04/11のツイートまとめ
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久美が忠告したように桂子の恋は半年と持たなかった。最初の頃は連日のようにデートを繰り返していた桂子
04-11 23:40いいように利用され野良ネコのように捨てられてhttps://t.co/thJyLWpHUj
04-11 22:40知佳の美貌録「執拗ないじめ」この淡路で出来た初めての友達といえば皮肉にも母が半ば囲われている旦那の娘https://t.co/thJyLWpHUj
04-11 21:40https://t.co/thJyLW872L女衒の家系に生まれ 高原ホテル
04-11 20:40知佳の美貌録「子守が出来ることの嬉しさ」今住んでいるところが何処で人々が行きかう街がどの方角にあるかも、さっぱり見当がつかないほどの山中の飯場で久美たち兄弟は隠れ過ごした
04-11 08:40知佳の美貌録「工事の花形 先破」飲んだくれで、神聖な将棋を博打の道具にしてしまうようなクズの幸吉にも、この現場で唯一取柄はあった。それが先破だった。先破とは、トンネルの最先端に爆薬を仕掛け破砕するもので、現場の花形だった
04-11 07:40知佳の美貌録「明日を夢見て 地獄の始まり」飯場生活は、それでも穏やかに過ごせた方だった。だが、久美が7歳になった春、突然地獄が待ち受けていた。そう、久美も法律に従って小学校に通わなければならない齢になったからである
04-11 06:40知佳の美貌録「腹を空かせた弟のために」久美は給食の脱脂粉乳だけは鼻をつまんで我慢しオカズと共にゆっくり食べ・飲み干し、全員が給食を食べ終わる頃にお腹いっぱいのふりをしてコッペパンをコッソリとカバンに隠して自宅に持ち帰り弟に与え続けた
04-11 05:40知佳の美貌録「飢えと孤独 先生のお弁当」給食時間になると教室から姿を消してしまうのである。事情は同級生の貧困にあえぐ、ごく一部は当然知っていた、担任もなんとなく理解してはいた。理解してはいたが、親が貧困のため払えない子供たちはこの時代には沢山いた。だから、久美一人を依怙贔屓にはで
04-11 04:40知佳の美貌録「夜逃げ そして転校」小学校時代の辛かった記憶に、夕やみ迫る誰もいなくなった公園、寒風吹きすさぶ中 姉弟はふたりっきり公園に残って遊んだ。遊ぶことで家路につくことのできない時間を潰した思い出があると久美は語ってくれた。例えば、誰も乗らなくなったブランコに姉弟が隣同志で
04-11 03:40
知佳の美貌録「淡路港の荷揚げ人足相手に」この年代になると必ずしも代々名家だったから蓄財があるかというとそうでもなくなっていた。好子の旦那も最初こそ珍しがって手を出し、半ば囲ってみたものの蓄財は減る、好子に対し興味は薄れるわで、月々の手当ても減る一方で、下手に催促でもすれば捨てられ
04-11 02:40知佳の美貌録「水を得た魚のように」持って生まれた素質と言おうか性格と言おうか、人夫相手に春をひさぐことが精いっぱいと高を括っていた周囲の料亭も好子の男あしらいの才能に舌を巻いた
04-11 01:40知佳の美貌録「わたしは泣かない」母が囲われている旦那の娘と頑張って仲良くなれたと思った翌日、学校から帰ろうとすると下駄箱に入っているはずの靴が片方なくなっていた。朝はちゃんと下駄箱に収めておいたはずの靴であり、なくなるはずなど無い。それでもせっかく買ってもらった大事な靴
04-11 00:40
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