長編官能小説『クロス・ラヴ』 第18話 Shyrock作
浩一は球の『潮吹き』を以前にも数回目撃しており、それほど驚いた様子はなかった。
感極って潮を吹く球のことをとても愛おしく思った。
浩一「はぁはぁはぁ、おおっ、吹いた!はぁはぁはぁ、まだ出るかな?それそれそれ!」
球「あぁん!ダメェ~!今、あんまり動かさないでぇ~~~~~!」
浩一「エッチの最中に動くなと言われてもそれは無理だよ!」
球は潮が吹く瞬間、今まで味わったことのない不思議な感覚に陥った。
それは我慢していた小水を排泄する時に近いものであったが、それだけではなくそれに爽快感を加えたような感覚と言うのが最も適切であった。
一定量の潮を終了した球はほっとしたような表情を浮かべながら、浩一の動きに合わすように悦楽の波間に揺れていた。
浩一「はぁはぁはぁ・・・さあ、フィニッシュだぁ・・・」
息を切らしながらも浩一は球の耳元でささやいた。
球はうなずくと一旦浩一から離れ次の体位を待った。
ふたりとも汗びっしょりだ。
浩一は球の額に滲んだ汗を指で拭ってやりながら、ゆっくりと腰を屈めた。
そして、球の両膝裏側を持ちそのまま真上に抱えあげた。
球「え・・・?」
全く経験したことのない体位への移行に、球は戸惑いを隠し切れなかった。
球も身長が166センチと高い方なので、あまり高々と上げられると風呂の天井に頭をぶつけそうだ。
初めは浩一がどんな体位に臨もうとしているのかよく分からなかったが、球は次第に浩一の意図を察した。
球(浩一は『駅弁ファック』をするつもりなんだわ。きゃあ~初めての体験だ~、ドキドキ)
それにしても浩一の筋力には舌を巻いてしまう。
女性としては割りと大柄な球を高々と担ぎ上げても、足元がふらつかずピタリと静止している。
非力な男性が張り切って『駅弁ファック』を行なったとしても、担ぎ上げた直後ふらついてしまい女性を不安がらせてしまうことが多々ある。
セックスにおいて女性に不安を与えることは、男性にとってマイナスポイントだ。
球を担ぎ上げた豪腕はついに下降した。
(ズリュン!)
球「ひゃあ~~~~~!!」
(ズンズンズン!)
球「あ、あ、あ、あ、あ、あ~、すごすぎる~!」
(パンパンパン!)
球「はあ~~~・・・、もうダメェ~~~!」
球を抱えた浩一は体勢を微妙に後方に反らせ、強靭な腹筋の上に球を乗せるような格好で下から激しく突き上げた。
宙に浮いた形の球は浩一の頭に手を巻きつけ、髪を振り乱し激しく喘いだ。
ときおり顎を上げ間近に迫る天井を仰いでいたが、全く視野には入っていなかった。
神経全てが結合部に集中していると言っても過言ではなかった。
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