04/12のツイートまとめ
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久美が忠告したように桂子の恋は半年と持たなかった。最初の頃は連日のようにデートを繰り返していた桂子
04-12 23:40確かに荷揚げはきつい仕事で、それなりに給金は良い、それをごっそり巻き上げ、それで感謝されるのだから相当商売上手で、その分周囲の一杯飲み屋は客の足が遠のく。
04-12 23:40いいように利用され野良ネコのように捨てられてhttps://t.co/thJyLWpHUj
04-12 22:40ただし、一切触らせてはくれなかった。その理由を「汚れるから、触らないで」ハキハキとこう口にするのだった。
04-12 22:40その久美は田舎育ち故口数が極端に少なかったので「うん」とか「はい」程度しか受け答えができないでいた。それもそのはずで、この頃でもまだ田舎の訛りが抜けなくて大阪に出た当初はこのことでずいぶんバカにされ、故に訛りが、発音が妙な雰囲気にならないかと思うと話すのが恥ずかしかった。
04-12 21:40知佳の美貌録「執拗ないじめ」この淡路で出来た初めての友達といえば皮肉にも母が半ば囲われている旦那の娘https://t.co/thJyLWpHUj
04-12 21:40濡れた本をお日様の下一枚一枚広げ乾かす久美を見て好子は怒鳴ったが、久美は頑として事情を話さなかった。下手なことを言えば好子は激高し、学校に因縁をつけるに違いない。そうすれば事はもっと大きくなる。学校に通うことすらできなくなる。久美はどんなことがあっても勉強だけはしたかった。
04-12 20:40https://t.co/thJyLWpHUj女衒の家系に生まれ 高原ホテル
04-12 20:40終業のチャイムが鳴ると久美は探すのを諦め残った片方だけ靴を履き、もう一方は素足のまま帰途に就いた。両方素足という方法もあるのだが、久美の中では絶対盗まれたと確信があって、それならこれ見よがしに片方素足で帰れば隠した相手も動揺すると踏んでのことだった。
04-12 19:40男はすっかり桂子に飽きてしまっていて、気づかないうちに久美の言った通りになってしまっていた。しかしもう身体も心も男なしでは明日もない。男がオンナ欲しさに体中をなめまわすように触ってくる心地よさが夜の昼も忘れられないでいた。
04-12 18:40
部屋に入ったときに感じた香りの源が店主から立ち上っていたものだと、このときになってわかった。琢磨は荒々しく手渡されたタオルで髪と顔についた雨滴を拭い取ったが、この段になっても店主の顔をまともに見ることができないでいた。
04-12 17:40警察に捕まって最初におこなわれることが写真の「衣服の剥ぎ取り」と体内に隠し持っていると思われる異物の捜査で、衣服が剥ぎ取られた後、口や耳、或いは下の双方の口もこじ開けられ異物の捜査をされること。
04-12 16:40「待って」店主が甘えた声で制してきた。どうみても琢磨の意図は十分理解している風だった。「待てない!」店主は琢磨をあやすように首を横に振って制し「私のこと、まだ何も知らないうちにこんなことしたらダメでしょう?」
04-12 15:40「えっ そうだったの? あらどうしましょう・・・ ちょっと待ってね。こんな天気だから暖簾下ろして店じまいしてきますから」言葉とは裏腹に店主はちっとも驚いた風はなかった。すっと立ち上がるといそいそと店じまいに掛かってくれ、店の明かりも消してくれた。
04-12 14:40奥座敷に通された琢磨に女店主はお茶を煎れながら女店主が煎れてくれたお茶「こんなことぐらいで遠慮なさらないで、お客様なら当然のことだから」目を潤ませ妖艶な表情を見せた。琢磨は戸惑った。客とはいっても毎日店主を拝みに来ているだけで、並べてある品物に全く関心がないどころか手に取っ
04-12 13:40RT @dougawarawara_d: ✨ボールを待つコーギーの足踏みがかわいい✨ https://t.co/HBZYKupXDe
04-12 12:36RT @itteqtime1: やば!!!めっちゃ面白い!!クソ腹いてーー(笑)世界最高の民族=サン族😄😄#イッテQ.#面白かったらRT ★ https://t.co/Z6vWLaK2lx
04-12 12:35RT @tsururinko33: あのさあー!お便りもらって3日後に懇談会と学校説明会やるよーパート主婦なら休んでも平気だろ?来てねーって仕事休めるわけねえだろバーカバーカ!!!こういうとこやぞ!こういうところが「教師と世間の常識が乖離してる」って言われるところなんじゃない…
04-12 12:32知佳の美貌録「子守が出来ることの嬉しさ」今住んでいるところが何処で人々が行きかう街がどの方角にあるかも、さっぱり見当がつかないほどの山中の飯場で久美たち兄弟は隠れ過ごした
04-12 08:40知佳の美貌録「工事の花形 先破」飲んだくれで、神聖な将棋を博打の道具にしてしまうようなクズの幸吉にも、この現場で唯一取柄はあった。それが先破だった。先破とは、トンネルの最先端に爆薬を仕掛け破砕するもので、現場の花形だった
04-12 07:40知佳の美貌録「明日を夢見て 地獄の始まり」飯場生活は、それでも穏やかに過ごせた方だった。だが、久美が7歳になった春、突然地獄が待ち受けていた。そう、久美も法律に従って小学校に通わなければならない齢になったからである
04-12 06:40知佳の美貌録「腹を空かせた弟のために」久美は給食の脱脂粉乳だけは鼻をつまんで我慢しオカズと共にゆっくり食べ・飲み干し、全員が給食を食べ終わる頃にお腹いっぱいのふりをしてコッペパンをコッソリとカバンに隠して自宅に持ち帰り弟に与え続けた
04-12 05:40知佳の美貌録「飢えと孤独 先生のお弁当」給食時間になると教室から姿を消してしまうのである。事情は同級生の貧困にあえぐ、ごく一部は当然知っていた、担任もなんとなく理解してはいた。理解してはいたが、親が貧困のため払えない子供たちはこの時代には沢山いた。だから、久美一人を依怙贔屓にはで
04-12 04:40知佳の美貌録「夜逃げ そして転校」小学校時代の辛かった記憶に、夕やみ迫る誰もいなくなった公園、寒風吹きすさぶ中 姉弟はふたりっきり公園に残って遊んだ。遊ぶことで家路につくことのできない時間を潰した思い出があると久美は語ってくれた。例えば、誰も乗らなくなったブランコに姉弟が隣同志で
04-12 03:40知佳の美貌録「淡路港の荷揚げ人足相手に」この年代になると必ずしも代々名家だったから蓄財があるかというとそうでもなくなっていた。好子の旦那も最初こそ珍しがって手を出し、半ば囲ってみたものの蓄財は減る、好子に対し興味は薄れるわで、月々の手当ても減る一方で、下手に催促でもすれば捨てられ
04-12 02:40知佳の美貌録「水を得た魚のように」持って生まれた素質と言おうか性格と言おうか、人夫相手に春をひさぐことが精いっぱいと高を括っていた周囲の料亭も好子の男あしらいの才能に舌を巻いた
04-12 01:40知佳の美貌録「わたしは泣かない」母が囲われている旦那の娘と頑張って仲良くなれたと思った翌日、学校から帰ろうとすると下駄箱に入っているはずの靴が片方なくなっていた。朝はちゃんと下駄箱に収めておいたはずの靴であり、なくなるはずなど無い。それでもせっかく買ってもらった大事な靴
04-12 00:40
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