己の利を得るため、殿方を弄ぶ人妻
そのお金で購入すると言われている運送会社は、埋め立て工事で業績を伸ばし、従業員は倍々に増えていると、地元でも抜きんでた儲かりようだった。 中谷英雄は、本来なら情報固めに奔走しなければならないところを、豊子の躰に溺れ、連日入れあげていて、まさか長嶋定男が認知症に侵されまだらボケが始まっているなどと、考えも及ばなかった。
「今日はどうして遅れたんだ? えっ? また支店長の用事か?」
「何言ってるのよ! それもこれも、あんたの出世を思えばこそじゃない。 それとも何? あんた、私と支店長のこと、疑ってるの?」
社用車を使い、勢力圏外にある、これも豊子が掴んだという情報源に向かう車中、豊子が約束の時間をほんのわずかに遅れてきたことに端を発し、英雄が豊子の支所長との不倫を疑えば、豊子は豊子でそんなに急いで自宅に帰りたいのかと、わめきたてていた。 彼女の脳裏に浮かぶのは、家族が寝静まった深夜、英雄のペニスが妻に食い込み、身悶えさせている姿だったからだ。
それに比べ、漢欲しさにディルドで誤魔化す惨めさ。 夫は、深夜集金に駆けずり回るふたりが出来ているものと信じ、まるで汚いものを見るような目つきをする。 処理は風俗で済ますなど、妻として、女として扱ってくれなくなっていた。 将来を思うとき、気も狂わんばかりだったのだ。
「ふん、昨日だって集金に間に合うよう急いでって言ったのに……」
憎しみを込めた口調になるのも無理はなかった。 豊子が最後に康夫と躰を重ねたのは、数年前の話しなのに、英雄はいまだに奥さんの要望に屈し、ご奉公してたからだ。
それなのに英雄は隙を見ては豊子に躰に手を伸ばしてきた。 それも太股に手を置くなどしてくれるならまだしも、決まって肩に手を置くのだ。 頼りにしてるとでも言いたげに。 正面切って口説き落とす勇気もない癖に、へんなところを褒めちぎって豊子の関心を自分に引き付けようとする。 行き先を間違ったフリし、山中に車を乗り入れようとする。 それとわかるほど股間を膨らませてである。
ここで一発当てれば、出世間違いなしと言われつつも、豊子とこうやって集金に出だしてから成績は極端な右肩下がりになっていて、その穴埋めを豊子がやらされようとしていたのだ。 彼の頭の中は自分とのセックスのことしか考えていないことなど、とっくに承知していた。 承知していて利用され、しかもそれをそれを喜んでいる自分がいる。 言わずと知れた「未収入金」の揉み消しだ。
その一方で、下品な支店長は隙を見ては尻や胸に触りたがった。 支店長室を閉め切って、債務の件で話しをし始め、行き詰まると決まって反り返りを取り出し押し付けていた。 良い返事をということらしい。 部屋を出て、トイレに駆け込んだ豊子が、おさまりがつかなく指を使ってることを知っていて魅せ付けてくるのだ。
「佐久良さん、あなたが中谷英雄と組んで貸し付けた、長嶋定男の集金、期日はあと3日ですよ。 覚悟はいいですか」
「どうしても彼独りに責任取らせないとダメですか?」
「あなたたちが作った未収入金でしょ? ウン千万。 このことをご主人に知られたくなければ……あなたは私の命令に逆らえないはずですよ。 そうでしょ?さあ……」
支所長室から出てきた豊子は、言いつけ通り深夜の事務室で懸命にパソコンに向かって金銭の遣り繰りしてた英雄の前に進み出た。 英雄の持ち物と、自分のソレとどちらが好みか、行って確かめて来いという。 その成り行きを暗闇の中、支所長が目を光らせ見つめている。
「英雄さん……」
豊子は彼女なりにシナを作って英雄の机ににじり寄り、吐息が感じられるほど顔を近づけ、パソコンを覗き込んだ。 ブラウスの隙間から豊かな胸がのぞく。
「ああ……豊子さんか、もうダメだよ……どう考えたって、誤魔化しようがないんだ……オレ、会社辞めようかな……」
深夜近くまで外交に回り、それでも埋め合わせできないんじゃ、もうオレの人生終わりだよなどと愚痴る英雄。 豊子はそんな英雄の机の脇で懸命にポーズをとって、その妖しげな姿を所長に魅せた。
「英雄さん……ごにょごにょ……」
「ああっ……今日もお疲れ」
何とかして色仕掛けで英雄を堕とし、関係を結ぼうとする豊子。 しかし、使い込みで懲戒免職に処されかけている英雄に、豊満であっても豊子の姿はもう映っていない。 一方の豊子は支所長に散々いきり立ったペニスを魅せつけられここに来させられたものだから気持ち的にも不安定になっていた。
「残業、ご苦労様です」
豊子は暗闇の中で光る、支所長の目を気にしながら、今度は声を張り上げ英雄をねぎらったが……
「ああ、もう少しで終わって帰るから……」
何のことやら、意味を理解できない英雄。 どうしてもここで命令を実行しないわけにはいかない豊子。
「あなたが困ってる姿を見てると私……何とかしてあげたくて……」
気持ちを分かってくれない英雄のために豊子は、自然体を装って机に座り
「女の私が余計な口出しするのは……死んじゃいたいぐらい恥ずかしいんだけど……」
意味不明な言葉を繰り返したかと思う間もなく、一方の足をわずかに開いて隙間を魅せた。 真っ白なパンティがチラチラ見える。 英雄が息を呑むのがわかった。 どうしてよいやら戸惑ってる英雄に豊子は、呑みかけのお茶を口に含み、口移しで飲まそうと彼の肩に手を置いた。
あんぐりと口を開けた英雄の口内目掛け、唾液交じりのお茶を支店長に見えるようわずかに距離を取り垂らす豊子。 何度山中の車内で彼女の唇を奪おうとしたかしれない英雄は、豊子に見つめられ、口を閉じれないでいた。 その口に中に豊子は、再び口に含んだお茶を垂らした。
口に入りきらず、首元に垂れたお茶を、今度は長く舌を伸ばし舐め上げ、そのままディープキスへと移行した。 英雄の中の何かが弾けた。 元々集金途中の山中で、こうなりたかった豊子。 英雄に覆いかぶさるようにして求め愛が始まった。
「なっ……何をしてるんだ……」
英雄が心配するのも無理はない。 豊子は意を決し、ブラウスのボタンを外しブラを露にした。 大きく開いた足の間から、なまめかしいパンティを魅せつつ、邪魔になった布切れを、支店長に見えるよう脇にどける豊子。
「早く!」
聞こえるか聞こえないかの小声で、英雄に挿し込めとせかす豊子。 覗き趣味の支店長は、暗闇の中ですでにズボンを下ろし、反り返りを手で捧げつつふたりのやり取りに魅入っている。
「これ、邪魔だから外してくれない?」
英雄を背後に誘導し、露になったパンティ越しに英雄の反り返りを扱き上げる豊子。 英雄はブラを外すのも忘れ、豊子の背中に顔を埋め乳房を両手でとらえ揉み始めた。 長嶋定男の情報固めの件はさておき、何が何でも豊子を口説き落としたかったのだ。
「おかしいじゃないか、今頃になって……絶対おかしいよ……」
声を震わせ、ズボンの中の怒張を押し付ける英雄。 「未収入金」問題などすっかり忘れ去ってしまった豊子は、オ〇ンコからおびただしいシルを溢れさせ喘ぎ声が洩れ始めていた。
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