淫靡な疼き 後ろの開発
こんなときに篠田は冗談を言った。
「若い奴なら日に何度もできるんだろうが、これくらいになるとそうはいかない。 しかし、加奈も熟しているだけ、単純に激しく何度も出汁れされるより、こってりいやらしくされる方がいいだろう?」
それが事実であっても、面と向かって言われると答えようがない。
篠田の視線が眩しい。
加奈は視線を落としたまま動きを止めた。
篠田も肉茎を深く挿入したまま動かなかった。
肉の襞が焦れている。
早く刺激が欲しいと疼いている。
けれど、加奈は腰を動かすのが恥ずかしくなり、篠田が動いてくれるのを待った。
「どうした。 腰が止まったぞ。 自分で入れておきながら、動かさないつもりか?」
加奈の腋下から、じわりと汗が滲んだ。
「やめるのか?」
また篠田の意地悪い言葉が加奈を責めた。
「して・・・」
口惜しいと思ったが、加奈は小さな声を出した。
「私の方で勝手にしていいのか?」
加奈はうつむいたまま小さく頷いた。
「勝手にしろか。 そう言われると、こちらも心おきなくしたいことができる」
篠田は改めてグイと腰を密着させ、加奈の背中に回している左腕を引き付けた。
そして、尻肉の谷間に右手を伸ばした。
「あっ・・・いや」
予想外の行為に加奈の尻がうねった。
「加奈のいやは、確か、してと同義語だったな。 ここをいじると、壺が良く締まる。 加奈の後ろは開発のし甲斐がある。 そのうち、後ろを弄るだけで気をやるようになるかもしれんな」
「あう・・・いや・・・そのはいや」
気色悪さと恥ずかしさに、加奈は逃げようとした。
だが、背中に回っている篠田の左腕は加奈を逃がそうとしなかった。
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