知佳の美貌録「飢えと孤独 先生のお弁当」担任の先生がくれたおむすび
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テーマ : 飢えと孤独にさいなまされた姉弟はやがて・・・
ジャンル : アダルト
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覚えてますか?あの日のことを。
学校に来なくなったあの子のことを心配し家庭訪問をした日のことを。
あなたがあと1日、いや3日遅れてあの子の元を訪ねていたら
あの子はこの世に存在すらしませんでした。
○○先生、あなたが来てくれたのはあの子の家の食べ物が尽きて3日過ぎ、飢えで命が尽きかけていた時でした。
あの子は、そんな中でも弟に何か食べさせたくてお風呂屋さんの前の店先に立って店主に「パンをください。代金は必ずあとで払いに来ますから」と告げ、「コソ泥が、お前のような奴にやるパンなど無い、さっさと消え失せろ」といわれ散々ぶたれ、泣きながら帰ってきて、でも、空腹で泣きじゃくる弟に与える食べ物が手に入らなくて悲しく、情けなく、それで学校に行く気力さえなくしたことを。
そんな姉弟に○○先生、あなたは近所を回って頭を下げ何かを与えてくれるよう頼んでいただけました。
近所の方に姉弟の面倒を見てくれるよう頼んでいただけてなかったら、弟は健康に育っていなかったと思いますし、たとえ助かったにしても恐らく飢えが進行し重篤な脳障害を引き起こしていたでしょう。
あの子が学校に通わなかったのは、自分が学校に通って給食を食べている間に 家に取り残された弟が餓えて亡くなるようなことがあればと気がかりで行くに行けなかったからです。
あなたがご自身の給食を食べずにあの子に手渡してくれたおかげで、おにぎりを作って持たせてくれたおかげであの子も弟も生きながらえ、長じてこの経験を放してくれたことでこの物語を世に送り出すことが出来ました。
あなたが救ったあの子は、ちゃんとあなたのことを覚えていて、同じことを次の世に向かって行っています。
他の先生が自宅に30数人の児童を呼び寄せ、全員に昼ごはんやおやつまで与え歓待してくれたこと。
ちゃんと覚えていて、後世に語ってくれてます。
決して無駄な努力ではなかったことをここでお伝えしておきます。