子の身体から挿し込んでいたものを引き抜くと、土手の下の稲穂の中に飛び込んで姿を消してしまった。

後の残された恵子は、咄嗟に野に放出するスタイルでしゃがんで息み、黄金色にとぐろを巻くものを出し、持っていたティッシュで始末をすると、その場を急いで去った。

たまたま覗き見た人影は風上にいて、黄金色には気づかない。

「ふふふっ、こんなところで・・・それも、もう出す寸前だったとみえるな」

面白いものを見てしまったと、うかつにも暗闇の中、白く揺れるティッシュめざし歩を進め、踏んでしまう。

「ギャッ、きったねぇ~!! あのアマ、こんなところで・・・」

怒り心頭の人影は、そこいらにあった木の枝で勢いよく稲穂が揺らぐ田に向かって、黄金色をまき散らしたからたまらない。

「ちきしょう~~ 、バカにしやがって!!」

黄金色は小さな窪一面に飛び散った。

秋晴れが続いていた。

翌日その窪は、刈り入れを予定していた。

ネズミの額ほどの小さな窪の稲は、黄金色の、あまりに強烈な臭いと不潔さのため、刈り入れに来た持ち主は、刈り始めて間もなく、慌てて田から逃げ出した。

こんな小さな窪を、なぜに耕作するかといえば、ひとつに大切な水温調整をこの窪が行っていたからだった。

そのため、この場所だけ、正月用に欠かせないもち米が植え付けてあった。

これだけは他で間に合わせるわけにはいかない。

「とてもこの村の奴らがやったこととは思えん。見つけたら、ただじゃおかんぞ」

だが、その窪は実は神崎家の田んぼに隣接しており、飛び降りた時に落としてきた靴の片方が敏行のものだったため、再び恵子とのうわさが再燃してしまっていた。

その噂をうまくもみ消せたのも、恵子の機転のおかげだった。

覗き見したとはいえ、黄金色まで恵子がやったとは到底言えない。

結局、踏ん張っていたのは敏行で、見つかって慌てて逃げ出した際に靴を片方田んぼに落としてしまったということで決着を見た。

敏行は翌々日、カッパに身を包んで、恵子の尻から出た黄金色にまみれながら稲刈りを済ませた。

村中の物笑いの種になった。

そしてその、ほとぼりが冷めたころを見計らって、敏行は恵子に詫びを入れさそうと深夜、橘家に忍んで行って作業小屋で絡んでいたというわけであった。

恵子にしてみれば三度、敏行に裏切られ、たまりにたまった欲望のはけ口を必死に探している最中だった。

「あたしをここの嫁と知って、脅そうというわけ?」

「ほう、ずいぶん生意気な口を利くじゃないか。本当は逝かせてもらえず、これが欲しくて狂ってたんじゃないのか?」

スカートを、わずかにめくり、パンティー越しにいきり勃つモノで擦ってやる。

「あんっ、そんなことして・・・ただですむ・・・あああ」

竜彦の両腕に爪を立てて恵子は抗った。

太腿の間に何度もペニスを受け入れ、感触を確かめては振り払いを、恵子は繰り返した。

「おとなしく言うことを聞くんだ」

「あたしは騙されないからね。なによ・・・こんなもの」

肉胴にまとわりつく愛液に、竜彦こそ常軌を逸し始めていた。

窮屈になるほど背中を抱くと、恵子の首筋に歯形がつくほど強く吸ってやった。

ひるんだ隙に緩んだ股間に向かって、竜彦は半ば強引に膝を割り込ませ、ペニスの先をパンティー越しながら花弁に押し付けた。

嫌々しながら、恵子は竜彦の手によって片足を高々と持ち上げられ、繁みが無防備になった。

「俺の手は、あんたの脚を持ち上げるので精いっぱいなんだ。あんたがパンティーを脇にどかし、おまんこに亀頭を挿し込むんだ。わかったな」

「・・・はい・・・」

消え入るような声で応えると恵子は、精いっぱいパンティーを脇にずらし、肉胴を片手で捧げ、ピンクの蠢く襞に誘った。

竜彦はわざと身動きひとつしないでいた。

すっかり充血した亀頭冠を迎え入れた刺激に耐えかね、恵子の腰がくねりくねりと襞を使って奥へ奥へと吸い上げていく。

その、ザワザワとした感触に、竜彦は射精感が募り、歯を食いしばり始めた。

〈こんな田舎のおばはんに、なんで易々と抜かれなあかんね・・・〉

ついつい負けじ根性が湧き、竜彦は背中に這わせていた手を下にずらし、指先に愛液を含ませるとアナルに向かって忍ばせた。

「あんっ、あああ」

情交は家族が出払った午前に行われている。

それでもこの悩ましげな声を、だれが聞きつけるかもしれない。

恵子は我を忘れて絶叫していた。

「ねぇ・・・誰か観てない?こんな恥ずかしい恰好してて・・・見られ・・」

和子の部屋で起こったであろう、そのシーンを竜彦は脳裏に描いた。

「ああっ、見られてるとも。お前のおまんこにミッシリ太いヤツが食い込んで、白濁した液をまとわりつかされ、身悶えしてるさまをな」

「気持ちいい?ねぇ~、どうなの?」

「ふるいつきたくなるような身体だよ。我慢できそうにないんだ。奥歯がミシミシ音を立ててる」

竜彦は、恵子にそれが伝わるように、真下から子宮芯部に向かって強く亀頭冠を送り込んで、そこで固定した。

「ほらっ、このおまんこを、あいつらが食い入るように観てる」おそらく和子のおまんこにオーナーのそれが食い込む様子を魅せられ、恵子は逝かされたんではなかろうかと。竜彦はあの部屋で行われたであろう空想・輪姦を口にした。

ひとしきり強く、恵子の恥骨が躍動した後、身体がのけぞり、精いっぱい開いた口から咆哮を放ち眼球が宙を泳いだ。


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姦通の喜びを知った母娘

子守をする母日頃は雑事に追われ自身の身の上について深く考えるゆとりすらなかった貞子であった。

帰らぬ紗江子をひたすら待ち続ける、その混乱と空虚の入り混じった時間に、皮肉なことに改めて過去を振り返る時を持つことができた。

今の連れ合いと結婚する前、貞子は身分違いの男と恋愛関係にあった。

手を繋いだり、物陰に潜むようにして抱擁し合ったりする程度の淡いもので、結局双方とも決心に至ることなく、親の反対意見に押し流されるように別れていた。

生まれの貴賎、そのことで自暴自棄になったとき、その心の隙間に入り込んで、強引に身体の関係を結ばれて今の夫と仕方なしに結婚したのだった。

最初に付き合った恋愛関係の男と並んで歩く姿を、遠くから苦々しく盗み見していた今の夫は、だから貞子が恋人と別れたと知ると、まるで途方に暮れる女に癒しを与えるかのように目の前に姿を現すようになり、ある日の午後心の揺らぎを見透かされ付け入られて奪われた。

別れなければならなくなったときと女の時期が重なっていたことを、午後の野辺で今の夫に割入られて初めて気づかされた。

付け入られるようなそぶりを、今の夫に婚前にも、ましてや結婚してからも見せたことはないと、今でも貞子は思っているし、自身もあった。  いや、確信できたつもりでいた。

ところがそれが、今回紗江子を土工の少年と思われる男にさらわれ、彼らにしてみれば女としての自分と娘のどこかに熟れた部分が垣間見えたからこそさらわれたと思えたとき、その自身が揺らいだ。

彼は母娘にその時期が来ていると、どこかで気づいたんだと思う。

そうでなければその場で、純一と絡んでいたその場所で共に紗江子はリンチにかけられ、離れ付近にボロ雑巾のようにされ捨てられ転がっているはずであった。

考え込むうちに、ある思いに至った。

爺様との情交に至った日のことだった。

幼かった紗江子に乳をふくませる。

その姿に母性と、もうひとつ女が芽生え始めていたことを爺様はどこかで見て、感じて近寄ったのではなかろうかということだった。

「肥立ちはどうか」と聞かれた時、産後の体調はどうかと、まるで医療関係者に聞かれたような気がした。

尻をしゃがんで見られたとき、思わず広げて見せていたのもこのことからではなかったろうか。

幼子に乳をふくませるたびに、次第次第に乳首を強く吸われ、その痛みがやがて子供の巣立ちを伝える。

紗江子はあの時確かに強く吸っていて、乳首はその刺激に堪えかねひび割れて血が滲んでいた。

子供の巣立ちはすなわち次の子を孕む準備が整いつつある時期でもある。

その時期、男が自然体で脇に近寄ってやると次の子を孕むため、我が子から離れ、男を追うようになる。

追わせてしまえばワレメが勝手に男を迎え入れるべく潤むことに爺様は気づいていたんだろう。

時期も時期、身籠って半年も過ぎるころから夜の生活を断るようになっていった。

妻が抱けなくなった夫は仕事と称して夜の街で水の女と関係を結ぶようになっていった。

貞子とすれば、苦々しい反面、都合は良かった。

浮気ではない、遊びなんだと心に言い聞かせ耐えた。

だが、妊娠後期 夫婦の行為は控えめにと言われながらも貞子の気持ちは、実のところ治まらなかった。

腹圧がかかればワレメも始終開く。

そこから覗く部分がともすれば何かと擦れ火が着いたが、恥ずかしくて口にできなかった。

思えばこの頃から、欲しくても我慢する日が続いていたのだと思われた。

出産後まもなく、夜の床で子供をあやしている最中に求められたことがあった。

その時は、産後の経過が思わしくなく行為ができる状態になかったが、気持ち的には久しぶりの夫に来てほしかった。

ところが、出産で荒れたワレメを一見しただけで夫は気持ち悪がり、萎え、逃げた。以降手を差し伸べることすらなくなった。

子育ての疲れに加え寝不足で、心身ともに疲れ切っている最中であっても、溜まる物は溜まる。吐き出すため、夫は風俗と見られる女と手を切ってくれなかった。

苦しむ妻を置いて、夫は連日どこへやら出かけていって数日は帰っては来なかった。

再びも三度も耐えるしかなかった。

不信感と、持って行き場のない苛立ちだけが残った。

爺様がひょっこり現れたのはこの頃である。

身勝手な夫と結婚するきっかけとなったときのように、爺様はたとえ面倒な愚痴でも時間をかけて聴いてくれていた。

陽も暮れかけているというのに、時間を忘れて話し込んでいたこともあった。

その胸にすがるのに、それほど時間を要しなかったと思う。

傍らで十分に乳をふくみ、すやすやと我が子が寝た隙を縫って、爺様はまるで子供をあやすかのように子守に疲れた人妻の身体を抱き寄せゆっくりと割入って挿し込んだ。

夜ではない、昼日中のことである。

なぜに挿し込みを許したかと問われれば、それはおそらく愚痴を聞いてくれた爺様へのお礼ではなかったろうかと答えるしかない。

夫に見放された女の、どこかに守るべき貞操があるとも思えないほど夫婦仲は冷え切っていた。

挿し込みを許してくれたことへの爺様の感謝の体現こそ、逆にお礼を言いたいほどだったと、あの時は思って割入りが始まった後も表面的には抗いながらも身を任せるべく逃げなかった。

爺様は実に手馴れていた。

挿し込みが始まると緩やかに母である部分が消えうせ、逆に今こうなってしまっては困ることになる女の部分が爺様によって開かれていったような気がした。

その絡み合いがある時期に差し掛かると、どんなに抑えようとしても次から次へと身体中に火が回った。

子守をする母に向かってではなく、当初から母の任にある人妻を女に貶めて抱きたくて近寄ってきていたことに気が付き、抗ったはずであったが、爺様はそれを逆手にとってオスの発情に替えて行為を断行した。

押さえ込まれる中で、家や子供を護ろうとする鬼子母神の心とは反対に身体は男を得て般若の如く燃え始めていたことは確かだった。

久しぶりに男根が割入ってくれたことで常軌を逸していった。

こうやって冷静に考えれば爺様が懸命に火をつけようと身体中の、ありとあらゆる性感帯をいじくりまわして女にしようとしていたのではないかと思われる。

だが実際には爺様と繋がってしまったという既成事実に不貞行為を犯したという罪深さが加わって姦通喜びを知ってしまったことがより大きかったというほかない。

初体験で夫が恋人から身体を奪おうとした時のように、爺様によって夫から再び奪われた時、えも言われない昂ぶりに身を揉んだ。

彼ほどに不貞・不倫というものは気持ちも身体も揺さぶるものなのかと、この時ほど思ったことはなかった。

上にのしかかる男を振りほどいてほしいと、脇に控える夫に懇願する一方で、もっと貫かれる様子を近寄って見てほしいとも願う自身がそこにいた。

寝ている子を起こさぬように声を爺様の手や唇で殺されつつも、我を忘れて泣き叫び爺様にしがみついていたことを、今になっても想い出して燃えることがある。

発情期にあっては他から奪われる状況になれば、そのスイッチさえ入れられてしまえば相手が誰彼というのではない。

火が着けば、もうそこからは誰であっても関係はなかったような気がした。

紗江子も、恋人の目の前で犯されると、その罪悪感と卑猥な嬌態になお燃えてしまったのではなかろうかと思った

思えば紗江子のその時期に合わせて姦通の火をつけてしまったのは母である自分自身ではなかったろうかと、娘が失踪した今、それが悔やまれてならなかった。


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寝間に忍んできた爺様に、彼が寝ている隣室で昼間の続きを迫られた

爺様と彼が寝ている隣室で「いけない!見られてしまった・・・」
和子の、爺様との情事を知ってか知らずか葛城正一は不機嫌になり、和子には滅多なことで口を利かなくなった。

宿の予約を入れて出発したわけではなく、ましてやこの田舎ではその日のうちに宿を探すなんてことは到底できない。
正一は爺様の好意に甘えるしかなかった。
不機嫌なまま、爺様と和子の後に、ずっと離れてついてきた。

一晩の宿を貸してくれた爺様の家は、夫婦ふたり暮らしだった。
都会から人を探して村に来たと爺様から告げられると、婆様は久しぶりに我が家に若者が泊まってくれると大層喜んでご馳走してくれた。婆様はとかく正一を歓待してくれ、おかげで正一も少しは口をきいてくれるようになっていった。
昼間、行方が分からなくなった和子を探して散々走りまわされた正一はお風呂の後、食事をふるまわれ酒も勧められ、酔いが回ったのか食後直ぐに鼾をかいて寝入ってしまっていた。

隣室に寝かされたとはいえ、正一のもの凄い高鼾と、明日から野分道を辿って廃村に向かうという不安から寝そびれてしまった和子だったが、午前零時の時を告げるボ~ンボ~ンと言う、昔ながらのと振り子時計の音を聞きながら、いつしか寝入りはじめていた。
和子の部屋の縁側に近い障子がそっと開いて誰か忍び込んできたのはその時だった。
正一の部屋から鼾の音は消えていた。

隣室との境界の襖を開けないで、わざわざ縁側に回って障子を開けるとは変だなと思いながらも、昼間の爺様とのこともあり妬けて悶々としてしまい、我慢できなくなり忍んで入ってきたのは新婚旅行気分を味わいたがっていた正一だとばかり思って、和子は真っ暗な中 入ってきた人影に布団の片方をそっと持ち上げ、脇に誘い込んで相手の腰に手をまわしかけて驚いた。
爺様だった。
客として泊まることになったので、婆様もいることだし着替えも用意してきてなくて、まさかと思いながらも不用意に和子は下着だけで横になっていた。

爺様はそれを変に察して、己もどこかで寝巻を脱いでパンツだけになって入ってきていた。
和子は慌てた。
なにしろ襖一つ隔てた隣室では許し合って結婚を考えた正一が寝ている。

正一に気づかれたらと思うと、叫び声も上げられず、さりとて昼間の延長のこともあり身体の疼きは確かに治まってなくて、つい無意識のうちに行動に移ってしまっていたものの、こんな形で不貞をと思うと腋にじっとりと冷や汗が滲んだ。

その間にも爺様は和子と正一のことなど意に介さないとばかりに手際よく和子の下着を脱がせ、既に両足を高々と持ち上げ、秘部に顔を埋めビチャビチャと卑猥な音を立てながら、風呂上りでも昼間の余韻から冷めやらず湿り気を帯びて淫臭を放つワレメを啜り始めている。
「彼に音を聞かれてる」
止めさせたくて必死に爺様の頭を両手で押す和子、昼日中に出せなかった精液と興奮を今隣室で寝取る形で晴らしたい爺様。
「・・・んんん・・」

昼間の今である。
不貞の緊張と熟成した性技をもっと味わいたい興奮で和子の太腿の内側に震えが走った。
30分も充血し切ったままの男根に貫かれ掻き回された昼間、その再現を一刻も早くと願う和子はとにかく懸命に開いて与え待ち受けた。

爺様はそれでも舌で責めるのを止めなかった。じれた和子は足の親指の先を使って爺様の棹を、ごく自然を装いながら小さく小突き挿し込みを求めた。丘の上での妄想が頭の中を駆けずり回り、その性技への期待に昇りはじめていた。

「よしよし、待っておれ」
枕元まで競り上がって、それでも正一に見つかるまいと部屋の隅に逃れようとする和子を爺様は易々と何度も中央に敷いてある敷布団の上に引き戻してはマングリ返した。
蜜壺に舌を這わせながら愛液で濡らした指先を何度も和子のアナルめがけ塗り込み、中指を挿し込もうとした。

「わん、ダメ・・・そこは」 絶叫が部屋中にこだました。
必死で和子は抵抗し、縁側に向かって逃げようとするが爺様はその都度敷布団に引き戻し、落ち着かせるためその手に充血し切った怒張を握らせGスポットを掻き回し悩乱させた。
「もう、もう・・・見つかるから・・・やめてお願い・・」 恐怖と欲望がないまぜになった懇願だった。

キワドイ不貞と思えば思うほど逆に和子の身体は燃え、泉水が溢れるのを爺様は殊の外喜んだ。
和子が乱れきった状態になったのを確かめると、爺様は横臥した。和子の目指す怒張は闇の中で天を突いている。
躊躇わず、和子は顔面を跨いで、目指す男根を右手で捉えた。

一時でも早く潤み過ぎた壺が納得できるほどそそり立たせて、その中に深く導きたかった。
爺様の唾液でベトベトになったワレメを、和子は爺様の顔面に押し付け怒張を握ると手のひらで扱きたてた。
これ以上爺様に好き放題させたら、やがて正一に見つかり怒張を迎え入れられなくなると危惧した。
それでなくても雄々しかった爺様の棹は、和子の掌の中で脈打ち始め亀頭が充血し切って、カリ首が異様に張り出してきていた。欲しかった。

我慢できなくなってそれを咥えた和子は、興奮のあまり爺様の顔面に押し付けた下腹部が僅かに浮いた。
乳房を爺様の腹部に押し当てる格好で身悶えしてしまったからであったが、これがいけなかった。
その機会を逃すまいと爺様は和子のアナルめがけ、中指を挿し込んできた。
強烈な、これまでに味わったことのない刺激が和子を貫いた。

含んでいた棹を思わず吐き出し、振り落とされないよう梶棒代わりに握って耐えた。
挿し込まれた指がスッポリ埋め込まれるとかぎ状に折り曲げてGスポットの内側を抉った。
身体中に悪寒が走ったかと思うと全身がカーッと熱くなって宙を飛んだ、爺様の腹上から振り落とされていた。

その、和子が爺様の腹から降ろされ、四つん這いの体勢に誘われ、開かされた蜜壺に爺様は十分に雄々しくなった怒張を、今度こそきっちりと埋め込んでくれていた。
悠々とピストンを、下方から突き上げる如く繰り出しながら、尚もアナルに指を挿し込んで和子を責め立てた。
「ああん、あん、あああ・・・」尻を高く掲げ、布団に顔を埋め声を立てないようにしながらも、挿し込み口を打ち振って亀頭冠を搾ろうとする和子。

必死に、隣室にいる彼の耳に届かぬよう声を殺そうとしていながらも、不貞の欲情の真っただ中に他人棒をあえて求めている女だと爺様にはわかった。
狂おしいほどの肉の貪りあいは、和子にして気が遠くなるほど続いた。身体中の、どこを触られても飛び上がるほど性感が募っていた。
「そろそろ時間だ」
夜明けが近かった。

体勢を和子を組み伏せる格好に引き抜かないで体位変換し、爺様は更に深く深く幾度も和子を貫いた。
射出をできる限り後ろに持ってこようと、出会って初めて乳首を舌で転がし逝きそうになるのを誤魔化した。
棹が和子を欲しがりドクドクと脈打ちが始まると、耐えねばと歯形ができるほど乳輪を噛んだ。和子を締め上げた。

力任せに和子の身体を締め上げ、射出に堪え突き上げると和子は、明けの薄明かりの中で全身を朱に染めて逝き、脱力した。
和子が絶頂を極め、無意識の中で亀頭冠をこれ以上ないほど締め上げた瞬間、爺様の我慢がこと切れて奥深くしぶいた。

和子が落ち着くまで爺様は棹を和子の中に納めたまま体重をかけ愛を伝え、そして引き抜いた。
和子の花芯から大量に白濁した液が流れ落ち敷布団の上に滴った。
どこから持ち込んだのか、爺様は事を予感してトイレットペーパーを用意してくれていた。
大量に流れ落ちたふたりの液を、それで爺様は慣れた手つきで拭き取ると部屋を出て行った。

去り際にこう伝えて
「昨夜の酒に婆様が飲む安定剤をちょこっと入れといたんじゃよ」

隣の部屋から正一が起き出してくる音が聞こえたのは、爺様が部屋を出て数分後だった。
和子は必死で寝たふりをした。その分、起きて挨拶を交わすのが遅れた。
布団にクッキリと夜の名残が残ったが、和子はそれを婆様に、ともに来た正一が真夜中に忍んできてと謝りをいれた。

「若いのう」
婆様はにっこり笑うと洗濯機に、こともなげに放り込んでくれ、朝餉に招いてくれた。
爺様と正一は既に食事を終えており、一睡もしなかったはずの爺様は朝餉が終わると元気に朝の露が下りた畔の草刈りに出かけていた。

腰に、終わったばかりの爺様の余韻が残り、居てもたってもいられなかった。「元気な顔でも見れば気が治まるかもしれない」食事を終えた和子は思わず愛を仕込んでくれた爺様を探して霧の中に彷徨い出ていた。



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