爺様に仕込まれた露出癖 いまどきの女は家事は知らなくてもセックスなら
こんな片田舎では、おおっぴらに不貞など働けない。
〈噂では爺様の家に寝泊まりしながら、恋人と襖一枚隔てた部屋で爺様に・・・〉
それが羨ましくてならなかった。
爺様の持ち物に苦しめられながら恋人に手を伸ばす。
恋人は恋人で、助けに入りたいのはやまやまだが、挿し込みの具合も確かめたく、ついには先走りを通り過ぎ、暴発させてしまっていたときく。
わけても、爺様はそれがもとで和子と絡み合いながら三途の川を渡ってしまっている。
それほど目を血走らせながら、奪い合いをしてもらえたらと、卑猥な妄想に眠れない日が続いていた。
噂の爺様のような人は、もうこの村には見当たらなかった。
それに近いと言えば、それこそが神崎敏行その人だが、持ち物は立派でも心が狭く、恐妻に怯えきっていて、とても爺様のように家族の目の前で奪ったりはしてくれない。
せいぜい、身分違いで手が出せない小作どもや爺さんに、観られて困る人の出入りを見張らせながら、優越感に浸り人妻に挿し込み、ひけらかす程度が関の山だった。
だから竜彦が和子の知り合いで、ひょっとすると関係を持ったかもしれないと思っただけで心が浮き立った。
かつては普通に秋祭りなどを利用して、足入れがあったというけれど、今ではその文化は廃れ、世間が怖くて誰も他人の女房に手出しなどしない。
あちらこちらの野辺で、密かに睦み合う男と女。
そんな沸き立つような感情を、たとえひと時でも持つことができれば、それ以降にの、ただひたすら退屈な家事にも耐えられる。
「幼い頃から受験受験と言われて育って、今更女だから家事だなんて。変だと思わない?普通に恋だってしたいわよ」
女だから家事じゃなく、女だからこそ、使えるうちに多くの男性とセックスしたい。
それなら勉強しなくても、誰にも負けないほど努力だってできるし、第一面白いと、
「ご飯なんか、コンビニに行けば買えるじゃない。掃除だって業者に頼めば簡単にパッパッとやってくれる」
竜彦に恵子は、己の行為の正当性をこう言った。
〈俺が和子と同棲したかった動機は、半分は不順だったということか・・・〉
開いた口がふさがらないとは、こういうことかと思った。
「そうだな、普通に考えてみれば、家事ができる女はまれだが、不倫してる女は掃いて捨てるほどいる」
釣った魚に餌はやらないの如く、男は射精したくなると女を探し、挿し込もうとする。
だが女は、四六時中、次の機会に使うであろう男を求めて彷徨っている。
「女の性欲は、男の範疇をはるかに凌駕してるっていうわけだな」
「そうよ。女はこそこそ隠れてエッチしたりしない。そのかわり、見つかったときの腹はくくってる」
だから、もっと刺激が欲しくて、周りの人に絡んだところ、特に結合部を見せたいって願望が強いんだと恵子は言った。
「貴方が悪者になって、夫や敏行さんの前で強引に挿し込んで逝かせてくれたら・・・」
それで蟠りが消え、晴れてこの村から出ていける。
「・・・待てよ。それって一方的に俺が悪者で、お前さんは犯された貞淑な人妻ってことになりはしないかい?」
「そうよ、それがどうかしたの?だって男のひとって、綺麗な女の中に出したいんでしょ?」
三白眼になるほど逝ったあとだけに、恵子は動じない。
竜彦の亀頭冠の感触が、未だに残り、和子の愛しき人を奪ってやったんだ。この人はこの後、その性癖から必ずや夫の目の前で犯してくれるという確かさに満足し切っていた。
こんな親戚縁者どころか、知り合いひとりいない片田舎で、人妻に手出しをしたからと言って何事でもない。
それ以上に、和子の不始末を思うと、たとえ姿形は違っても若い、おまんこの具合の良い女が抱けるなら、
「ご希望通り、ご主人とかいう人の前で抱いてやらんでもない」
「あたしを犯すの?」
「シナリオは職業柄得意でね。まぁ、任せとけ。それより飯だ、腹減ってどうしようもない」
恵子の子宮深く流し込んだ精液は、なけなしのエネルギーだったんだ。
「おまけにお前たちが寝込みを襲うもんだから、ろくに寝てないんだ」
「アラッ、ごめんなさい。気が付かなくて、ちょっと待っててね」
恵子は急いで母屋に駆け込むと、いそいそと竜彦のために食事の用意をし、風呂に湯を張り始めた。
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