不倫でのつながりは飽きられた方が負け。 飽きた時が終わりの時。 過去幾度となく付き合ってきた男どもを 『飽きちゃったから』 の一言で切り捨てて来た蘭子さんも妾として囲ってくれた漢が本妻にしつこく追及されそろそろ飽きが来てたこともあって本妻のせいにして家から 『置いてやりたいがそうもいかなくなってなぁ』 とやんわり追い払われたんです。
大塚家の所在地は千里さんが元居た掘割地区と違い勝手気ままに出入りして良いような廃屋はありません。 何処に行っても知りあいばかりですので大塚家から追い出された女としては薹が立ち過ぎたものにわざわざ手を差し伸べてくれるものなどいるはずもありません。
無一文に近い状態の上着の身着のまま長年棲み暮らした村を後にしました。 生きてゆくために今できることと言えば女でありさえすれば囲ってくれる都合の良い男を探すしかなかったのです。 それともうひとつ、雨露凌ぐ場所をなんとしても早く確保せねばならなかったのです。
皮肉なことに蘭子さん、乞食同然と蔑んだ千里さんが歩いて来た道を今度は自分が歩くことになったのです。 それもこれも若いころ美し過ぎたことを殊更鼻にかけ威張り散らしていたからでした。
蘭子さんはかつて千里さんが自転車を漕いで通ったその道を逆に辿って堀川のある街に向かいました。 吹けば飛ぶような小さな町なれど大塚家のある村に比べ幾らか戸数も多く、そこならひょっとして躰を与えてあげる代わりに多少の食べ物や夜露をしのげる場所を提供してもらえるかもしれないからでした。
隠さなければならない過去歴を持つ千里さんならともかく、蘭子さんの場合嫁姑で一本のチ〇ポを巡って争った挙句追い出されただけですので何処かに頼み込んで働けば働けないとも限りません。 しかし蘭子さんの場合、実家にいるときも嫁いでからも恰好だけは一人前のフリをするんですが実際手に汗して働いた経験などこれっぽっちもありません。
おまけに主婦でありながら家事と言うものはまるっきりお姑さんに丸投げし遊び暮らしてきたんです。 今更働こうにもまず第一に働き口がありません。 ですが生来ワル知恵だけは人一倍でした。 掘割のある街に辿り着くと真っ先に役所を訪ね生活保護が受けられないものか相談しようとしたんです。
たまたまなんですが、蘭子さんが声を掛けた役所の人間と言うのがあの木っ端役人でした。 蘭子さんもそうなら木っ端役人は日々鍛え積み重ねたワル知恵があります。 「ここではなんですから」 こう言うと本来なら役所内の然るべきところに案内し事情を聴かねばなりませんが大塚家のことは隅から隅まで知っていた木っ端役人は蘭子さんを外に案内したんです。
歩きながらそれとなく蘭子さん向かって 「事情はある程度呑み込めましたがここはこれまでお住まいになっていたところと場所が違います」 要は今すぐでは貴女様に資格はございませんと説明したんです。 しかもそれに付け加え 「なんでしたらわたくしめが当面生活のお世話をさせていただきます」 と言い切ったんです。
彼は掘割地区の廃屋の面倒を見ています。 棲もうと思えば住めないこともない家屋を数軒知ってます。 食い物を多少与えてあげる代わりに驕って敵わない下半身の面倒を見てくれないかと頼み込んだんです。 蘭子さんにとって否も応もありません。 衣食住にありつけ、おまけに夢にまで見た若い男のチ〇ポを咥え込めるとあらばなんだってやりますと応えてしまっていたんです。
あれほど執拗に千里さんを窮地に追い込んでおきながら今度は篤子さんと言う自分のことなら何でも聞いてくれる
人妻に逃げられてしまい、もうこの地区では誰もチ〇ポを使わせてもらえないと見るやこの際穴があればと蘭子さんに声を掛けたようなんです。
一時の感情とは言えご主人の直茂さんは息子の隆宏さんのお嫁さんの篤子さんに手を出し高跳びしていますが、どう見たって男にだらしのない篤子さんのこと直茂さんは何処かの誰かのチ〇ポに負け篤子さんに捨てられ行き場を失うことは目に見えています。
帰って来る場所として如何に農作業がまるで出来ないからと言っても本来なら蘭子さんが大塚家にとどまりご主人の帰りを待つべきでした。
ところが蘭子さん、この日を境に木っ端役人のチ〇ポにぞっこんとなってしまい大百姓の豪邸から漢の妾部屋、そして掘割地区の廃墟へと確実に身を堕としていったんです。
彼女にはもう直茂さんの後を追う気持ちなど微塵も残っていませんでした。
それに引き換え千里さんと共に山奥の農地を房乃さんから借り受け守り通している千秋さんは一途でした。
保釈になった折など男なら誰でも良いからチ〇ポをオ〇ンコの中に挿し込んで掻き回して欲しいと狂ったように懇願した、あの千秋さんはもうそこにはいなく、月のお客様がお越しになり疼き始めるとそっと何処かに姿を消し自分で拵えた
張形を隆宏さんのチ〇ポに見立てそれを
疼き狂うオ〇ンコに挿し込み嬲りに嬲って忘れるよう努めてたんです。
ふもとの村の若い者も千里さん独りなら闇に紛れて押しかけ組み敷くなりしたものを、千秋さんが傍に居て恐ろしくて近寄れず、従って遠間からこの千秋さんや千里さんが秘かに自身を慰める様子を
覗き見てチ〇ポを擦るしかなかったんです。
隆宏さんがいつ帰ってこられても何不自由なく生活できるよう粗末ながらちゃんと山の作業小屋をそれなりに保全しつつ農作業にいそしんでいたんです。
千里さんもだからそれに見習ってかつてのように行水と称し男らをその下腹部目掛け呼び込むような真似はしなくなりました。
淋しいからと言って村までノコノコ出かけ男衆の慰み者になるなどということはお互いがお互いを牽制し合い決して行わなくなっていました。
千里さんがそうであるように時に必要上掘割地区にふたり揃って出かけるようなこともありましたが、お互い司さんや隆宏さんの安否に関する情報を聞き込むことはあってもそれ以外ではひたすら農事に関する用事を済ますとさっさと山奥に引き上げてしまってたんです。
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