その点調べ中からして千里さんは素直で、千秋さんも先輩そして千里さんを守ってくれるんじゃないかと期待したからでした。 そしてそれは期待たがわず千里さんは極めて優秀とみなされ署としても情状を申請し認められ仮釈に動いき思った以上に早期に釈放が認められたんです。
千秋さんは拘留中、刑期を科されたものの作業などについてはよく話してくれましたが、果たして彼女が一体何をやらかし逮捕・起訴されたかなどについては一切口にしませんでしした。 話してくれることと言えば調べと検察送致が度重なること。 裁判でどのような質問が飛び、それが何度行われ判決はどうなるか・・・などでした。
それ以外に時間、千秋さんはまるで何かを忘れた以下のように一心不乱に
カックロを行ってたんです。 時に意識が混乱し千里さんに問うてくることがあり頭脳明晰な千里さんがこれに応え感謝されるなどということがありました。 その千里さんはというと、貸し出してもらえた小説を、これまた一心不乱に読みふけっていたのです。
こう言った点においても千秋さんと千里さんの房だけいつしか別扱いを受けるようになったんです。 きわめて監視が楽で、場合により自分たちこそ見習わなければならないような言語態度をとるからでした。
ですので千里さんは出所して以降何度か房を訪れ
カックロの差し入れを行いました。 その折に口達で住んでいるところを教えておいたのです。
その千秋さんがふたりが別れて4年後、千里さんの前にふらりと現れたのです。 優秀な
女囚として認められ刑期短縮による仮出所で出ることが出来たそうなんです。 しかし4年という月日は千秋さんにとって相当酷だったようで別れた時とまるで違い苦労と言いますかやさぐれた様子がその顔に色濃く出ていたんです。
拘留中千秋さん以外の人と同じ房には入れられなかったというものの隣の房に収監されている女どもの自慢話が聞こえていましたのである程度千秋さんも刑務所内では同じなんだなと感じていましたが、実際
出獄したばかりの彼女から感じる威圧感は半端なくしばらくは気軽に口もきけませんでした。
場を持たせ共通の話題を探し出そうと懸命に考え、ともあれ椅子に掛けてもらいお茶を出したんです。 農家の休憩時間のお茶は腹ごしらえをも兼ねます。 お菓子だけじゃなく煮物などもとにかく思いつく限り添えました。 千里さんにとってそんなにのんびりしている暇などなかったんですが、話すネタがない以上食うか飲むかしかないんです。
なんでもないことのように思えうれしかったんだろうね。 それに千里さんならではの気安さがあったんだと思う。 「千里にも教えてやったろう? 時代劇でいいところの牢名主みたいな奴がいて」 収監中幾度か男欲しさに襲われたそうなんです。 「みんなで押さえつけて狂うほどいろんなところを」 いじりまわされたそうなんです。 千秋さん、人に従えない性格が災いし全員グルになって千秋さんの躰を性欲のはけ口に使われたといいますが女が性に反応し躰が変化する様を見て楽しむんだそうなんです。
たった4年間外に出られないというだけでこれほどまでに男がと思えるほど今回、男に触れたくて気が狂いそうになると告ってくれたんです。 千里さんだってそれなりに男が欲しくなる時がありましたが、仕事が忙しくなるといつの間にかそれすら忘れてしまう程度のモノだったんです。
「千里、何でもいいからヤラせてくれるような漢知らない?」 悲壮感に満ちた目で拝み倒してくるんです。
しかし何年も収監され男断ちしてきた千秋さんにとって
男根とは
精神安定剤のようなものらしいんです。
千里さんにとってこれまで関係してきた男と言えば廃屋に移ってから知り合った初老で家族持ちの人たちか川で行水中に覗きに来る得体のしれない連中以外知りません。 「千秋さんの言う漢って・・・アレでしょう? ギン勃ちみたいな」 千里さん、ほんの少しうろ覚えしているそれなりの言葉を並べ立て、爺様ではと水を向けてみたんですが、 「生きが良くなくちゃ漢じゃないでしょう」 と、この期に及んで贅沢とも取れるようなことを言われたんです。
それでいて一度気やすく話してもらえたものだからやいのやいのと後をついて回ってせっつくんです。 「そんなこと言われたってこんな山の中にそうそう便利に使える漢なんていやしないわよ。 今日は諦めてちょうだい」 こう言い捨てると果樹園の施肥の準備にかかりました。 一本一本樹木の周囲に幅30センチ、長さ3メートル、腰ぐらいまでの深さの穴を機械を入れられないものだから手で掘るんです。
「へえ~ 最初見た時随分張った腰つきだなって思ったらこんなことやってたんだ」 「うん、そういうこと。 こうしないと毎年毎年同じように実を付けないからね」 男探しの相手なんかしてられないとばかりに穴を掘り始めた千里さん。 手持無沙汰の千秋さん、見ちゃおれないといやいやながら手伝い始めたんです。
「ようようやってるじゃない」 ふと顔を上げると大塚家の亭主の隆宏さんが様子見がてら千里さんの尻を狙いに来たんです。
「あの男何者? 随分なれなれしい口きくけど、いっちょ絞めたろか? ん?」 期待たがわぬ漢を見たからでしょうか千秋さん、目の色が輝き出したんです。 「ちょっと・・・やめてよ! あれはこの仕事をさせてもらってるおばあさんの息子さん」 千里さん、千秋さんを隆宏さんから遠ざけようとするんですがおばあさんや奥さんがいない間に千里さんの尻を狙いに来てるものですから前がこんもり盛り上がってるんです。
「あのね千秋さん、あの人ああ見えて千秋さんより少なくとも10近く若いのよ。 無理無理絶対」 「わかってるわよ! 千里の尻を狙って誰も来ないこの山奥にわざわざ足を運んだっていうんでしょ?」 なら溜まってるんじゃないって言い始める始末。
「ウチは知らないからそんなにやりたいんならふたりで勝手にハメまくったら」 千里さん、ぶっきらぼうにこ言い切りました。 すると千秋さん、待ってましたとばかりに隆宏さんに目顔で合図し彼が乗ってきた車の中に消えたんです。
隆宏さんも隆宏さんで千秋さんを車に乗せるとものの50メートルも進まないうちに藪の中に車ごと消えました。 顔を合わせた瞬間から千秋さんは隆宏さんにチラチラ視線を飛ばしていましたので男ならずとも女が飢えてるってわかったみたいで藪の中に分け入り千里さんが見えなくなると早速にも千秋さんの太股に手を伸ばしスカートの上からクレバスをまさぐったんです。
そうしておいて自身はベルトをゆるめファスナーを引き下げトランクスのゴム越しに逸物を取り出し彼女の前でひけらかし 「どうや、しゃぶりたいか」 千秋さんの気持ちを確かめに来たんです。
コクリと頷き千秋さん 「あああああ・・・」 目の色変えて隆宏さんのチ〇ポにむしゃぶりつきました。 「これっ ウチがしゃぶってもいいんか!?」 喜色満面の顔でしゃぶり始めたんです。 「どう? 美味い? 久しぶりだったんでしょ?」 千里さんしか知らない筈のことを聞いて来たんです。
「なんでそんなこと聞くの!? あんたまさか千里から・・・」 怯える千秋さんに 「なあにね。 簡単なことですよ」 彼女が母親を頼って働きに来たのは元
女囚だからでしょ?と、こう来たんです。 「そういうあの人のところに訪ねて来た貴女はさしずめ出所したばかりの
女囚」 千里さんがしゃべらずともお見通しと、こう付け加えたんです。
「要するに普通のそこらへんの人妻さんじゃ相手にしてもらえないから千里を狙おうってんだ」 千秋さんがこう言い返すと 「はっはっは、正解。 彼女はあんたも知っての通り
掘割当たりじゃ有名なんだ」 いつかはいつかはと狙うものの一向にチャンスが巡ってこなくて 「そこでウチのココにお世話になろうと?」 「そう、正解。 けど今は違う、仕事で
漢断ちをごまかせる彼女じゃなくて
飢え切ってるあんたの方が俺の好みさ」 こう付け加えると千秋さんの顔に垂れてしまった前髪を持ち上げ、顎を上げさせたついでに唇を奪いに行ったんです。
千秋さんからの手コキを受けながらの口づけでした。 口づけが終わっても
漢断ちが過ぎてしゃぶるのを止めない千秋さんを隆宏さんは後ろの席に誘いました。 運転席ではのしかかるのにハンドルが邪魔で具合が悪いから後ろの席で千秋さんの太股を広げようとしたんでしょう。 しゃぶられすぎてチ〇ポに絡みついた唾液を垂れ流しながら後ろの席に移動していったんです。
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