爺様に仕込まれた露出癖 和子の住むマンションの秘密
川で初めて出合って竜彦と暮らし始めたのが市内中心部にあるマンションだが、和子の住まいと比べると古びて、その広さも2DK。
「本当は、竜彦さんと住むつもりで探してたのよ。一流に見られるためには住まいも一流でなくちゃね」
どこからこれだけの住まいを持てる費用を捻出したか知らない。
和子が云い出し、別れて数ヶ月、竜彦はもう和子の足元にも及ばないが、相変わらず仕事の世話になるため、そのマンションの見える場所まで通っている。
竜彦の姿をマンションから認めると、和子は用意しておいた情報を、非通知の電話で知らせてくれた。
情報に基づいて探索し、証拠を見つけ、強請るのが最も主だった収入になっていた。
それ以外の、いわゆる隠れサラ金の取り立てみたいなものが時折舞い込み、それが喰いっぱぐれた時のツナギになった。
そんな関係をズルズル引きずっていることに、竜彦は焦りを感じていた。
どう間違っても、和子のやっていることは高級娼婦。
若い間ならいざ知らず、年齢とともに収入は激減するのがその世界だ。
「一見の強請を続けていたら、俺も近いうちに・・・」
仕事が仕事なら、遊びも派手な竜彦は、どんな無理難題を吹っ掛け強請っても、そのお金はあっという間に消えた。
「おいっ、頼むぜ、和子さんよ。お前さんの情報が入らなかったら、おまんまの食い上げ、干からびてしまう」
粘るだけ粘って、陽が暮れ、竜彦は仕方なく引き返そうと、車で和子のマンション前を市の中心部方向に向かった。
小雨が降り始めていた。
その、小雨の中にすらりとしてモデル風の女がマンションから飛び出してきた。
後を追って出てきたのが、過去に一度和子との関係をネタに強請った、ある会社のオーナーだった。
どうやら、あれだけ派手に強請ってやったのに、相変わらず女癖が悪く、今度も歳から言えば自分の子供みたいな女を追っていた。
仕事柄、助手席にはいつでも撮影できるようにカメラを乗せ、シャッターをいつでも切れる状態にしている。
「和子はやっぱり福の神だぜ」
竜彦は夢中でシャッターを切っていた。
しばらく、ふたりに気づかれないよう追跡を続けた。
ふたりが別れたと言おうか、離れ離れになったのは、あるビルの前だった。
そこには小さいながら芸能事務所がある。
モデル風の女は、どうやらそこの所属らしく、諦めて会社のオーナーは引き返していく。
その、引き返した先が、和子の住むマンションだった。
「・・・ということは、和子はあの助兵衛爺と・・・」
数日後竜彦は、今度は車を駐車場に入れ、芸能事務所からあの女が出てくるのを待った。
「すみません、ちょっとお尋ねしたいんですが・・」
言葉尻は丁寧だが、目は相手を睨みつけ、
「こちらの方を、ご存知ですか?」
引き延ばした写真を女に見せつけ尋ねた。
「あんた、だれ?」
女が怯んだ。
「立ち話もなんだから、ちょっと場所を変えて話そうか」
芸能事務所は目の前にある。
逃げ出そうと思えば、いつでも逃げだせる。
それなのに、女はすごすごと竜彦の後に従って付いてきた。
芸能プロダクションは、竜彦の睨んだ通り、一方で表業界のモデル斡旋をしていたが、裏に回れば個人に向かって派遣もしていた。
モデルだけでは食っていけない彼女は、それと知りながらマンションに出向いたという。
「ということはだな、事務所ではしょっちゅう入れ代わり立ち代わり、女を派遣してるていうことだな?」
「よくは知らないけど、知ってる女の子も何人か行ってたみたい」
安心したのか、先ほどからリラックスした座り方になっている。
竜彦が裏業界の人間じゃないことがわかると、女は饒舌になった。
「あのオーナー、相当な歳の癖に、来る女すべてとやってたのか?」
「そりゃあ、やってるでしょう。なんてったって凄いんだから、 確かにスタミナでは若い男に勝てないわ。でも、舌戯は抜群・・・ どんな女だって逃れることなんて不可能よ」
ふふっと笑うと、女は挑発するように、白い太腿をわざと見せる格好で脚を組んでいる。
「あんちくしょうが・・・」
和子とオーナーは同じマンションにいる。
竜彦の脳裏に、オーナーの舌戯に苦悶の色を浮かべる和子の姿が浮かんだ。
「だれか、知り合いの女の人が、あのマンションに出入りしてるのね」
組んでいた脚をグッと広げ、その奥に潜むピンクのラビアが見えるようにした。
竜彦は抑えきれぬ嫉妬から、助手席の女のソコにしゃぶりついていた。
嫉妬する方がどうかしているかもしれない。
だが、寝取られてしまったという負け犬の感情は抑えきれず、竜彦はまるでゴウカンでもするかのような勢いで女を組み敷くと、花唇にいきなり唇を押し付けた。
「あっ、あン、乱暴しないで・・・」
鼻にかかった声を発しながらも、抵抗はしない。
むしろ、待ってましたとでもいう風に、腰を浮かし脚を広げてくれている。
ラビアに舌を這わせている竜彦の鼻腔に、甘い香りが漂ってきた。
どこかに、派遣される途中、竜彦に呼び止められたのかもしれない。
クンニされることを計算に入れ、下のヘアにも香水が振りかけられていた。
〈ちくしょう! あの男と出会う女は、みんなこうやったのか・・・〉
抑えようにも抑えきれない嫉妬が、竜彦を揺り動かしていた。
湧き上がる嫉妬に、股間ははち切れんばかりになってテントを張っていた。
花唇の上の敏感な膨らみを、思いっきり吸うと、舌の先で突くように舐めはじめた。
「ンンン・・・あうううっ・・・」
女は、竜彦の頭を両手で包むと、大きくのけぞった。
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