恋するふたりのカラダ
恋をすることの不思議。
相手のことを好きになればなるほど、もっと相手のことを知りたくなる。
彼はどんなものが好き?
どんな性格?
このようにして新しい彼を知るたびにどんどん彼を好きになっていく。
そういった状態が続くと、彼の体のことを知りたいと思うのも、恋する女の子ならごく自然な気持ち。
大好きになった彼とエッチしたいと思うけど、男の子の体のことがよくわからなくて、不安に感じてる女の子も多いはず。
女のコと男のコの体は全く違う構造・仕組みで成り立ってるから、知らないことだらけで当然です。
彼とステキなエッチをしたい!
そう思ったらまず、相手の体のことを知ることが先決。
お互いの体を知るということは、もっと親密になるための第一歩なのです。
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まりあ 19番ホール 第6話 Shyrock作
「え?でも先程のお話では昔は18ホール以上あったけど、現在は19番ホールは予備ホールとして残っているだけだとお伺いしましたが」
「はい、確かにそう言いましたよ。でも僕が言う19番ホールとはゴルフ場ではなくて……」
まりあは車本の「ゴルフ場ではない」と言った言葉から、彼の意図を察知した。
一見唐突な誘いのようだが、今思えば木陰でのキスが誘惑への布石だったのかも知れない。
(大好きな先生から誘われたわ……あら、どうしよう……)
まりあに緊張が走った。
憧れの男性から誘われることは嬉しかったが、現実に直面してみるとやはり戸惑いは否めなかった。
「ゴルフのプレイのことじゃないですよね?」
「さすが阿部さんは勘がいい。その通りですよ。ゴルフのことじゃありません」
「やっぱり……」
まりあは何やら恥ずかしくなって車本の方を見ることができず車外に目をやった。
「僕と周ってくれますよね?19番ホール……」
「は…はい……」
「じゃあ」
まりあがうなずいたことが嬉しかったのか、車本のハンドルさばきも心なしか軽やかに思えた。
先程までは明るい口調で会話を交わしていたまりあであったが、誘いを受けてからは決まりが悪く言葉に詰まってしまった。
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