寝間に忍んできた爺様に、彼が寝ている隣室で昼間の続きを迫られた
和子の、爺様との情事を知ってか知らずか葛城正一は不機嫌になり、和子には滅多なことで口を利かなくなった。
宿の予約を入れて出発したわけではなく、ましてやこの田舎ではその日のうちに宿を探すなんてことは到底できない。
正一は爺様の好意に甘えるしかなかった。
不機嫌なまま、爺様と和子の後に、ずっと離れてついてきた。
一晩の宿を貸してくれた爺様の家は、夫婦ふたり暮らしだった。
都会から人を探して村に来たと爺様から告げられると、婆様は久しぶりに我が家に若者が泊まってくれると大層喜んでご馳走してくれた。婆様はとかく正一を歓待してくれ、おかげで正一も少しは口をきいてくれるようになっていった。
昼間、行方が分からなくなった和子を探して散々走りまわされた正一はお風呂の後、食事をふるまわれ酒も勧められ、酔いが回ったのか食後直ぐに鼾をかいて寝入ってしまっていた。
隣室に寝かされたとはいえ、正一のもの凄い高鼾と、明日から野分道を辿って廃村に向かうという不安から寝そびれてしまった和子だったが、午前零時の時を告げるボ~ンボ~ンと言う、昔ながらのと振り子時計の音を聞きながら、いつしか寝入りはじめていた。
和子の部屋の縁側に近い障子がそっと開いて誰か忍び込んできたのはその時だった。
正一の部屋から鼾の音は消えていた。
隣室との境界の襖を開けないで、わざわざ縁側に回って障子を開けるとは変だなと思いながらも、昼間の爺様とのこともあり妬けて悶々としてしまい、我慢できなくなり忍んで入ってきたのは新婚旅行気分を味わいたがっていた正一だとばかり思って、和子は真っ暗な中 入ってきた人影に布団の片方をそっと持ち上げ、脇に誘い込んで相手の腰に手をまわしかけて驚いた。
爺様だった。
客として泊まることになったので、婆様もいることだし着替えも用意してきてなくて、まさかと思いながらも不用意に和子は下着だけで横になっていた。
爺様はそれを変に察して、己もどこかで寝巻を脱いでパンツだけになって入ってきていた。
和子は慌てた。
なにしろ襖一つ隔てた隣室では許し合って結婚を考えた正一が寝ている。
正一に気づかれたらと思うと、叫び声も上げられず、さりとて昼間の延長のこともあり身体の疼きは確かに治まってなくて、つい無意識のうちに行動に移ってしまっていたものの、こんな形で不貞をと思うと腋にじっとりと冷や汗が滲んだ。
その間にも爺様は和子と正一のことなど意に介さないとばかりに手際よく和子の下着を脱がせ、既に両足を高々と持ち上げ、秘部に顔を埋めビチャビチャと卑猥な音を立てながら、風呂上りでも昼間の余韻から冷めやらず湿り気を帯びて淫臭を放つワレメを啜り始めている。
「彼に音を聞かれてる」
止めさせたくて必死に爺様の頭を両手で押す和子、昼日中に出せなかった精液と興奮を今隣室で寝取る形で晴らしたい爺様。
「・・・んんん・・」
昼間の今である。
不貞の緊張と熟成した性技をもっと味わいたい興奮で和子の太腿の内側に震えが走った。
30分も充血し切ったままの男根に貫かれ掻き回された昼間、その再現を一刻も早くと願う和子はとにかく懸命に開いて与え待ち受けた。
爺様はそれでも舌で責めるのを止めなかった。じれた和子は足の親指の先を使って爺様の棹を、ごく自然を装いながら小さく小突き挿し込みを求めた。丘の上での妄想が頭の中を駆けずり回り、その性技への期待に昇りはじめていた。
「よしよし、待っておれ」
枕元まで競り上がって、それでも正一に見つかるまいと部屋の隅に逃れようとする和子を爺様は易々と何度も中央に敷いてある敷布団の上に引き戻してはマングリ返した。
蜜壺に舌を這わせながら愛液で濡らした指先を何度も和子のアナルめがけ塗り込み、中指を挿し込もうとした。
「わん、ダメ・・・そこは」 絶叫が部屋中にこだました。
必死で和子は抵抗し、縁側に向かって逃げようとするが爺様はその都度敷布団に引き戻し、落ち着かせるためその手に充血し切った怒張を握らせGスポットを掻き回し悩乱させた。
「もう、もう・・・見つかるから・・・やめてお願い・・」 恐怖と欲望がないまぜになった懇願だった。
キワドイ不貞と思えば思うほど逆に和子の身体は燃え、泉水が溢れるのを爺様は殊の外喜んだ。
和子が乱れきった状態になったのを確かめると、爺様は横臥した。和子の目指す怒張は闇の中で天を突いている。
躊躇わず、和子は顔面を跨いで、目指す男根を右手で捉えた。
一時でも早く潤み過ぎた壺が納得できるほどそそり立たせて、その中に深く導きたかった。
爺様の唾液でベトベトになったワレメを、和子は爺様の顔面に押し付け怒張を握ると手のひらで扱きたてた。
これ以上爺様に好き放題させたら、やがて正一に見つかり怒張を迎え入れられなくなると危惧した。
それでなくても雄々しかった爺様の棹は、和子の掌の中で脈打ち始め亀頭が充血し切って、カリ首が異様に張り出してきていた。欲しかった。
我慢できなくなってそれを咥えた和子は、興奮のあまり爺様の顔面に押し付けた下腹部が僅かに浮いた。
乳房を爺様の腹部に押し当てる格好で身悶えしてしまったからであったが、これがいけなかった。
その機会を逃すまいと爺様は和子のアナルめがけ、中指を挿し込んできた。
強烈な、これまでに味わったことのない刺激が和子を貫いた。
含んでいた棹を思わず吐き出し、振り落とされないよう梶棒代わりに握って耐えた。
挿し込まれた指がスッポリ埋め込まれるとかぎ状に折り曲げてGスポットの内側を抉った。
身体中に悪寒が走ったかと思うと全身がカーッと熱くなって宙を飛んだ、爺様の腹上から振り落とされていた。
その、和子が爺様の腹から降ろされ、四つん這いの体勢に誘われ、開かされた蜜壺に爺様は十分に雄々しくなった怒張を、今度こそきっちりと埋め込んでくれていた。
悠々とピストンを、下方から突き上げる如く繰り出しながら、尚もアナルに指を挿し込んで和子を責め立てた。
「ああん、あん、あああ・・・」尻を高く掲げ、布団に顔を埋め声を立てないようにしながらも、挿し込み口を打ち振って亀頭冠を搾ろうとする和子。
必死に、隣室にいる彼の耳に届かぬよう声を殺そうとしていながらも、不貞の欲情の真っただ中に他人棒をあえて求めている女だと爺様にはわかった。
狂おしいほどの肉の貪りあいは、和子にして気が遠くなるほど続いた。身体中の、どこを触られても飛び上がるほど性感が募っていた。
「そろそろ時間だ」
夜明けが近かった。
体勢を和子を組み伏せる格好に引き抜かないで体位変換し、爺様は更に深く深く幾度も和子を貫いた。
射出をできる限り後ろに持ってこようと、出会って初めて乳首を舌で転がし逝きそうになるのを誤魔化した。
棹が和子を欲しがりドクドクと脈打ちが始まると、耐えねばと歯形ができるほど乳輪を噛んだ。和子を締め上げた。
力任せに和子の身体を締め上げ、射出に堪え突き上げると和子は、明けの薄明かりの中で全身を朱に染めて逝き、脱力した。
和子が絶頂を極め、無意識の中で亀頭冠をこれ以上ないほど締め上げた瞬間、爺様の我慢がこと切れて奥深くしぶいた。
和子が落ち着くまで爺様は棹を和子の中に納めたまま体重をかけ愛を伝え、そして引き抜いた。
和子の花芯から大量に白濁した液が流れ落ち敷布団の上に滴った。
どこから持ち込んだのか、爺様は事を予感してトイレットペーパーを用意してくれていた。
大量に流れ落ちたふたりの液を、それで爺様は慣れた手つきで拭き取ると部屋を出て行った。
去り際にこう伝えて
「昨夜の酒に婆様が飲む安定剤をちょこっと入れといたんじゃよ」
隣の部屋から正一が起き出してくる音が聞こえたのは、爺様が部屋を出て数分後だった。
和子は必死で寝たふりをした。その分、起きて挨拶を交わすのが遅れた。
布団にクッキリと夜の名残が残ったが、和子はそれを婆様に、ともに来た正一が真夜中に忍んできてと謝りをいれた。
「若いのう」
婆様はにっこり笑うと洗濯機に、こともなげに放り込んでくれ、朝餉に招いてくれた。
爺様と正一は既に食事を終えており、一睡もしなかったはずの爺様は朝餉が終わると元気に朝の露が下りた畔の草刈りに出かけていた。
腰に、終わったばかりの爺様の余韻が残り、居てもたってもいられなかった。「元気な顔でも見れば気が治まるかもしれない」食事を終えた和子は思わず愛を仕込んでくれた爺様を探して霧の中に彷徨い出ていた。
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