淫靡な疼き 篠田の卑猥な指に腰がくねった
「あう・・・ ダメ」
動かないよう意識しても、篠田の卑猥な指に腰がくねった。
なぜこれほど篠田の指は巧みに動くのだろう?
指先に繊細な触覚があり、加奈の悦楽の壺を確実に探り当てて動いているようだ。
淫猥な動きに下腹部が疼いてくる。
脈が速まり、花壺に太いものが欲しくなる。
「洗っても無駄だったかもしれんな。 こんなヌルヌルを出されては、このまま終わるわけにはいかないな」
篠田の指が花壺に沈んでいった。
「んん・・・」
加奈は鼻から熱い息をこぼした。
「朝っぱらから、中も火傷しそうなほど滾ってるぞ。 受け入れ態勢は整っているどころか、早く入れろと催促されてるようだ。 自分で入れて見ろ」
指を出した篠田は加奈の手首をつかみ、硬くなっている股間のモノに導いた。
加奈の胸が波打った。
「自分で入れるんだ。 早く食べたくてたまらないんだろう? やめるのか? やめたっていいんだぞ」
加奈の気持ちがわかってるくせに、篠田はまた意地悪く言った。
ためらっていてはあっさり引かれそうで、加奈は握った剛棒を秘口に押し当て、篠田に腰を密着させていった。
「あは・・・んん・・・」
太いものが肉ヒダを押し広げてゆく心地よさに、加奈は鼻からくぐもった声を洩らした。
この快感を知らないでいたら、自分の指で肉のマメを弄ぶだけで満足できたかもしれない。
けれど、肉茎が秘口に沈むときの甘美さを覚えてしまった以上、男なしでは過ごせない。
セックスは麻薬のようだ。
加奈が腰を近づけても篠田は動かなかった。
太いものをもっと奥まで受け入れたいと、加奈は腰を擦り付けた。
「太い奴は美味いか」
篠田が腰を揺すり上げた。
「あう!」
内臓まで突き抜けそうな感覚に、加奈は口を開け顎を突き出した。
「この歳で夜もして、起きがけもしていたら、じきにぽっくり逝きそうだ。 腹上死したらどうする?」
篠田は楽しそうに訊いた。
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