「じゃあ怯えて暮らさなくてもいいってこと? 良かった」
入谷村を通過するだけなら別に問題ないと知って喜ぶ美澪さん
「しかしあの人も度胸あるなあ、下組 (しもぐん) の人間がノコノコ紙屋 (かみや) に出かけるとはな」
「あそこの若い衆に性具は必要無い筈なのにね」
恰好だけは如何にも夫婦でございと名乗ってるものの実質旦那右向きゃ嫁左向くといった具合なんです。
「それじゃあナニか? 史帆さん、定男さんに性具ってか?」
「あの派手みせのひとが性具のようなものを訪問販売するんだもの、過去によほどのことがあったのよ」
そのことについてかねて曰く付きの写真を渡され、しかも躰の関係が一時とはいえあった間柄、莞爾さんにも覚えがありました。
「うん… このところウチもそうなら入谷村も身動きとれなかったようだからな」
何処でどう間違ったか知らないが、入谷村の淫習が一時期ピタリとやんだように下薬研 (しもやげん) の衆には思えたんです。
「そうか… あの子難しかった爺様がとうとう……」
しかしこのことは莞爾さんにとって大問題でした。 その煙たい存在であるはずの漢が老齢で動けなくなってるというのです。
まさかそのような手紙をよこした張本人が話題の主である中組 (なかぐん) の長 長嶋定男さんを慕っているとはこの時はまだ思いもしませんでした。 が、
心配はなくなったから自由に下組 (しもぐん) に出入りしても良いと受け止めたのです。
美澪さんにすれば逢いたくてたまらない竹谷 (たけだん) の爺様の元に出かけられるし莞爾さんにしてみれば前田 (まえだ) の佳織さんや手紙をよこした中 (なか) の史帆さんに逢いに出かけられるのです。
「何が原因で床に着かれたの? 本当に病気? それともボケ?」
「さあ… 病気のことは聞いておらなんだから大方オンナ日照りが堪えたんだろう」
次ぎの時代を担ってくれるはずの若者が挙って村を離れてしまい、残ってる者も相手が親であっても老害と平気で口にするようになったんです。
「あんた暇なんだからそこんとこ探って来てよ。 買い物の度に山越えなんか、もうこの時代……」
奥さんに言われなくてもそのことについては同じ思いでした。 山越えし旧態依然のろくに品物もそろわない店に買い出しに出かけるより入谷村を通って里に向かったほうが余程近くて良いものも揃うのです。
それよりなにより中 (なか) の史帆さんが嘆くように莞爾さんも前田 (まえだ) の佳織さんか史帆さんを抱きたくて股間が疼いて困っていたんです。
( この前にやらかしたようにうかつに動かないことだ )
莞爾さん、どうにも前田 (まえだ) の佳織さんを誘うのは危険な気がして、それならいっそと中 (なか) に忍び込みました。
なぜに中 (なか) かというと中 (なか) は大きなお屋敷なれど史帆さんは独り暮らしなんです。
「儂の感では随分長い間漢日照りが続いたはずで相当飢えてるであろうから……」
こちらも飢えて勃って困るチ〇ポをのぞかしてやれば簡単に食いついてくると思ったからでした。
用意周到、まさかと思える時間帯に莞爾さん、中 (なか) に忍び込みました。
深夜、妻の美澪さんが眠りについたのを見届けるとこっそり家を抜け出し中 (なか) 家に忍び込んだんです。
長い間夫婦でいると美澪さんにしてももはや外の漢にしか目がいかなくなって一緒に暮らす意味を見失っていて、今はむしろ普段の生活の中で孤独に耐え山越えしなきゃならない程度のことが苦になって仕方がないようなのです。
出来れば里のようなところで多くの人に囲まれて楽しく談笑したいようなのです。
史帆さんからの知らせでそれが可能じゃないかと思われたことから久しぶりに寝つけたようなのです。
同じ夫婦であっても莞爾さんは違っていました。
牡はどうしても休むことなく多くの牝相手に交尾を繰り返さないことには落ち着かなかったんです。 しかもこれほどまでに禁欲を強要されると通常の交尾では治まらないところまで来ていました。
散々苦しませてくれた女を
凌辱してやらねば気がすまなくなっていたんです。 それもどう解釈しようが莞爾さんの中で史帆という女は自分を裏切り敵であるはずの定男さんと通じている、あるいは心寄せ始めているとしか思えなかったんです。
( 今に見ろ史帆よ、今夜こいつをぶち込んでお前を苦しめてやる )
ハメる前といいましょうか既に加納家を出て長嶋家に辿り着く間にも莞爾さん、股間からチ〇ポをのぞかせ扱きつつ歩いてたんです。
「ん? そこにいるのは誰?」
新月の夜に下薬研 (しもやげん) を抜け出し入谷村に入り込んだまでは良かったのですが、肝心の中 (なか) 家に入り込むと一寸先も見えないんです。 裏手の戸を開け入ったまでは良かったんですが入って数歩進んだ時に何かに蹴躓いてしまいました。
許可も得ずして忍び込んでいますので問われても今更名乗るわけにもいきません。 莞爾さん、遮二無二声のするほうに突き進んで柔らかいものにぶち当たると強引に羽交い絞めにし手さぐりで肝心な場所を探し当てるといきり勃つモノを当てがいました。
莞爾さんがこの夜、殊更に史帆さんを甚振ってやろうと心に決めたのはこの時の史帆さん、暗闇で漢に襲われておきながら本能ゆえかオ〇ンコを使って男根の切っ先を探りに来たからでした。
このような状態で襲おうとするときは相手の協力なくして性器同士を上手く絡み合う位置に近づけるなどということは出来かねます。
ところが史帆さんの躰を莞爾さんが支えてあげている間に史帆さん、ちゃっかり莞爾さんのチ〇ポの先っちょをオ〇ンコの入り口で探し当てその感触を確かめていたんです。
莞爾さんももみ合う間しばらくカリ首を花弁に当てがっておいて頃合いを見て先端に唾をつけ蜜ツボ目掛けねじ込みました。
「きゃっ、ナニを!」
史帆さんの抵抗もそこまででした。
暗闇であっても何とかして顔をオ〇ンコに近づけクン二を施してから挿し込んでくれるものと期待し待ってくれてたんでしょうが莞爾さん、当初の目的からして襲って犯してやろうとしてましたのでいきなり突っ込んだんです。
長い期間空き家になっていた史帆さんの入り口はすっかり閉ざされており興奮しきった莞爾さんのチ〇ポではキツキツなんです。
史帆さん、何かにつかまり立ちしてくれてはいるものの莞爾さん、史帆さんの右の太股を右腕を回しロックするような格好で抱え上げ股間を大きく開かせて下方から突き上げていたものですから史帆さんの協力なくてはまともにピストン出来ないんです。
「卑怯な! そんなことしないと女の気持ちも奪えないわけ」
史帆さん、近所には聞こえないよう声を潜めながらもそれが莞爾さんとは知らず莞爾さんの耳元で毒つくんです。
毒づきながらしかし史帆さん、なぜか腰を振ってくれるんです。
毒つかれたことで莞爾さん、本気になって犯しにかかりました。
莞爾さん、史帆さんの右の太股をわざわざロックしコトに及んだのはひとえに史帆さんをこの体制で一度は逝かせおとなしくさせてから後ろ向きでハメなおしてやり堕とそうとしたからでした。
「こんなことしてタダで済むと思ってるの?」
金切り声を上げ抵抗する史帆さんを莞爾さん、溜まり貯まったチ〇ポであっても責めるのは骨が折れました。
女の興奮が始まると膣が緩みます。 ところがこの日の史帆さんの膣壁はチ〇ポにヒタヒタと吸い付き嬲り上げるんです。
ほんの少し動かすだけで背中にツーンと快感が沸き起こり射出感が募って思うように動かせないんです。
表情はうかがえないものの条件は史帆さんも同じと見えてある程度は抵抗してくるもののカリ首が特定場所をとらえるとそこで動きが止まり興奮で体制を崩しそうになるのか右手を使ってしがみついてくるんです。
気が遠くなるほどの長い攻防の末莞爾さん、史帆さんを屈服させると目の前にある何かに両手をつかせ尻を高く掲げさせて後ろから責めました。
ドクドクと中に注ぐと暫く外に漏れないよう蓋をしてあげ、史帆さんの気持ちが落ち着いたころを見計らって引き抜き汚れたままズボンの中にしまい込むと一目散に中 (なか) 家を抜け出したのです。
「ふふふ、してやったり」
莞爾さんは小躍りしながら下薬研 (しもやげん) に向かいましたが治まりきらないのは
凌辱された史帆さんのほうでした。
「どうしよう… こんなこと定男さんに知れたら家に入れてもらえない……」
ヨロヨロと立ち上がり明かりをつけ今さっきまで突っ込まれていたオ〇ンコの中を確かめようとしました。
確かめる必要はありませんでした。 ドロドロと注ぎ込まれたモノが流れ出てきたからです。
それも口惜しいことに史帆さん自身の愛液までも大量に混じっていて太股には抜き挿しされている間中感極まって溢れ出させたシルがいまだに垂れ流れていたんです。
「卑怯な! なんて薄汚い!」
口では罵りながらしかし、史帆さん今しがたまで夢中にさせてくれた男根の感触が忘れられず懸命に指を使ってオ〇ンコをなだめにかかりました。
乳を揉みしだき、定男さんとこず恵さんが繰り広げてくれた
痴態を思い起こし本格的なオナを始めてしまったんです。
せめて心だけでも清らかな気持ちに立ち返って逝きたいと思ったからでした。
ところが思い出すのは数年前工事現場で複数の漢たちによって輪姦された想い出だけでした。 でもこの夜は何故かそれを想い出すことによってこれまで以上に躰が燃え渇きを覚えたのです。
「…ああああああああ! 奴らに犯されたい! オ〇ンコを太いチ〇ポで引き裂かれたい」
忘れようとして益々燃え盛ってしまったのです。
初めてご主人以外の漢の人のチ〇ポを味わわされて以来こうなると史帆さん、なまじっかのことではおさまりがつきません。
とうとう商売道具の
ディルドを持ち出してきて床にガムテープで固着させそれに乗っかりオナりました。
莞爾さんに挿し込んでもらってる間中あんなに狭かった入り口も極太
ディルドですっかり広がり激しくピストンを繰り返したものだからどす黒く充血してしまったんです。
苦労の甲斐あって史帆さん、男根を差し込まれた時以上に自慰で上り詰め深く深く逝きました。
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