中島俊介と弥生の胤つけに欲情した妻のさゆりが加わって
なにしろ両手に花どころか3人もの面倒を一手に引き受け世話を焼いて、すっかり気に入られ頼り切ったような態度を示されたからだった。
俊介との情事を終えたものの、なんとなく恭介と顔を合わせるのを避けていた弥生は、これで救われた気がした。
初めて見つけた自分の中の秘密に、弥生は酔いしれていた。
あれほどの快感を、これまで一度も味わったことがなかったばかりか、襞の動かし方まで学んだ。
意識せずとも蠢く襞、それなのに俊介の棹がその蠢きにあれだけ反応し猛り狂うとは思わなかった。
ただひとつ困ったことは、コトが終わったというのに火はいつまで経っても消えてくれないことだった。
恭介の顔色をうかがいながらも、盛んに俊介の股間が気になって仕方がなかった。
「---ふぅ~」 一日の思い出を語らう楽しい時間のはずの帰途が、弥生だけ深いため息の中にあった。
帰宅途中、恭介は運転しながら生あくびを何度も繰り返した。恭介の提案で外食をした。
帰ったらシャワーでも浴びて寝るだけにしないかと言われ、正直助かったと思った。
今夜だけは恭介を相手にしたくなかったし、どうせ眠れないだろうが、その理由を恭介に知られたくなかった。
弥生がシャワーを浴び、寝室に入ってみると恭介の軽いいびきが聞こえた。
恭介は3人の美女に囲まれた思い出にふけりながら幸せの眠りについていた。
今夜だけは眠れない、そう思っていた弥生だったが、横になって間もなく深い眠りに入って行った。
目覚めはいつになく快適だった。
この時期、腰に鈍痛が走ったが、俊介と離れ一晩過ぎたというのに膣内に未だ恭介の棹が挟まっているようで股が閉じにくい感覚を覚えた。
その感覚が鋭くなるにしたがって膣が勝手に収縮しそれに合わせるように襞が亀頭冠を求めて蠢く、これには困った。第一そうなると恭介の顔がまともに見れない、我ながら破廉恥と隠された性癖に呆れもした。
パート先で中島さゆりは盛んに昨日の恭介の厚情を褒めた。悪い気はしなかった。今朝はいつになく気分がいいこともこれを後押しした。
これまで夫の俊介から、あのように至れり尽くせりされたことがない。「弥生は幸せだね。あんなご主人がいて」「弥生さんが若々しく見えるのもそのせいね」
何度も何度もこういわれ、ますます恭介に悪いことをと気持ちが滅入っていると「お礼がしたいから、仕事終わったらちょっと寄って行ってよ」さゆりから誘われた。
パートの終いは早い、家事に間に合うように通常16時には切り上げる。
ちょっと寄ってお茶ぐらいならと、あまり深く考えないでさゆりの家に立ち寄った。
弥生夫婦と違ってさゆりの借家は外観からも古く狭かった。俊介は職場で他の人と気が合わずしょっちゅう職を変えるから大変とさゆりが言ったが、その時は気にも留めなかった。
17時をほんのわずかに回った頃、俊介が帰りが遅くなったと言って玄関を入ってきた。
弥生は驚いた。一体会社まで何分のところで働いているんだろうと思った。終業ベルと同時にタイムカードを押して帰ったとしても時間的に合わない。
恭介など、20時より前に帰ってくることなど滅多にない。
「・・・ああ、これが職を転々とする俊介さんのやり方なんだ」家計が苦しいのはそれで理解できた。
帰ってすぐに、俊介は奥の間で着替えを始めたように思えた。
さゆりは俊介の着替えを手伝うつもりなのか、一緒に奥の部屋に消えた。
「弥生さん、わたし急な用事が出来たからちょっと出かけてきます。帰るまで待っててくれる?」
こう云い終るやいなやさゆりは弥生の了解も得ず出て行った。残された弥生は困惑した。
昨日の今日、俊介とふたりっきりでひとつ屋根の下にいる。次第に息苦しさを覚えた。
食卓テーブルにもたれながら、いつ帰ろうかと思案しているうちに奥の襖があき、俊介が顔をのぞかせ手招きした。
襖の奥に見えたのは紛れもなく寝具だった。枕がふたつ並べられティッシュ箱も脇に備えられている。着替えなど済ませてはいなかった。
弥生が来たときにはなかった寝具、ということは、さゆりと俊介は弥生を待たせながら情事の用意をしていたことになる。
咄嗟に弥生は逃げようと玄関に走った。
その腕を俊介ががっちり捕らえると、寝具が用意されている部屋に強引に引き戻した。
どんな意抵抗しても無駄だった。着てきたものはすべて剥がされ寝具の上に転がされた。
「昨日から数えて5日間、俺はあんたが望む胤をどんなことがあってもつけてやろうと覚悟を決めたんだ」
他人の妻に胤をつける。確かにあの時なにもかも捨てて胤を望んだ。望んだというより身体が勝手に牡を求めていた。
「そんなことをしたら、さゆりさんが悲しむに決まってます」弥生はあくまで抵抗を続けた。
所詮女の力には限界がある。俊介は片手で弥生を抑え込むと、もう一方の手で器用に服を脱ぎ始めた。
やがて弥生の眼前に、昨日より更に凄みを増した男根が突き付けられた。
「さあどうする? これをどうしてほしいんだ?」
いつのまにか俊介は弥生を押さえ込むのを止め、そのかわり男根を目の前に据え顎をしゃくりながら足を開けと命じてきた。
「いいのか? 今日もしてほしかったんじゃなかったのか?」
睨みつける男根から目が離せないでいる弥生の、身動きできないでわななく肉壺に俊介の2本の指が食い込んだ。
「ほうれみろ、もうこんなに潤んでしまってるじゃないか」
「あっ、ダメぇ~・・・奥さんが帰ってきたら・・・お願い止めて!」
云い終るか終らないかのうちに襖が開いた。
「往生具輪が悪いわね~弥生さん、脱いでしまってから止めましょうはないでしょ?」
いつのまにかさゆりが帰ってきていた。
「夕べね、うちのひとったら、随分張り切ったのよ。それで妖しいと思って脅したら白状したのよね」
「そんな!うそです」
「あんた、誰もいないと思って木立の中でオナってたんだって? うちのひとがアレ見せたらしゃぶりついてきたから挿したって言ってたわよ。随分腰振って亀頭冠弄ってきたんだってね」
さゆりはそこまで言い切ると、ゆっくりとふたりの間に割って入って俊介の亀頭冠を口に含んだ。
そうしておいて弥生の足首を掴むと思いっきり開いた。
木立の中では余裕がなくてできなかったクンニを俊介は妻にフェラさせながら悠然と弥生のワレメに顔を埋めた。
「今日から5日間の間に確実にこの身体の奥底に胤を仕込むってきかないのよ。実のところ本気で胤を仕込むってどんなものか興味が湧いたんだ」
だから俊介と弥生の不倫も見逃してもいいとさゆりは言った。
さゆりの献身的なフェラと弥生への欲情クンニで俊介の鈴口から涙がこぼれはじめた。
それでも俊介は肉壺に亀頭を埋めなかった。
「昨日はもっと燃えていたはずなんだ。最高に潤んだ時じゃないと襞が搾ろうとしない。胤がつかないんだ」
顔面が弥生の愛液でしっとり濡れ卑猥な芳香を放っている。
それほどまでにしても弥生は昨日のような逝き顔にはならなかった。
俊介はままよと大の字に寝転んでしまった。
「もう家内にはバレちまったんだ。そこまで抵抗したいんなら、あとは好きにしな」さゆりと弥生 いつまでも睨みあっていても仕方がなかった。
最初に行動を起こしたのはさゆりだった。
大の字に寝た俊介の棹を跨ぐと切っ先を肉壺に埋め、ゆっくりと腰を振った。
自然と喘ぎが漏れ、身体が後ろにしなった。
ダイナミックに出し入れを繰り返す夫婦の交情を観ていた弥生は思い余って俊介の顔面を跨ごうとしたが、恭介の顔が思い出されどうしてもできないでいた。
そうこうするうちに夫婦の情交は、他人の妻に、昨日夫が不倫した女に見られているとい刺激も手伝って白熱を帯び抜き差しならないものになっていった。
さゆりは他人の妻に夫の精液をそうそう抜き取られてたまるもんかと懸命に腰を振り棹を搾る。抜かせまいとする俊介は歯を食いしばって責めに耐えぬいている。
それはまるで恭介がよくみている動画にそっくりな場面だと弥生は思って、昨日のこともあり燃えた。乳房を揉みしだき、クリを指で弾いていた。さゆりにとって初めて見る弥生の乱れた姿だった。
さゆりは夫を解放した。
俊介は跳ね起きると弥生の後ろに回って尻を高々と突き上げさせ、ワレメを丹念に切っ先でなぞり、亀頭冠を幾度か挿し込んでこねくり回しては抜きを繰り返したのち、深々と根元まで突き刺した。
その様子をさゆりは一部始終見逃すまいと顔を近づけ覗き見た。
夫婦間で繰り返していた情交と、明らかに違う興奮がそこにあった。
亀頭冠が今どこを通過しているのかさえ見当がつくほど弥生の腹部は波打ち亀頭冠を捕まえ搾っている様子を伝えてくる。
その波に合わせ俊介の顔が快楽に歪み、責めなければという牡本来の動きさえも止まってしまう。爪が白い肌に血が滲むほど食い込んでいた。
苦し紛れに引き抜く棹に、粘りつくように引き出されたピンクの襞が見え隠れし、白濁した液もまた棹と一緒に吐き出される。
皺袋の先端からその液が真っ白なシーツの上に滴り落ちていた。たまらなくなったさゆりは俊介の唇を奪った。
俊介は手探りで弥生の背の窪を押さえ、乳首を指先で弾きながら肉壺を蠢動させる。あらんかぎりの知力体力を駆使して弥生を逝かせていった。
あまりに弥生の蠢きが激しくなると、俊介の顔が醜くゆがむ、さゆりはふたりの間に手を差し入れ、俊介の男根の根元を強く摘まんで射出を抑制し指先で弥生のクリを弾いてやった、余裕を与えて責めさせた。いつのまにか夫婦と弥生の3Pになっていた。
夫婦の欲情ぶりを体感し弥生は逝った。全身を打ち震わせ絶叫しながら逝った。
その瞬間を逃すまいと俊介もまた、弥生の深部にしたたかに打ち込んで果てた。
ポチッとお願い 知佳
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tag : 夫婦と弥生の3P
ひとりの男の奪い合いで妻と不倫相手の弥生が火花を散らしていた
俊介は、だから弥生の中に渾身の放出はしたものの何食わぬ顔でさゆりを貪っていた。弥生の尻を掴んだまま離さないで。
欲情に猛り狂っている牝たち、特に弥生の熱はさゆりの、夫を奪われたことで火がついた欲情を見せつけられたことで醒めるどころか益々対抗心は増すだろうと踏んだ。
そうなれば萎えた男根でも、とにかく膣内に与えておけば女の方が勝手に肉球を使って扱きあげ復活させようとするだろうと、それを待つことにした。
片手を太ももの付け根に回し腰を引き寄せておいて、もう一方の手の指を使って陰核にそっと触れてみた。
触れた瞬間ビクッと強烈な反応が返ってきた。精液を打ち込まれ満足から脱力すると思われた肉壁は逆にこれが始まりと思えるほど燃え始めていた。
結合を続けたいならさゆりをなんとか誤魔化しきるしか方法はない。
残念だったが陰核に使った指はさゆりの尻から這い上がりさゆりの背中の窪にそっと置いた。尻から肩甲骨あたりまで登りきると強く引き寄せてやった。
弥生には太腿を抱え上げた手の指をできる限り伸ばして陰核近くをなぞることで欲情を繋ぎ止めておいた。
さゆりが燃え始めたことで彼女の恥骨が弥生の臀部を、濡らしながら押しまくった。
尻を掲げていた弥生は再び興奮しはじめた。このさゆりの動作で自然と男根を根元まで銜え込む気持ちになり、そのことで肉球を使いやすくなったのだろう。先ほどからやたらと裏筋をキュッキュッとなぞり始めている。
俊介はついついさゆりの背中においていた手を滑らせ指の腹をさゆりの菊に添わせた。
「ああん、そこは・・・ダメ」
さゆりの口から強烈な言葉が発せられ、恥骨がしゃくられた。
鞭打たれた形になってしまった弥生は、女の本性からか片手を伸ばし皺袋を懸命に触ってきた。俊介の太腿を引き寄せに来ていた。この行為が俊介に火をつけた。
ひとりの男の奪い合いで妻と不倫相手の弥生が火花を散らしていた。
---欲情する女ほど味わい深いものはないな--- 俊介は悦に入った。
ほんの数分の間をおいて俊介は見事に蘇った。弥生はやや足を広げなければ収まりきらないほど中の男根は猛り狂った。。
もはや弥生の尻を腰を使って掻き回す必要などなかった。じっとしていても用は足りた。
弥生は己の肉球で存分に奥深く亀頭冠を引き込んで切っ先を頚部で突き放精を促すほどに蠢き始めている。
ということは、残るはさゆりを逝かせてやることだけに集中すればよかった。
何度もワレメから溢れる液を指の腹ですくっては菊門に擦り付け指を挿し込もうとした。
その都度強烈な抵抗を見た。
それをさせまいと、俊介は弥生に向かって再び腰を振り始めた。
こうすることで俊介の腹部はさゆりの恥骨を直撃する一石二鳥の技巧を駆使したつもりだった。さゆりを弥生に注ぎ込んだ後の男根で抱いてやってもいい、それなら前戯もしてやらねばと気を使ったつもりだった。
さゆりにとって再び忌むべき弥生の陰部に夫の男根が抜き挿しされ始めたことを腰振りで知り逆上した。痛みや不快感など吹っ飛ばすほどの恨みだった。
急に弥生を跨ぎながら俊介と抱き合っていたのをやめ、部屋から出て行った。
「これだから女はわからん」
俊介は妻が去ってくれたことで、かえって弥生に向かって本気で迫れると単純に喜んだ。
これほど貫きたい女は今までいなかった。合図を送ると素直に弥生は従った。
弥生の全身を味わいたくなった俊介は弥生を正常位で押さえ込んだ。
自分の意思で十分に開かせ割入った。
弥生にとっても初めて胤をつけようとする男の肌の暖かみを全身で受け止めることになった。
さゆりが席を外してくれたことへの安堵感も手伝って深く深く契った。
フィニッシュは弥生に結合部が見えるようにと寝転がったままの後背位になり自身でも結合部を触らせ確認を取らせた。3度目の放精が確認後に「早く来て!」の弥生の要求に合わせ行われた。長時間の勃起でうっ血した陰茎、充血が治まらないことを弥生は俊介の愛だと感じていた。
その頃さゆりは敦子と清美に会うため彼女らが遊び歩いている街を彷徨った。
敦子と清美は大学を卒業してもまともな職に就こうとしなかった。
それにはさゆりが彼女らに仕掛けた罠に原因がある。
俊介と結婚し、最初は豪快で女を満足させてくれる存在だと頼もしく思ったものだった。
ところが、結婚してわかったことは俊介は無類の女好きで、それがために女の方から貢物が多く、武器に自信を持ったことから自尊心が強くなって働いて得るはした金に興味を抱かなくなった。
遊ぶ金はともかく、生活費はもっぱらさゆりの働きで賄うようになっていった。
夫の女道楽を見ているうちに、女は男が欲しくなると遮二無二欲情することを知る。
そこで欲情が始まりそうな女を標的に口約束で誘う婚活を思いついた。
さゆりがその気になって集め始めると、本来の目的が見え隠れするだけに男だけはすぐに寄ってきた。
その男たちに出資させ、最初は見せかけだけの婚活、つまりサクラを雇い婚約したと称して、その活動の様子を画像や動画に納め入会者を信用させようとした。
そのサクラこそ敦子と清美だった。
サクラには真実を知って逃げられないよう、婚約動画では「足入れ」をさせた。
遊ぶお金が欲しかったのと、男に興味があったとこでふたりともあっさり計画に乗ってくれた。
男達には婚約前の「足入れ」を連想させ、女たちには優良企業に勤める高学歴な男性との見合いと称して会員を集め、それなりに繁盛した。
撮影した動画は秘密裏に保管し、外部に漏らさなかったが「足入れ」をした女性には重い足枷とし退会を封じた。
そうやってさゆりは生活費を捻出し、遊ぶ金を敦子と清美に渡し続けた。相互にヒモ関係になった。
さゆりは敦子と清美を使って恭介を誘い出させ、このグループで有り金を全て吐き出させる計画を伝え協力を仰いだ。
もちろん敦子と清美は面白がった。
恭介が多数の女に囲まれ「足入れ乱交」を行っているところを弥生に見せつけ鼻っ柱をへし折ってやりたいとも考えた。
最初は恭介の仕事帰りを敦子が狙った。
裸身で海に飛び込んだ時、海から上がる敦子の海水に濡れ雫が垂れる豊かな下腹部の濃い繁みを、恭介は食い入るように見ていた。
敦子の、あの繁みなら、彼女がその気になって開いてくれたなら、おそらく淡白な恭介でも奮い勃ちはしまいかとさゆりは思った。
それでだめなら、次は豊かな乳房の清美を与えてみるのもいい。
なんとしても恭介に性欲を湧き起こさせ、若い敦子や清美と入れ替わって奉仕する自分に惹きつけ、弥生と立場を入れ替わりたい。やよいは強く思い始めていた。
彼ならきっと、間違いは間違いと認め、たとえそれが他人の胤から生まれようと我が子として支えてくれそうな気がしたからであった。
胤つけだけが目的の俊介とはそこが違った。
それほど恵まれた家庭環境にいながら、俊介のような男に狂う弥生の気が知れなかった。
「胤とやらの期間中に、会に引き入れ男達に味わわせてやろう」さゆりはほくそ笑んだ。
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「我が妻を誰から寝取るというんだ」吐き捨てるように言った
さゆりが考えていた以上に会の男たち、殊に敦子と清美の行動は早かった。
面白半分とさゆりに、口では言いながら敦子や清美にとって会で行われたことは恨みでしかなかった。
男達が周囲でうろつく以上、どこに行ってもまともな就職先など見つかるはずもない。
いつ画像や動画をばらまかれるかもしれないと思うと、一種懸命に生きることさえバカらしく思えた。
さゆりの計画では恭介を敦子と清美が順番で誘うことになっていたが、ふたりともそんな気にならなくてやめた。
遊び女だとわかっていたはずなのに、あれほど一生懸命に尽くしてくれた恭介をだますことなんか最初からやる気はなかった。
ただ、ふたりの弱みを握っているさゆりにだけは、心のうちを見透かされないよう相槌を打っただけだった。
さゆりは弥生が連れ去られるのを確認すると家路についた。
人妻に胤つけ、弥生を抱ききった俊介は精根尽きて、だらしなくそのまま寝入っていた。
「もうこんな男に興味はなくなった」
金目のものを探し出すと、そっと家を抜け出し、かねてから憧れていた地に向かった。
連れ去られた弥生は男たちに凌辱され続けた。
急に胤が欲しくなって俊介とまぐわった日は未だ排卵は始まっていなかった。
3度も胤を放出してくれたその時も排卵日にはならなかった。
排卵が始まったのは翌朝、男達から次々と凌辱を繰り返され膣から精液を垂れ流しながら放心状態になっていた時だった。まさにその時、あれほど中島夫妻の協力を得て着けたと思われた俊介の胤は死滅し男達の胤とともに流れ始めていた。
俊介から受け取った精液も、男達によって連れ去られ凌辱を受けたことで何の役にも立たなくなってしまっていた。
能天気な弥生は信じられないほどの大量に胤が襞の間から滲みだす感覚に、これならもっと確実に胤がつくし、この男たちによって更に一層快感が得られ、膣や子宮の使い方も学べたと思った。ただひとつ恭介との夫婦生活の頃から変わった点と言えば男の良さと猛々しさを思い知らされたことぐらいだろうが、それさえも未知の世界を教えてくれたと逆に感謝した。
親にも恭介にも必要以上に守られ能天気に生きてきた弥生は餓えたオオカミの餌食になり、更に悲しいことに、凌辱とわかっていても身体が男に反応し受け入れが止まらなかったことも災いした。
さゆりが狙っていた通り、弥生はこの件で会のような連中から抜け出せなくなってしまっていた。
野獣の群れに犯されながら、それとは知らず喘ぎ腰を振り男根を引き込もうとする女など彼らにとっても初めてだった。
男達が散々弄んで投げ捨てられて初めて、弥生は今いる場所を特定し自宅に向かおうとして行動を起こしかけた。恭介に不倫を知られたくなかったから起こした行動だった。
そんなことをされたら誘拐と婦女暴行罪で捕まってしまう。
男達は再び弥生を軟禁し、別の場所に連れ去るべく移動を始めた。
好きものを探して売れば、いくばくかの金になる。
そうすれば多少は遊んで暮らせる。抱きたくなったら自宅近くを見張っていれば相手が勝手に懐に飛び込んでくる。
男達の意見は、この一点で一致した。処置は次に寝たいやつに任せれば済むと単純に考えた。弥生の目にも恐怖という文字は浮かばなかったからである。
恭介は帰ってこない妻を、その夜は寝ないで待った。
翌朝、心配になってパート先に様子を伺いに行くと同僚のさゆりも出勤してこないし連絡も取れないと言われ、そこで初めて警察に届け出た。
恭介は中島家にだけは向かわなかった。
キャンプの日、中島と妻との間に何か秘密めいたことが行われた気配があることは、とうに気づいていた。
キャンプ中、気が付いたら姿が見えなくなっていた。用足しにでも出かけたのかと当初は思っていたが、いつまで経っても帰ってこない。すると俊介が、まるで何かに引き寄せられるように木立の中の一点を目指し消えたからである。
そろそろ帰る時間になって放心したように木立に中から弥生が姿を現した。
妻が姿を現すかなり前に、行きとは全く別の方向から中島俊介が意気揚々と現れたのも気にかかった。
帰りの車の中で妻の弥生は、まるで一日中一緒に過ごしたかのように思い出話を延々としゃべった。それが妻の肩を持つ恭介が聞いてもわざとらしく聞こえた。「妻を調べなくては」恭介はそのチャンスを狙った。
唯一、寝る前 入浴中に妻弥生の下着を調べるチャンスがあったが、なぜかその日に限って下着が脱衣籠に見当たらなかった。
着て行った服の裾に僅かにシミのようなものが付着していたのを見つけはしたが疑惑とはいえず結局恭介は我慢した。
歯ぎしりしたい気持ちになったが、追求してみても心を改めることはないだろうと考え、矛を収めていた。
その矢先の夜遊びか男と手に手を取っての失踪と思われた。
警察への捜査願いで、恭介はここ最近の夫婦の行動を、妻の様子を包み隠さず隠さず話した。
警察としては巡回中に何か情報を掴んだら報告しますとだけ答えてくれた。
特別に捜索隊を出すとは言ってくれなかった。木立の奥に消えた云々から事件性はないと思われたに違いない。
恭介は余程中島家に乗り込みたかった。
しかし、中島さゆりや俊介の電話番号を知っているのは弥生だけで恭介は知らない。
パート先でも個人情報は教えてくれなかった。
急用ができたと恭介はその日有休をとったものの、あっというまに時間だけが過ぎ、仕方なく翌日は普通通り出勤した。
仕事が終わって深夜近くになって自宅に帰ったが、弥生の姿はなかった。
弥生の実家も疑ってみたが、痛い腹を探られたくなくてやめた。
翌日も弥生は姿を現さなかった。
恭介はこれほど長い時間、妻の弥生との関係を考えたことはかつてなかった。
木立の中から現れた弥生は、恭介との結婚以来見せたこともないような女として満ち足りた顔をしていた。
恭介だって夫として妻の身体を抱く欲望は常にあった。それとなく話を逸らせ、やんわりと妻の腰に手を回したりもしてみたが、邪険に振り払われ続けた。仕方なく、妻が妖艶に見えた夜などはゴムを装着して眠りについた。
弥生がうんと言ってくれない夜は、恭介にとっては卑猥な動画や画像を観ながら自慰にふけり我慢してきた。動画で抜いても夢精した。そうやって妻の機嫌を取ってきたつもりだった。それがいかに無駄だったか思い知らされた。
終いには、なぜだか素知らぬふりをして帰ってきた妻を強引に押さえ込み俊介から寝取る妄想まで浮かんでくる。「あいつめ、帰ってきたらただじゃおかない!抑え込んで吐かせてやる」こう口走って「我が妻を誰から寝取るというんだ」吐き捨てるように言った。妻にこれほどまでに恥をかかされながら、なお世間体を捨てきれずにいた。
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tag : 人妻に胤つけ女として満ち足りた顔
今頃の女に処女性を求めること自体、無駄なこと
「俺たちの会で見つけた好きものの人妻っていうの、お前んとこどうやろな~」
「病気なんか大丈夫?見て良かったらってとこかな」
車に乗せていた弥生をデリの事務所に引っ張り込んで、散々遊んだ汚れをサワーで流させ運営者に隅々まで開いて見せた。
「ふ~ん、こんなもんどうやって見つけたんや? こりゃ上玉やで。よっしゃ買うたる」
50万でどうかという。異論はなかった。
弥生も事務所で使う部屋を与えられたことで安心したのか、疲れからすぐにうとうとと寝始めた。
男達は弥生を置いて去って行った。
事務所にはいろんなデリがたむろする。
化粧道具などは、その女たちから少しずつ出させ、何とか間に合わせた。
着替えなどは古着屋で適当なものを見繕って男が与えた。
客から電話が入れば、もしそれが一見なら弥生を使ってみるつもりだった。
弥生はコンビニ弁ばかりの日々が続いても別に文句は言わなかった。
いろんな人間が入れ代わり立ち代わり出入りするさまや、客の電話で情事に出かけていく女たちに興味を抱いたようだった。
「変わった女やな~。普通こういったところに閉じ込められたら、多少は抵抗するもんだが・・・」
それが慣れてくるにしたがって出入りの女たちが交わす客とのやり取りを興味津々に聞き入って、質問までするありさまだった。
これには最初の頃、特別扱いだのライバルだのと白い目を向けていた周囲の女たちも早く客を与えたらどんな状態になるか興味を覚えたらしく、簡単な賭けまで始まっていた。
こういったところは常連客が多く、女たちはそれなりに縄張りみたいに男を抱えている。
弥生を買ったその日も翌日も、客はつかなかった。
そんな時、出入りのある人妻が「ねえ、送迎のあんちゃんにあの女抱かせてみたら」と云い出した。
「どうせ稼ぎに来てないんでしょう? なら、あんちゃんにも抜かせてやるぐらい試験と思えば」
「まあ、お前たちがそれで納得するんなら、ただしあくまで試験だぞ。商売もんだから中に出すなよ」
運転だけが取り柄の送迎の男が弥生を奥の部屋に連れ込んで最初の仕込みが行われた。
こっそり付けたモニターの向こうでは女たちが興味津々で見守っていた。
その、初心のように見える弥生が俊介に仕込まれた性技をことごとく、あんちゃん相手に披露したから事務所はやんやの喝采だった。
商売以外では男と契ったことのない、いいだしっぺの人妻は興奮のあまり頬を紅に染め見入っている。
「凄いね~、見てるだけで濡れちゃった~ これどうにかしてほしいわ」
女たちの中には履いていたパンティーを脱いで湿った部分を晒し、指先で絡み取った糸を引く液を自慢げに見せつけ、お互いの絡めた指先の臭いを嗅いで「クサイ!」だのと騒ぎ立てる者までいた。
身を売る行為のための集まり、そこにあった暗い雰囲気がその時だけは和んだ。
「あいつはいつかここの看板になる」デリの経営者は喜んだ。出来たら、こういった女がいると大々的に宣伝してもいいと思った。
一日が始まると三々五々に女たちは顧客の元に運ばれていく。
その行った先で、なんとあの試験を云い出した人妻が助平話しのついでに弥生という変わった女が入ったと、ついしゃべった。
デリを利用するぐらいだから街ゆく女には絶対モテないタイプ、そんなお金と精力だけ有り余るブ男が目を付けた。
話を切り出した人妻には内緒にしてくれたなら、そして使ってみて本当に話し以上に具合の良い女なら買ってやっても良いという。
親が残した財産を元手に不動産関係に手を染め、今では借家を随分沢山持って、その家賃で生活している男だった。
空いている部屋はいくらでもあるから、囲おうと思えば好きにできる。
これまでお世話になった女と鉢合わせになることなど無いと男は言った。
足入れは事務所のあるマンションの空き部屋をレンタルし、あの人妻が別口でデリ出張している間に行われた。
助平同士のお見合いは、デリの経営者から弥生に向かって、今回の男もあんちゃんと同じように女に不自由している男だから抜かせてやってくれないかと頼み込んでいたため、弥生主導で行われた。
先に部屋に通されていた弥生の元へ男が送り込まれ、案内していった女が立ち去ると弥生は俊介の時やあんちゃんの時と同じように、男が何も言わないうちに自分から下半身だけ脱いだ。
四つん這いになると尻を広げてワレメから菊門まで残らず見せた。
魅せておいて、モゾモゾと自慰のような妙な動きを始めた。
弥生は熟した女が良く行う自慰というものを知らない。
木立の中で、ムラムラする気持ちを抑えようと身を揉んでいるうちに手や指が勝手に蠢きまわったに過ぎない。
これを見せつけられた男は気を揉んだ。 弥生は性技に関しては素人そのものだった、これを初手から仕込めというのかとうんざりし、ただ時間だけが流れた。じれた男は、そこはそうじゃないだろうと思わず手が伸び舌が秘孔を這ってしまっていた。
その瞬間である。
ビクンビクンと激しくのけぞりながら女が咆哮し、悶絶を始めたのである。
発作でも起きたのかと驚いた男は、必死で女を抱きとめた。とにかく組み伏せた。
両腕でガッチリと身動きできないように抱きしめた。
一方の手は肩甲骨の後ろを押さえ、他方の手は腰から尻に回し込んで動きを止めた。
本当は乳も揉みたかったし、クリも弄ってみたかった。
試に身体の隙間から手を挿し込んで乳房を掴もうとしたが身体を振りほどかれそうになって慌てて元に戻した。真っ赤になって女を締め上げていた。
男は気が付かなかったが、この間にも女は自由な足首を使って男の脛に己の踵を巻きつけて腰に引き込もう絡み始めていた。
男の股間の膨らみが丁度潤み始めた肉壺の戸を先ほどから幾度となくノックしてきたからだった。
顧客である自分を目当てに来る人妻は、このように組み伏せるとひんやりとした水枕でも抱いているような気分になれたが、弥生は違った。
ぬめる様な肌は男以上に燃えて熱を帯びていた。香り立つ淫臭はむせ返るほどに男の股間を刺激した。
気が付けば、男の勃起は弥生の壺の中で十分に熱し、脈打っていた。
腕の中で悶え苦しむ女を、全力で押さえ込みながら遮二無二割入った。
屈服させ、素直に身体を女の上に預けることができるまでに一度は発射させられてしまっていた。
預けることができたのは、抜けばこの女の腹上にはいられなくなると組み臥し続けた結果、弥生自身肉球に集中できたかららしかった。
そこにはブ男などという理屈は存在しなかった。
ただただ全力で組み伏せ、男を割り込ませ肉の交わりを持てたら納得する女だとわかった。
デリ訪問の女を相手にするときのように、勃起しなかったら恥などという心配は微塵も必要なかった。
弥生の体内から淫臭が発せられるほど男の肉を女に重ね合わせることが出来たら、あとは女が勝手に男根を沸き立たせ飲み込んで搾り取る。
男はできる限り搾り取られないよう、長い時間をかけて女をいたぶればそれで済むことだった。
弥生は買われた。それも元値の十倍だというと「安い!!」上機嫌だった
一時も早く孕ませて我が子を産ませてみたいとも言った。
遊んだあと、捨ててしまうというだろうと踏んでいた。
それが、妻に迎え入れるつもりでいると言う。
「ブ男と馬鹿にされ、散々騙されたが、この女なら騙すはずが無い。俺の思い通りに仕込む楽しみがある」
弥生の、過去の男性遍歴など眼中に無いと言った。「今頃の女に処女性を求めること自体、無駄なことだ。奴らは好き放題遊び歩いていながら、いかにも貞淑そうにウソをつく。だから女が大人しくなるには、それ相当の男根も必要なんだろうさ」とも。
要は女の真の部分さえしっかりしていれば、あとは押さえ込む男の責任だと言い切った。弥生はうれしそうに男の後ろに従って事務所を離れた。
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さゆりの行方
掃除や洗濯は何日やらなくても、それほど気にはならなかったが食事には困った。
食い物にありつきたくて街ゆく女に声をかたが、何日も着替えておらず風呂も入っていなかったので汚いものを見るような目つきをされた。
小遣いは女たちからの俊介でもそうなると手元不如意になる。
コンビニ弁当を買おうにも、先立つものがなかった。
安い期限切れのような食材を買って、調理もしないまま口に放り込んだ。てきめん腹をこわした。
一番安い食材でなんとかしのいだが、筋骨隆々だった身体から筋肉が削げ落ちた。そんな状態でも医者にかかるお金すらない。
さゆりが払ってくれていた家賃も滞納が続き、出て行ってほしいとまで言われるようになっていた。
生活が限界に来ていた。
街の女に相手にされないとなれば、羽振りが良かった頃、何度も言い寄られ足蹴にし続けた一回り以上年上の女に頭を下げて男妾になる以外なかった。
俊介としては自信を持って囲われ者を申し出たはずだったが、年増女からの回答はすげないものだった。「正規の社員だったことなんかないんやろ? 心が病んでるんかな?」
病んでるならそのまま半ば路上生活を続け、行き場がないことを役所に訴え続ければ保護してもらえる。そうすれば衣食住にありつける。頃合いを見計らって一緒に頼みに行ってやるからそうしなさいという。
社会経験が乏しい俊介は、何かにつけさゆりの世話になり続け、役所など足を運んだこともない。
そんなに簡単に生活保護が下りるのかと、年増女の助言に従いアパートを出て路上生活者となった。
着ていた服は雨風にさらされ、あっというまにボロボロになったし、髭も髪も伸び放題に伸び、どこから見ても路上生活者になった。
仕返しとばかりに街に放り出されたことを知った。
腹の立つことさえ忘れた。
もっと変わったのは女への欲望だった。
満足に食べることもできなければ、安らかに寝たこともない。
いつしか欲望と言えばそのふたつが支配した。
安らかに寝ることができれば、それで満足と思えるようになっていった。
路上生活者にも縄張りがある。
最初はわからなかったが、次第に縄張りの外、河川敷の葦藪の中とかマンホールの下に追いやられるのが常と知った。
俊介は河川敷を選んだ。
マンホールの中は、確かに雨露はしのげる。しかしその暗さになれることができず、精神を病むものが少なくない。
河川敷なら廃品で屋根や壁を作ることができる。ただし、食にありつくには相当困難が伴う。
それでも最後だけはお日様の下で終わりたいと思って河川敷に移動した。
小屋を建てる場所と材料を捜し歩き、ある小さな小屋に辿り着いた。
何時間も人の出入りがないものかと見張ったが、丸一昼夜見張っていても誰も来ないし、中から出ても来ない。
それならばここを塒(ねぐら)にしようと小屋の入り口に顔を差し入れた途端腐臭がした。
暗闇になれた目の先に、既に白骨化した遺体が横たわっていた。
薄汚れてはいたが、着ている服に見覚えがあった。
改めて小屋の中に潜り込み、持ち物を探した。
出てきたものの中に、一緒に暮していたさゆりに俊介が買って渡した物があった。さゆりはそれだけは大事にしまっていたようだった。
弥生との情交の後、さゆりは家を出て行った。
実家に帰って元気に暮らしているものとばかりに思っていたが、いつのまにか行き場を失って河川敷に住みつき、何かの理由で命尽きたものとわかった。
狭くてみすぼらしい小屋ではあるけれど、俊介がいつ訪れても支障のないように片付けだけはきちんとできていた。
さゆりの脇に俊介がいつ来て横たわってもいいような場所がちゃんと確保されていたからである。
守るべき俊介がいたら、あのさゆりならこの場からでも立ち上がっただろう。
だが、その俊介はもう遠い存在になったと観念し、この場に横たわったと思われた。
一緒に暮らし始めて今日、こうなって初めてさゆりを護ってやれなかった後悔が俊介の胸をよぎった。
躊躇いはなかった。横になった。さゆりがいてくれるという安堵感が俊介を包んだ。さゆりの横でやっと深い眠りについた。
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