【シェアハウスのように】妻を見限り風俗に走る夫
何が辛いかと聞かれれば、それは食事の支度だった。
食べ物の匂いを嗅いだだけで吐き気をもよおす。
それなのに啓介は腹が減ったと言っては冴につらく当たった。
食事も摂らないで横になっていると「怠けてる」と逆上した。
黙らせるには子育てのためと貯めてきた貯金を切り崩し「これで何か食べてきて」と与えるしかなかった。
啓介は元々お酒とタバコがなければじっとしておれない性格なだけに自制心にどこか欠けていた。
渡された小遣いで腹を満たすと、残ったお金は必ずと言っていいほどパチンコで費やした。
そのパチンコ店でたまたま出会った女が話の内容からキャバ嬢みたいだった。
つわりで臭いに敏感になっている冴の鼻先を、パチンコ店のタバコ臭さを纏って、しかも負けて帰った啓介が目を血走らせてうろつく。
「なんだ、まだなんにもしないで寝てたのか」
「ごめんなさい、調子悪くて起き上がれないの」
青白い顔をして横たわる妻の冴の耳に隠れて夫啓介が誰かと熱心にLINE交換しているようなスマホの受信音が聞こえた。
「飲みに誘われてるの?行ってきていいよ。遊びたいんでしょ?我慢しなくていいよ」
冴にはそのLINEが友達ではなく女だろうと目星がついていた。
案の定、啓介はお金をひったくるようにして足早に出かけて行った。
LINEで教えてくれた場所はキャバレーではなくピンサロだった。
呼び込みのお兄ちゃんを無視し、指名して中に入ると彼女はチンコおしぼりを持って現れこういった。
「来てくれたんだ~~、ありがとう。 これ、買ってくれるんでしょ?」
「うん、いいよ。う~~ん・・・それ買うと〇〇ちゃんの売り上げになるんだろう?」
初めて目にする布の塊だったが、彼女の色気に目がくらみ、自信過剰な啓介はそれがなにか知らないとはどうしても言えなかった。
場所が場所であり形から性処理に使われるんだろうと漠然と感じOKを出した。
「うれしい~~ うんとサービスするね」
彼女はいそいそと先に立って狭い階段を上り、指定場所に案内してくれた。
先ほどと違い、部屋は天井が低く 一段とほの暗いし、客席の間に低い衝立がしつらえてあった。
奥の席で既に先客が女と絡み合っている。
飲み物と簡単なつまみを置くと彼女は身体を摺り寄せ、啓介のジッパーを開けチンコを摘まみだし、あのおしぼりで拭いてくれた。
「ふふっ、溜まってたんだ。もうカチンカチン」
「〇〇ちゃんが綺麗だからだよ。逢いたくて我慢できなかったんだ。それにね、柔らかくて優しそうな手だしさ。だから早くこうなりたかったんだ」
「そうなんだ・・・ パチ店で出会ったときから熱~い視線送ってくれてたもんね」
「気づいてくれてたんだね。でもいつごろから?」
「そりゃ~あんだけ熱心に見つめられたら誰だって気づくわよ。隣の席のおっちゃんなんか睨んでたじゃない」
「あのおっちゃんか~、付き合ってたんじゃない?LINEくれてて大丈夫なの?」
「気になる?フフフ 気にしなくて大丈夫。今日は指名してくれてれありがとう。うんと楽しもうね」
恐る恐る膝に伸ばした指先を払いのけもせず艶めかしく身をくねらせるとチンコを扱き続けてくれていた。
「なんだかギュンギュンしてきたけど、出ちゃうの?」
「うん、近いかも・・・」指先に触れる彼女のマンコの感触に暴発しそうになっていた。
「ちょっと待ってね。お金ある?5千円。時間過ぎたら大変だから」
受け取ったお金を持って階下に降りた彼女は、しかし延長の時間が切れる頃になっても帰ってこなかった。
テーブル上の飲み物を仕方なく飲んでいると別の、明らかに40は超えていると思われる女性が現れ席に着いた。
「お客さん独りなの?指名しなかった?」
「〇〇ちゃん指名してたんだけど、追加料金渡したら帰ってこなくなっちゃった」
「あ~ら、あの子なら別のお客さんに指名されてたわよ。延長時間内に帰ってこれないんじゃなくて」
おしぼり追加したんでしょ?まだ来てなかったら私が取ってきてあげる。
そう言うと階下に降りていき、いそいそと追加のおしぼりを運んできてチンコを弄ってくれ始めた。
「あの子待ってても駄目よ。今店にいるのかもわからない子なんだから」
「それって客とデートってこと?」
「シ~ッ!聞かれたら大変なことになるわよ。あの子が好きでやってることなんだから気にしないの」
彼女の手口は昼間に間に男を見つけ、同伴させておいて頃合いを見て店長に申し出、店外デートをするというものと聞かされた。
啓介は正にその手口に引っかかり自称キャバレーのピンサロに呼び出されたことになる。
横恋慕でもいいから彼女の中に放出したかった啓介は有り金はたいて彼女が現れるのを待った。
指名の格好になったおばさんは〇〇ちゃんのようにカチンカチンにならないとみるや、自分から進んで啓介に足を絡ませマンコを摺り寄せてくる。
結局啓介はヘルプで入ってきてくれたおばちゃん相手にチンコ型をしたおしぼりの中で放出させられた。
ソープに比べ、確かに安かったが所詮手コキ。
言いようのない屈辱感を味わったままピンサロを出た。
恋する男の気持ちは複雑なものがある。
パチンコ店で出会い、LINEまで交わすようになりながら啓介は彼女と身体の関係に至れないでいた。
意地になって通いつめた啓介はある日の朝、下半身に激痛が走って目覚めた。
チンコの先端から膿のようなものが流れ出始めていた。
淋病だった。
淋病は性器感染はもとより、口腔感染も報告されている。
洗濯ものはもちろん、風呂も同じということもあって冴は啓介を避けるようになっていった。
性感染が怖いとはいえ、妻ですら自分を汚いものを見るような目で見て洗濯物も風呂も、食器さえも分けた。
それもこれも指名を受けておきながら平気で裏切る女のせいだと思った。
「いつかきっと、思い知らせてやる」
啓介の性格が一層ひねくれ始めたのもこのころからだった。
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