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夫婦間の鬩ぎ合い 間合いの取り方でベッド淫のタイミングを計る

先だって渓流釣りを機会に妻の加奈子が夫 雄一の目の前で坊主に挿し込まれた件は、大いなる奮起をよんだ。
妻の加奈子をして男性の更年期障害とも受け取れる夫 雄一のぼんやりが一時的に解消されたからだ。
荒れ寺の中で襲われ、隙を狙って逃げ延びた加奈子だったが、縁に沿って逃れたところを再び襲われ、夫の見守る前で遮二無二貫かれた。

「お互い詮索しない」約束で外での恋愛を楽しんでいた矢先の事件。
夫婦間の距離も手が触れるか触れないかの距離を保とうと約束していた。
年中べったりくっついていては、いかなる愛も醒めると感じたからだった。

雄一は加奈子の出産を機に夫婦関係が疎遠になる、その原因を実は秘めていた。
会社の上司である某女子が、自宅に帰っても何も手につかずひたすら残業を繰り返していた雄一を不憫に思い近寄ってきたからだった。
残業で誰もいなくなったオフィス、その雄一の隣の席に詰めよってきた某女子は、最初の頃は幾度も足を組み替え悩まし気な肢体を魅せつけ、やたら親し気に話しかけてきた。

「奥さん、お子さんが産まれるんだって? 随分ご無沙汰してんじゃない?」
ついにある日、雄一に机に腰掛け、スカートの中を魅せ付けてきた。
パンスト越しに黒々とした繁みが見えた。

「えっ!! パンティー履いてないんですか!?」
「そのほうが都合良くって? いいじゃない勿体ぶらなくても。 どうせ溜まってるんでしょ?」
驚く雄一に向かい、某女子は妖艶に微笑み言い放った。

慌てた。 椅子から転げ落ちそうになった。
椅子から立ち上がって逃れようとする雄一の後頭部を某女子の手が捉え、スカートの隙間に引き寄せてしまっていた。
ムッとする淫臭が懐妊を機にレス状態になり溜まりにたまった雄一の鼻腔をついた。

シルが溢れかえっているというのに、肝心の部分を覆うパンストが邪魔して直に秘肉に舌を這わすことすら許されない。
その格好のまま雄一はファスナーを引き下げられ、屹立を握られ扱かれ続けた。
目的が果たせないまま某女子の掌の中にイマラチオのまま放出させられてしまっていた。

「情けないわね・・・ 男なら強引にでも引き裂いて挿し込むものよ。 それがレディーに対する礼儀でしょ!?」
敢然と言い放つと某女子は何事もなかったかのように帰っていった。
この日を境に雄一の、5月病が始まった。

思い起こすたびに打ちひしがれ、眠れない 起き上がれない日が続き、ついに軽い健忘が始まってしまっていた。
退院してきた妻に悪いと思ったこともあったし、次に始まった不眠不休の子育てに、ついに思考が破壊された。
レスが始まってしまっていた。

加奈子は夫雄一の為、様々な強制剤の服用を、食事に混ぜ秘かに試した。
出産をこなすたび、加奈子の内部に湧き上がる飢えが自然とそうさせていた。
恋愛でも何でもいいから、ため息が漏れるほど貫かれたい! 淫夢にうなされることも度々あった。

お隣のご主人に朝ゴミ出しでたまたま出会って立ち話をし、得た答えが「触れるか触れあわないかの瀬戸際で」保つ愛だった。
「外では自由恋愛を」と唱えてくれたのもお隣のご主人だった。
夫には「互いのプライバシーは尊重すること」でと、レスを含んだ申し合わせを交わすことに成功した。

夫の雄一が同意せざるを得なかった理由に、会社出勤があった。
長期休暇の結果、給料が6割方に減らされていたからだった。
その足らずまいを加奈子はお隣のご主人から得ていた。

触れるか触れ合わない程度の距離で魅せてもらえるならとシャワー中の覗き見を懇願され、使用済みを窓に垂らしてこれに代えOKサインとした。
夫の雄一が遅めの朝食を摂るため食卓に着き、食べ終わる頃合いを見計らって加奈子はシャワールームに消えた。
夫の目の前でお隣のご主人に向けサービスを提供する。

ふっくらとした繁みの奥の豊かな膨らみに指を忍ばせ丁寧に洗う。
その光景を観ながらお隣のご主人は使用済みを嗅ぎ、使用済みの中にヌイて押し包んで返してくれていた。
加奈子は次第に外で自由恋愛を楽しむことになるが、それまでの間、お隣のご主人の放出を嗅がせてもらうことで欲望を内に押しとどめることが出来ていた。

いつの頃からか、このことを夫の雄一も気づいたが「妻との約束上」と知らん顔をした。
それよりなにより、出勤する都度付きまとわれる某女子に手を焼かされていた。
一度だけ魅せ、シルを吸わせただけで自分の男と決め込み、しつこく関係を迫ってきていたからだった。

雄一は加奈子との関係を壊したくなかった。
出来ることなら新婚当初の頃の煮えたぎる情熱でもって奥深く注ぎ込み、妻を取り戻したいと機会を狙っていた。
それなのに妻が坊主に挿し込まれた様子に魅入って、自身で擦りヌイてしまっていた。

今朝も妻の加奈子がお隣のご主人の援助を乞うべく窓辺に使用済みをたらし、シャワーを始めていた。
聞き耳を立てながらテーブルの下で雄一も擦り始めていた。
お隣のご主人との秘興をなじっての行為ではない。

妻の、坊主と繰り広げた奔放な様子を思い起こしながらである。
「あの時妻は確か・・・」
挿し込まれた坊主のエラをすっかり腫れ上がった襞で舐っているような腰の動きをしていた。

苦悩に満ちた坊主の目は、あらぬ方向を、ともすれば夫の雄一をねめつけ、気を散らすことに躍起になっていた。
動きが止まったかのように見え、その実、妻の加奈子の腰だけが蠢いていた。
8分がた挿し込まれた勁烈を襞で味わい始めている動きにも似ていた。

「手で触れるか触れないかの間合い」を摂るべく雄一は物陰から見守っている。
「ん、ん・・・ ああん・・・ふぅ~~」
やがて耐えきれなくなった妻の加奈子の方から勁烈を解放した。
太腿が小刻みに揺れ、つま先が坊主の深くへの突きをせがんで盛んに地面の土を蹴っている。

勁烈を解放された坊主は受け止め体勢に入った妻のアソコ目掛け天井を突き破る如く突く。
「やんっ、あああ・・・」
グッと押し付け、別に用意された秘鏡の奥深くをまさぐると引き抜きにかかる。

「もう!! ん、もう・・・」
引き抜かせまいと妻が片手を伸ばし、坊主の尻を引き寄せる仕草を魅せた。
妻との距離が取れた皺袋には妻から注がれた白濁液が泡状になってまぶされている。

妻に促され、再び坊主の屹立の挿し込みが再開される。
衣服に隠されてはいるが忍び込ませた掌で乳房や乳首を坊主は嬲っているに違いなかった。
回廊の外に逃げ延びた妻を追いついて抑えた時、坊主は確か一瞬だったが妻の孔に舌を這わせ・・・

混濁が雄一を襲った。

加奈子が地面を蹴るに至る勁烈を嬲っていた段階から、実は坊主は妻の孔を下腹部で嬲っていたのではないかと思われる。
そうして引き抜いておいて、再び宛がう刹那、勁烈の先端で孔をノックしたように思われた。
「加奈子・・・孔にまで欲しがってたのか!! そんなにのめり込んで、坊主との間合いはどうだったんだ・・・」

加奈子がシャワーを浴びながら自慰に耽る原因に、隣のオヤジの影だけとは言い切れないものがある。
覗き見の位置からでは察しえない場所に指が伸びているはず。
脱衣場のガラス越しに映る妻の痴態、腕の角度 伸ばす深さで雄一はそれを知った。

「自分はちゃんと間合いを取って手で触れるか触れないかの場所で見守ってる」
妻の加奈子とは何時か、ベッド淫するタイミングが来ることを願って、
雄一は妻の貸し出しに辛うじて耐えきった。
耐えていたのはなにも夫の雄一ばかりではなかった。
妻の加奈子こそ耐えていた。
本来なら自由に外出して恋愛を楽しんでもいい約束だった。

願ってもない種牡馬が目の前に現れ、夫の眼前で耐えがたいほど押し広げ深く挿し込んでくれていた。
許せるものなら坊主の屹立にサドルして腰を振り、溜まりきった欲望という濁流をすっかりヌキ盗りたかった。
それほど野性味に満ちた勃起だったのである。

それでいて、肝心の迫りくる態度はあくまでも女主導だった。
夫にはわからなかっただろうが、許しを請うてマウンティングしてきてくれていた。
肝心の深みに刺激を与えるときも、加奈子が十分満ち足りるまで己から突こうとしなかった。

他の女にヌケヌケトと手渡す気持ちになれなかった。
すっかり身体が自然体を取り戻すまで坊主の屹立で頸部やその奥を、更にクリや乳首までも、オンナの部分全てにおいて治してもらうつもりでいた。
仕上げを試す方法こそサドルだった。

「手を触れるか触れないかの距離感」など、加奈子にとってどうでもいいと思えるほどに種牡馬の勃起は野性味に充ち、満足の域に導いてくれていた。

それを押しとどめたのが不倫を魅せ付けているにもかかわらず、忘れ得なかった夫の愛の見守りだった。
「長続きの秘訣は手を触れるか触れないかの距離」
貸し出させ魅せつけ、欲しがる相手にあくまでも我慢を強いることだと知った。

かつて、出産期に夫が他に女を作って自分に振り向いてくれなかったことがある。
その時の悔しさを、加奈子は忘れていなかった。
退院し、帰り着けば真っ先に夫に使ってもらうんだと楽しみにしていたアソコの潤み。

その処理に窮した。
何かの間違いではなかろうかとさえ思った。
夫は意識していなかっただろうが、会社から帰ってきた夫の下着の左太腿部分にはいつも先走りが滲んでいた。

出かけた先で加奈子にとって好ましくない何かが、夫の身に起こっていたのは明らかだった。
それが故に加奈子は、この時ほど夫に抱かれたいと思ったことはなかった。
「寝盗られてたまるか」という、云わば女の意地だった。

そんなこととはつゆ知らぬ夫の雄一は、相変わらず某女子へのクンニを強いられていたのである。
某女子(お局様)にしてみれば許しさえ乞うてくれたら挿し込みを許すつもりでいた。
だが、雄一はこの先どうすれば身勝手なデートに持ち込めるのか、その方法が思いつかないでいた。

掌の中や口腔内に迸らせるのが関の山で、潤み切った女性を扱う方法を知らなかったのである。
回復しなくなり、だらしなく垂れ下がると決まって蹴とばされた。
「どこまで女をバカにすればいいのよ!!」 口汚く罵られたのである。

頃を同じくして夫の雄一のソレが役立たなくなるアクシデントに見舞われた。
迫る女より優位な妻という立場を利用して夫に向かってサドルしてやるんだと意気込んだりもしたが、
念入りに身体の手入れを済ませ、潤み切ったアソコを夫の足に絡みつかせて迫ってみても、アレはピクリとも反応しなかった。

加奈子の自慰燃え上がってしまった以上、自分で処理するしかなかった。
朝から燃え上がり仕方なく、お隣のご主人にでもと、万が一と覚悟を決め迫ってみた。
そして得た答えが「手の触れるか触れないかの距離感」だった。

「魅せ付けられ、儂の方こそ困ってたんだ。なんとかあやかりたいってね」
聴けば、ずっと以前から覗き見してて垂涎の的となっていたとのこと。
「もしものことがあれば、そこはお隣同士、まずいだろう?」

そこで提案なんだがと言い出したのが互いの臭いや味を秘かに確かめ合う使用済みを使ってのやり取りだった。
潤みで黄ばんだアソコを使用済みで嗅がせ、シャワー中を魅せつけ放出を手伝って、その放出された液体が塗りつけられた使用済みを口に運んで諫めるというもの。

欲望が増すごとに興奮したソレを嬲ると逝った感覚が堪らなくなると。
それで思い当たった。
坊主が種牡馬に思えたのも、元はと言えば夫が手始めに感じた。

常に欲しくてたまらなくする秘訣は「寸止め」だと教えられた。
夫の目が届かない隙を狙って坊主に連絡を取れば、再び前回同様挿し込んでもらえると分かっていた。
分かっているにもかかわらず、加奈子は連絡を取らなかった。

加奈子は萌え上がって仕方ない身体を、行く末を望み心を鬼にして抑え込んだのである。
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