男が求めていた本当の愛
寝盗られとは旦那をよその女が寝盗ったことを云うんじゃないと思います。
妻がよその男に騙され寝盗られた、その歯ぎしりしたくなるような男の心情こそ「寝盗られ」と騒ぐんだと思っていたんですが、実情はいつの間にか変わってきていたんじゃないかと、最近思いつつありました。
そんな中、今日のライフにこんな記事が掲載されました。
参照: 「女にはわからない・・・40男が求める愛は〇〇欲求!?」
記事を読み進めていくとその根幹に、他の男と比較した時、唯一無二自分が優れていると妻が感づいてくれることとありました。
寝盗られたことで、改めて妻を盗られたくないと守る気持ちになった・・・というんじゃなくて、
寝盗られた妻本人が夫の良さを再確認し、戻ってきて尽くそうとする。その愛が欲しいようなことが書かれていました。
比較されることで自身が妻を見直すのではなく、妻の方から自身がいかに優れているのか認めてほしいという幼 児の駄々に似た要求。
平たい話、寝盗られてみれば自分との行為・性活がいかに優れていたかがわかるから、気のすむまでよそ様に抱かれて来いというもの。
「わかっています。だけどやっぱり彼女にとって自分が過去にも未来にも最高の男だと思われたいんです」
これって「我と思わんものは我が妻を寝盗ってみてくれないか!!」 という貸し出し宣言じゃないですか。
とかく夫の目の届かないところで若い男に手を伸ばそうとする妻が話題に上り、こぞってメディアは叩いたもの。
ところが実は逆になりつつあったんですね。
レスに耐えきれなくなって妻は浮気し、逝かされます。
その、
逝かされる瞬間、夫に助けを求めて縋り付け!!というもの。
逝き始めた妻、それに向かって振り返れと駄々をこねる。 覗き見AV撮影中じゃないんですよ。 現実にです。
確かに既婚、或いは恋人がいながらセフレを求める女性が爆発的に増えてはいます。
けしからんことを妻や恋人がしていると、憤るのが普通なんですが・・・
それを暗に助長し楽しもうというのが現代社会の男の変な癖なってきつつあるようなんです。
レスに悩む女性のみなさん、こういった男性をどう思われますか?
男が求める愛についてですが、端的に云えば婚姻した女性に対し、母親代わりにと強請っている。
安らぎを求めているんですね。
戦士として働かざるを得なくなった女性にです。
収入が激減し、そのストレスだけが蓄積した結果、
激戦を潜り抜け獲た胤を植え込むべくメスと考えていないさまが見て取れます。
ここで考えられることはただひとつ、男性は家を守り家事をこなすという、かつての女性像を現代の女性に求めなくなっており、女性は女性で家計を支え裕福な暮らしを与えてくれたかつての男性像を、もう幻としか認識しなくなっていること。
自然の摂理が働かなくなっているんですね。
つまり双方とも、自分に足りない性の部分については理性を保つため必要と考えてはいるが、法律に基づく婚姻は意味をなさなくなっていると感じている。
性の代償を払うつもりなどないと考え始めた。
性については必要な時に必要なもの同士で性欲処理出来たら、それで十分と考えているように思われました。
時代の大逆行
「楢山節考(ならやまぶしこう)」姥捨て山に代表される性と衣食住の問題作。
子だくさんの大家族ともなれば長男は嫁を娶って子作りが出来ますが、次男以降の子供たちは牛馬のごとく働かされるだけで性を、たとえ願っても謳歌できませんでした。
辛い日々の暮らしの中で当然、一番に求めたのが安らぎです。
衣食住にあり付けた先は安らかに眠る事だけが彼らの願いだったはずです。
なにやら今の男性群の願いに共通するものがあると思いません?
女性の偶像は精神安定のため必要だが、少ない収益を射精感と引き換えに狙う実像なら避けて通りたいと云っているようです。
資本主義が行き着いた先、それは時代の大逆行とも受け取れます。
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