爺様に仕込まれた露出癖 和子の姦通を脳裏に
婚外で肉体関係を結ぶことに対するもの。
これから言えば和子はそれに当てはまらないかもしれない。
それでも竜彦からすれば、女と見れば見境なく肉体関係を結ぼうとする男の舌偽に、和子が酔いしれているという事実こそ、姦通。
その仕返しのつもりで、出会ったばかりの女を組み敷いていた。
口に含んだソレが、固く膨らんできているのがはっきりわかる。
同時に、花唇全体が潤み始め、繁みに潜ませた香水の香りと、女特有の匂いが入り混じり、オスの本能を煽った。
竜彦の下半身んが、嗅ぎつけた匂いに盛り上がる。
幸いにして女のソコは露わになっている。
だが、竜彦は未だ下半身に衣服を纏わせたままだった。
組み敷く女が、あの日男の元を逃げ出していたとなると、残るは和子のみ、
「ひょっとすると・・・」
そう考えただけでズボンの中が窮屈になった。
竜彦は、一旦花唇から顔を上げると、ズボンのファスナーを下ろそうとした。
「まだダメよ」
甘酸っぱいが、凛とした声が響いた。
たかが拾った女、ここまでくれば勢いで挿し込めると思った。
それが、この一言で竜彦の気持ちは変わった。
〈あのオーナーが舌戯の達人だと?ふざけるな、それならどうして拾って養ってやった俺に舐めさせず、金持ちというだけでオーナーに舐めさせるんだ・・・〉
さっきこの女が口走った、和子とオーナーの熱い関係のなんたるかをにおわせるような発言に、猛然と凌辱意欲が増した。
引き留めれれば、尚更引き下がれない。
ズボンをトランクスごと脱ぐと、まるでプロレスの股裂きの技でもかけるがごとく、女の両脚を持ち上げ、太腿を割った。
「あん、待って・・・」
媚びる女を無視して、いきり勃つものを花唇に押し付け、その先端で先ほどまで嬲っていた微妙な膨らみにグリグリと押し付け弄った。
「ううっ・・・うっ、うン・・・あああ・・・」
女は眉間にしわを寄せながら、喘ぎ声を洩らしている。
竜彦は持ち上げていた女の両脚を肩で担ぐようにすると、ペニスをそのままゆっくりと下方にずらし、襞のワレメに一気に押し込んでいた。
「ああっ、あうううっ・・・」
竜彦の先端が子宮を突き上げると同時に、女は猫が絞殺されるような声を上げ、大きくのけぞった。
出だしは小生意気な口をきいた。 が、 たったこれだけのことで逝った。
逝かされたことで女の襞が竜彦のモノを離すまいとするかのように、キューッと締め上げてきている。
それも肉胴全体を締めるのではなく、入り口付近と中心部の2ヶ所が交互に締まる感じで、更に先端が入っている奥の方は、まるで別の生き物がいてヒクヒクと蠢くような感覚を伝えてきている。
前戯と言っても、たかだか微妙な膨らみの脇を数分程度舐めてやっただけなのに、女の身体は十分すぎるほど昂まっていたようだ。
〈ちきしょう!!何故だ・・・〉
この女も、オーナーの手にかかったらしいと踏んで、和子のことが脳裏に過り、嫉妬に狂って挑んだだけだった。
組み敷く女の、
「まだよ・・・」という、
言葉を無視して前戯にほとんど時間をかけずに突っ込んだ。
その程度で簡単に逝ってしまう。
〈和子は俺のスケだ!〉
心の中で叫んでみた。
「あああン・・・もっと奥・・・突いて・・・」
ふいに、腰をくねらせながら、女がねだった。
腰がくねった瞬間、襞の締め付けが緩くなり、かわりにまるで温泉でも湧きだしたかのように、襞全体に愛液が溢れ出してきて、ペニスをやさしく包み込んだ。
〈うううっ、これは・・たまらん〉
頭の中が痺れてきそうになった。
「なぇ~・・・早くゥ~・・・ああっ、・・・あああン」
切ない声を洩らしながら、女は腰をせり上げる。
竜彦は、肩で担いでいた女の脚を一旦降ろし、屈曲位にした。
腰を使うのなら、この方がやりやすいし、女の襞の動きも、先ほどのように敏感に感じないですむ。
竜彦は目の前にある女の形の良い乳房を揉みあげながら、リズムを取って腰を突き動かし始めた。
女の身体が、小刻みに震え始めている。
さっきと違って、女はゆっくりと昇りつめようとしているようだ。
竜彦は、揉みあげた乳房の上にツンと突き出している乳首を吸い、舌先で嬲りながら、次第に腰の動きを激しくしていった。
とたん、ギューッと、女の襞が、前にもましてペニスを締め上げた。
同時に、亀頭冠の周囲の襞のひとつひとつが絡みつくようにザワザワと蠢き始めた。
「むっ、くうううっ・・・」
竜彦は思わず声を洩らした。
奥歯を懸命にかみしめ、やっとのおもいで射精を押しとどめた。
女は、のけぞった身体をブルブル震わせている。
おそらく、今回は一段と深く逝ったようだった。
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