長編官能小説『クロス・ラヴ』 第13話 Shyrock作
浩一「本来はソープランド用でね、ソープ嬢がお客の大事な所を洗うためのものらしいんだ。ところが最近ではラブホにも置いているところが増えたって聞いたことがあるけど、実はオレ見るのは初めてなんだよ」
球「へ~、ソープランド用なんだ。じゃあ、わたしが浩一を洗ってあげなきゃ」
浩一「いや、賭けは球が勝ったから、オレが洗ってやるよ」
球「にゃは、うまい事言ちゃって~。本当はわたしをスケベ椅子に座らせたいんでしょ?」
浩一「ありゃ、ばれたか!」
球「浩一のエッチ~!」
浩一「チェッ、よく言うよ。本当は洗って欲しいくせに~」
球「そんなことないもん!」
浩一「まあその話は置いといて、とにかく早く脱いで脱いで。湯が冷めちゃうぞ~」
球「にゃっ♪それじゃ脱いでくるね。湯を合わせておいてね~」
球が脱いでいる間、浩一は湯に温もり寛いでいた。
昼間の試合で酷使した筋肉がほぐれていく気がする。
アスリートにとって風呂は最も手軽な疲労回復薬だ。
来週からいよいよリーグ戦が始まる。
しっかりと筋肉疲労は取っておかなければならない。
浴室は少し湯気でかすんできた。
ぼんやりと湯気にかすんだ浴室で美しいシルエットを眺めるのもいいものだ。
球はまだ20才だが年齢以上に色っぽさのある女性だ。
(ガチャ)
ドアのノブをひねる音がした。
球「お待たせ~♪」
球はたっぷりとシャワーを浴びた後、浩一の向い側に浸かった。
球の動作を間近で見つめている浩一に、球は照れくさそうに微笑んだ。
球「もう、恥かしいよ~。そんなに見つめると穴が開いちゃうよ~」
浩一「既に開いてたりして」
球「その穴は別なの~」
浩一「どの穴のことかな?」
浩一はそうつぶやきながら湯に浸かっている球の下半身に手を伸ばした。
球「きゃっ!エッチ~!」
球は身体をよじって浩一の手から逃れようとした。
だが無防備な全裸では防ぎ切れるものではない。
いとも簡単に浩一の手は球の股間に忍び込んだ。
球「いやん!触るのは後から~」
浩一「ケチなこと言うなよ~。ちょっと触るだけだからさ」
球「愉しみは・・あ・と・で・・・にゃっ♪」
球はそうささやきながらウィンクした。
浩一「うん・・・仕方ないか。じゃあその分、後でしっかりと可愛がってやるからな」
球に上手くいなされた浩一は不満そうな表情を浮かべた。
その様子はまるで駄々っ子が拗ねているようにも見える。
球は浩一のそんな子供っぽい仕草をむしろ愛らしく思った。
バスタブの中で向かい合ったふたりは、どちらからともなくそっとくちづけを交した。
(チュッ・・・)
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