入谷村の悪しき淫習 ~利用者さんの争奪戦 ~
どうしても変わる必要が生じる時があります。 それが介護度です。 重篤な介護度になるとより専門知識の豊富な介護士が、時には准看のような医療の専門職が交代し介護にあたることもありますが、この時も利用者さんには必ず事前に連絡し了解を得ます。
入谷村紙屋 (かみや) の長嶋定男さんは認知症の方としては珍しく介護士である本庄こず恵さんのお蔭で介護度が良い方に変更になりそうなのに何故かこず恵さんについては担当を外すと事前通告されたんです。
利用者さんとの関係が上手くいかない場合往々にしてこういった事が起こるんですが、今回の場合も先方様にはまさしくそのように思われたようでした。
つまり、寝ておられて自身で身動きできないような場合なら清拭などで重量物移動というのは非力な女性介護士は避けて通れますが半ば健常者となると移動支援が加わり入浴介助まで行うとなると体力に余程の自信が無ければ安全に支援を行えないからです。
これを聞いたこず恵さん、わざわざ深夜近くになって入谷村に出向き定男さんに逢い〇×ケアに向かって本庄をこのまま担当に据え置いてほしい旨お願いしてくれるよう言い含め帰宅したんです。
訪問介護の担当者を変更する場合会社はまず事前に利用者さんにその旨通告し了承を得る必要があります。 そうしないと利用者さんによっては好き嫌いというのがあり介護以前に肝心の家にさえ入れてもらえないことがあるからです。
その連絡係にケアマネの三木田聡子さんではなく事務員である関根京子さんが女専務のたっての頼みで差し向けられました。
「長距離飛ばしてでもウチに来て欲しいと、先方から申し込まれたのよ」
なぜそのような要望を先方様は申し出られたのか窺って来いと申しつけられたんです。
本庄こず恵さんは個人的に問題があるから交代をとお願いするつもりだったのにそれを読んでたかのように指名が掛かり会社側はいよいよ困惑しきっていたからでした。
往復料金は本来個人持ちになるのが殆どなのに、それすら意に介さない利用者さんは〇×ケアにとって上客だったのです。
京子さん、事務員として紙屋 (かみや) に前日言伝がある旨伝え来訪許可を得てから訪いました。
出向いて驚いたのは前日電話口に出られたご婦人と思える方は何故か不在で、明らかに利用者さんと思える方が奥の間から対応されたんです。
一度は出直す旨伝え帰ろうかと考えた京子さんでしたが、脳裏に女専務の顔が浮かび仕方なしに座敷に上がりました。
声のする部屋に入って驚いたのはこず恵さんの説明にある定男さんと思える男性が敷布団の上で噂通り全裸になりチ〇ポを擦ってらっしゃったんです。
( きゃあ~ ナニ~ このヘンタイ )
業務以前に既に女の部分が反応してしまいました。
事情は窺ってましたので開口一番事務員である関根京子さん
「いつもお世話になっております。 実はこの度当社の事情により本庄こず恵からケアマネの三木田聡子に変更させる旨計画中でして…」
説明してもわかるはず無いと思いつつもとつとつとこう説明したんです。 説明を受けてる間中定男さんは正座した京子さんの太股の間に視線を送りチ〇ポを扱いてらしたからです。
(イヤだわ… これがこず恵の言う排泄サービス?)
この状態では擦り切れて赤くなるまで扱いてもヌケる風には思えず、人情的に言えば手コキかフェラしてあげるしかないと思われたからでした。
出過ぎた極上サービス云々は口にしなかったのです。 ですが我に返った京子さんの耳に定男さんのつぶやきが聞こえてきました。
「事前に儂に相談もなく、おまえら如きが計画だと~」
案じてた通りでした。 ケアプランの個人票に書かれていた情報によると長嶋家の責任者は孫の真一さんの嫁 翔子さんになっていました。 ですが、何処を探しても当人は見つからないどころかこれほど明瞭に対応なさる定男さんには何故か一言も会社からの伝言が伝わっていなかったようなのです。
「お嫁さんの翔子さんには説明してある筈なんですけど……」
しどろもどろに、しかし営業のイロハを口にしたつもりでした。 ところが…
「ふん、何が説明してあるじゃ! 言伝がある言うただけじゃろが」
前夜の京子さんとお嫁さんの翔子さんとの会話を盗み聞きしてたんでしょう、言伝という言葉が帰って来ました。
やってらっしゃることに加え言動もごもっともと思えることばかりでした。
女専務、人をこんな遠方に使いに出しておきながら肝心なところは何ひとつ伝えていなかったんです。
「解りました。 わたくしが悪うございました。 ですが定男さん、早速明日その交代要員を随伴し本庄が伺うことになってるんです」
今日の明日に計画を変えるなどということは到底不可能なのでとご理解を求めました。 すると…
「そうか、ふたり並べてどちらが好みか儂に選べとな? そうかそうか、それもよかろう」
こう言い切られてしまったんです。
入谷村の長に向かって もう決まったことだからうんと素直に頭を下げろと言うやり方は通用しなかったようなのです。
「そのう~… 何を試されるんですか?」
「試すって? ナニをじゃ」
「さっきおっしゃったじゃないですか」
「決まっとろうが!! これじゃよ!」
拳を握り人差し指と中指の間に親指をめり込ませる… をやられたんです。
今日とて玄関から女性の声が聞こえたものだからすっかりその気になって擦り始めてたという訳なんです。
「…でもね、定男さん。 それって良くないと思うんですけど……」
先走りが始まってるのを横目で見ながら京子さん、定男さんの枕元に置いてあったティッシュ・ボックスから一枚引き抜き手渡したんです。 自分で拭き採ってくださいと言ったつもりでした。
「ほんなら何か? 次のモノがこず恵さんと同程度かそれ以上のサービスを提供するとでも言うんか? あん? どうじゃ」
京子さん、入谷村での噂は予々窺っていましたので、しかもこれを見た以上この上この件について返答しようがありません。
(ほうら… だから言わんこっちゃない。 第一チ〇ポのことについて異常にだらしないこず恵さんの代わりをオ〇ンコに溺れる聡子さんに出来るはずないじゃない )
心の中でつぶやきつつも
「それはそうかもしれませんね。 それならどうでしょう、次回一回だけで結構です。 三木田聡子を本庄こず恵に同行させますので仕事ぶりを見てやっていただけません?」
「儂をウンと言わせたいならヤリ方ってもんがあろうが」
目顔でいきり立つチ〇ポをどうにかしろと威嚇して来るんです。
営業に出向いた以上お客様のご要望に従わざるを得ない場合だって無きにしも非ず…
「…こず恵さんのように上手じゃありませんよ… でも、ご希望なら」
一応断りを入れて京子さん、妖艶な手つきで定男さんの肉胴を右手で握りました。
親指の腹で裏筋を下から上に扱き上げ、再び涙が滲んできたところですっぽりと口で咥え強く啜るとカリ首を唇を使って捉え振り回したんです。
「うわお~ こりゃええ! むぐぐ… なんのこれしき」
定男さん、喜ぶのも無理ありません。 うまく取り繕って成績を上げようとそればかり考えていた京子さん、立膝をしつつ交渉に応じていて、しかも熱が入り過ぎて小さな布キレでは隠し切れなくなったワレメがほんの少し顔を出していたんです。
そのワレメの持ち主が次第に前のめりになり、ついにすっぽりと咥えてくれたとあって定男さん、殊の外上機嫌でした。
最初握った時にはほんの少しばかり他の漢の人と比べ立派そうに見えただけでしたが、時間が経つにつれ雄々しさが増していって口に収まり切らないほどになって行ったんです。
負けてなるものかと京子さん、チ〇ポにのしかかるようにしながら口淫を続けました。
定男さん、もう少し角度を変えたら奥が拝めるのにと懸命に頭を起し太腿の隙間を覗き見ようとするんです。
認知によって筋力低下が引き起こされてる筈の太股に信じられないことに筋肉が浮き上がり始め、それに呼応するように金玉も上へ上へとせり上がってきてるんです。
( もう少し… もう少しでヌケル…… )
頭の中がそのことで満杯になり京子さん、躰の位置を変えつつついに定男さんの顔を跨ぎ股間を魅せ扱き上げてしまいました。 モロ見えもよろしいんですがチラ魅せこそ定男さんを興奮に誘えたんです。
定男さん、小さな布切れを舌を使って脇にどかそうとしてついつい寸止めの方への意識がおろそかになりました。
「ウオー わっ・・わっ・儂とし… こと・・ うがぁ~……」
意味不明な言葉を発し京子さんのお口の… 脱力し切った定男さんは以降何を訪ねてもコクリコクリと頭を前後に振るばかりでした。
額に脂汗を浮かべごっくんした京子さん、気を取り直し改めて明日の件について告げました。
「こず恵と聡子、それに長嶋さんの3人が協議し決めて頂いてよろしいんですよ」
「うんうん、みんなが来てくれるのを楽しみに待っちょる」
根がスケベな定男さん、3輪車も良いとこれを承諾してしまったんです。
京子さん、その答えを待って定男さんの上から這いずるようにして降りました。
興奮で溢れ出たシルと定男さんのツバでびしょびしょになってしまってました。
すっかり乱れてしまった衣服を正し挨拶を済ますと京子さん、紙屋 (かみや) を後にしたんです。
「ふわはっはっは、これは愉快じゃ。 この歳で酒池肉林か… それも悪くない」
〇×ケアの事務員である関根京子さんが既に入谷村を過ぎ里に差し掛かろうという頃になって定男さん、喝采を独りで叫んでました。
こず恵さんの願いむなしく交代劇が始まってしまったんです。
関根京子さん、如何に業務とはいえ車酔いのような吐き気が止まりません。
「ぐえ~ 気持ち悪い… もどしそう……」
根元まですっぽり咥え込み喉奥で切っ先を弄んでいるところに粘っこいのが噴出してしまったんです。
「気管に入らなかったのが勿怪の幸いなんだけど… なんでこず恵のヤツ、キッチリ抜いておかなかったんだろう……」
自分が悪いのではなく本庄こず恵という女が悪いんだと京子さん、息巻いて会社に向かって車をぶっ飛ばしていました。
京子さんにしてもまさかあんな片田舎に女心をくすぐるカリ首をもつ利用者が潜んでいるとは思わなかったんです。
会社との駆け引きが没になりそうなのにやってはいけない方向に惹かれた理由は一にも二にも定男さんの持ち物に京子さんのオ〇ンコが反応してしまったからでした。
「あの調子じゃこず恵には無理ね。 聡子だったらその手に乗らないと思うけど……」
でももうこれで決まりだとすっかり女専務に報告する心づもりになっていたんです。
「あ~あ、介護って気楽でいいわね~。 あの程度の仕事してたら給料もらえるんだから……」
京子さんは古参の事務員として会社のためそうはいきません。
中にはこず恵さんのように日報に堂々と利用者さん相手に内規どころか国の定める規定に掲載されていない業務を堂々と行ってきたなどと書いて寄こすものがいるからです。
それらの書類をいちいちチェックし、悪いところは書き直し似通った、しかし撮りようによっては規定内の内容を書き足し高齢者福祉課に提出するんです。
水増し請求です。
定男さんについては排泄困難な点が認められ、それを促し処理し、しかし時によって体位変換に相当に時間と体力を要すると書いて、しかも毎度時間を少々延期したと書いて提出してるんです。
「そうでもしない限り長嶋さんについては介護度が落ちちゃうもんね」
ただでさえ利用者さんの奪い合いが続いてる今、なんとしてでもああいった方を引き留めておく必要があったんです。
帰社後直々に女専務に報告すると
「あんたにしては上出来ね。 それで? 口を使ったの? それともこず恵と同じくオ〇ンコ?」
ズバリと言い当てられてしまいました。
「え~っと… それは~… つまりその~……」
「短時間で切り上げて帰って来たところを見るとお口ね。 もちろん契約は延長でしょうね?」
「はい! 勿論です」
「よろしい。 それでは明日、こず恵と聡子を計画通り送り込みなさい。 あの小生意気なオンナふたりを競わせてやるのよ」
何の役にも立たない愚鈍な社長を夫に持つ女専務はこういった事については特に敏感に反応して来るんです。
「ふん、人の苦労も知らないで勝手な人ね」
〇×ケアの事務員である関根京子さん、どうやったら定男さんの介護度を上乗せし時間延長に漕ぎつけられるのか頭を悩ませ始めました。
「…そうだ! すっからかんにヌキ終えた時、確か支離滅裂な言葉を……」
その手があったかと、そっとほくそ笑む京子さんでした。
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