歴史は繰り返す 男尊女卑
結論から言えば好子が女としての全盛時代、男の絶対数が満ち足りず、女が男を漁らねばならない時代だった。
時代が進み、現代も行為を自ら求める男が満ち足りず、女の方から男を漁る時代といえよう。
つまり、約半世紀を経て時代の繰り返しが起こったことになる。
その好子に性が芽生え男を求め始めた時代、
出征した若者の多くは再び故郷の地を踏むことなく散った。
残された女たちは生きるため、兵役を逃れた高齢者の男をも、好むと好まざるにかかわりなく奪い合うことになる。
サンプル画像は近所に住む老農夫からの恥辱を受ける、亭主が出征してしまった若妻の様子である。
一方は明日生きるため食い物が欲しく、他方では乾ききった身体への刺激が欲しく、唯々諾々に挿し込まれたときの画像である。
申し込みがあった時、一瞬の躊躇いはあるもののほかに邪魔さえ入らねばまぐわった。懇願を繰り返してくれる珍宝を崇めたからであろう。
本人たちはたとえインタビューしたとしても「意識してません」と言い切るだろうが、
まがいもない性欲の果ての婚活と言えよう。
このような自然発生のまぐわいこそ決定的な男尊女卑の世界の始まりだった。
夫の尊い命を戦争で奪われた妻はもちろんのこと、運悪く適齢期に男に巡り合えなかった女たちもこぞってその気になってくれる男を、目の色を変えて探し求め奪い合ったのだ。
嘘のような真の話しである。
この時代は、不倫だのまぐわうだのは当たり前で、男さえその気になってくれれば、たとえ堕ちていく先が妾の身分であっても先を争ってちょっかいをだしてくれる男とまぐわった。 より濃い濁流を受け取ろうと必死になった。
廃村に漂う黒い影 「廃村に漂う黒い影 禎一の死」参照
実話をもとにしたこの文にもあるように、何度も言うが この時代は女の数が男のそれに比べ断然多い。
このため男がその気になってくれた時挿し込んでもらわなくては、時代ではなくて生きていく権利に置いていかれ、飢えることもあり得ると考えたのだろう。
妾だの不貞だのと罵られようが、とにかく屁理屈をこねながらでも求め来るオトコがいたならまぐわった。
要は早い者勝ちの時代だったのである。
当時、ピルはもちろん、ゴムの存在さえ知らなかった女は、「危険」と親に言い含められつつも当然のごとく男の言いなりに生で受け、末に一方的に流し込まれた。
良かったもくそもない、拒絶すれば衣食住を失うことになる。
快楽と生活をごちゃまぜにして屁理屈思考で受け止めていたのである。
ひとえに孕まなかったのは濁流をほとばしらせるべく男性の精力が栄養不足のため漲らなかったのと、受け手の女性も同様の理由で常に生理不順であり、注がれる瞬間の屹立と肝心なオンナの部分との距離不足などが重なって実りに至らなかったことにあったと思われる。
だが、揶揄的男性側の語りによると、組み敷いたオンナは声を振り絞って身悶えたとある。
屁理屈抜きでちゃんとイクときだけは逝っていたことになる。
現代の難問、男尊女卑では考えられない胤をそそくさと移すだけの絡みであったろうが、
それでも子沢山と言われた時代であったから、如何に老骨に鞭打って男は、好みの女相手に休みなく暴挙を働いたかが良く分かる。
元来この国は、男女の契りがこよなく好きだったのだろうか。
男性の漲りは、
視覚的妄想によって湧き起るのが大部分を占めるのではなかろうか。故に短時間に過ぎ去ってしまうように思われる。
その瞬間の切っ先の脈打ちによく、馬の血圧が引き合いに出される。
人間の正常上限値が160~200と言われる高血圧域に比し、馬は興奮時の屹立の血圧が1,000程度ともいわれている。
人権上、ヒトの屹立の血圧測定値は公表されていない、しかし女性の肝心な部分をノックし、興奮を呼び覚ますからにはそれ相当の血圧に達すると思われる。
人間の屹立の血圧がこれと同等に上昇すれば、一気に血管が破けてしまうともいわれるが・・・
女性はこの血圧上昇あればこそ、肝心な部分に恩恵を受けるのであろう。
ただ残念ながらこの、視覚的妄想による血圧上昇は先に述べたように長続きしないように思われる。
女性の漲りは、
触覚によって、最も強く引き起こされるように言われている。
故に打ち込まれた形跡は消えにくい。
男性が興奮に至り女性にその興奮を伝えない限り女性が形跡を残すべく極限値を迎えることは 結合を前提に接しているのであればほぼできないように思える。
現代の男尊女卑の、この思考部分が女性には足りていないように思われるし、男性は真剣に考えようともしないように思われる。
大正から昭和40年代前半にかけ、テレビもなければ勿論ネット、エロ本すらない時代にあっては、ほんのわずかな 例え春画であっても男性の視覚刺激に十分に足り得た。意図せず、絶えず勃起していたのである。
ところが情報の発展に伴いこれらを見飽き、これらでは女性に割り入るほどの勃起に至る刺激にならなくなってきている。
女性が定期的に沸き起こる生理期の影響によって漲ろうとしても男性の漲りが起きなくなって性を成しえなくなってしまっている。
男性には厄介な見栄というものがある。
視覚的興奮に先立って、この見栄が働き通常状態以上に委縮してしまうのである。
「粗品」を魅せて居直る度胸のある男など滅多にいない。
女性は女性で、咥えてでも指を使ってでも雄々しくさせなければ挿し込んでもらえない、大切に扱ってもらえないが、そこまで卑下して尽くそうと試みる女性は、正直いなくなった。
お互い自業自得で男尊女卑を招いたように思える。
話しを元に戻すと久美の母である好子は、この漲りを継続し続けることが出来る男性にうまく巡り合いながら・・・或いは探し求め方が良かったかもしれないが・・・婚期中はもちろん、家出の後も渡り歩いた。
一方の男と付き合いながら、他方でもちゃんと次に備え相手の顔色をよみながら貸し与えた。
当然男の扱い方も、自然とうまくなり絡む機会も増えたという。
乱交と言われようがまぐわいと言われようが彼女なりに性をうまく謳歌してきた。
年齢を10歳以上サバを読んで若作りし、それでも引く手あまたで言い寄ってきたというから相当の手練れである。
それもこれも、男日照りの中でどうやって生き抜けば衣食住と性欲を同時に得られるか、研究し尽くした結果と言えよう。
男尊女卑など どこ吹く風である。
互いに合意を得て、アソコ同士を絡み合わせようとする「まさぐる」一瞬こそ最も興奮し、生きている感動が満ち溢れるという。
出会ってそこに至るまでの間、互いに騙し合い 刺激し合って相手から合意を聞き出すことは一種の若作りの秘訣でもあるという。
生きている限り、だから目の前の付き合い中の男を裏切ってまで新たに絡み合う相手を探すのだという。
挿し込みたいと、脇からちょっかいを出す男がいて、それを一方の男を迎え入れながらもシレッとしてからかい、他方の屹立が満ちてくるのを待つのが好きだと。
そうやって後の重ね合わせが堪らないともいう。
言いたい放題まくしたて、粋がっている現代女性も子の佳子に似た生活を、これから強いられはすまいかと思われてならない。
其処はたとえ不倫、まぐわいと罵られようが漲り続け肝心な部分に逝き始めるまで刺激を加え続けていただかねば女性は恩恵を受け生活安泰とはならないということだろう。
幾度も同棲を経験しながら、結局真に女性を求めてくれる男性に巡り合えなかったと語る熟女です。
彼女は結婚適齢期に入るころになると、焦って男を探したといいます。
ある日など、お酒が入ったことをきっかけのように見せかけて彼女の方からエッチに誘ったとのこと。
欲望に負け、とりあえず目の前にいた、たまたま隣に腰掛けていた男性にエッチを懇願した。
ホテル代はもちろんのこと、飲んでいた店の飲食代まで彼女が払いエッチを求めたとのこと。
彼女とすれば、相性が良ければそのまま彼になってくれるだろうと踏んでの誘いだったそうですが・・・
終わった後で彼から付き合いたいと声がかかるのを待っていたら返事をよこしてくれなかった。
逆に待ちきれなくて自分から連絡を入れてみたりもしたそうなんですが、体よく逃げられたといいます。
やり逃げされてしまったと、性欲から覚め、冷静さを取り戻した後になって悔やんだと言います。
しかもそれ以降、凝りもせず幾度もこのようなことをしたとのこと。
好きとか付き合おうという状態になる前に、先に身体の関係を持つことがどうしてもやめられなかったという彼女。
婚活の焦りもあったが、性欲も 恥ずかしい話し 一見いい男に見えた途端抑えきれなかったと言ってました。
しかしこれは、男性側からの情熱を失わせるきっかけとなり、その場限りで終わることが多かったそうです。
うまく付き合うことが出来たにせよ、せいぜい半年から2・3年で自分もそうなら男性側はなお情熱が失せたと思われたとのこと。
冷静さに目覚め始めた中年になって、初めていえたことだそうですが・・・
表面上婚活、本音は性欲処理の気持ちが強く働きすぎ、結果として男性に飽きられる原因を作ってしまっていたと語ってました。
男性とうまく付き合うにはつかず離れずの極意こそ必要ではないかと語ってました。
男性を手に入れたい願望、結婚願望が鎮まる40代後半になってピタリと婚活気分も性欲も止んでしまったというから不思議ですね。
男性を、煽るだけ煽って実際には与えず焦らせ、その気を長く続かせることこそ愛を長持ちさせるコツじゃないかと。
そうすれば女性も、何時まで経っても男性を受け入れたい願望が働くんじゃないかと言ってました。
参照:婚外交渉OKの夫婦に聞く「いろんな男性を知った上で旦那に思うこと」
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