入谷村のあるこの谷に一番最初に入植したのは下郡 (しもぐん) の中 (なか) で、だから入谷川が運んできた砂州を他に先駆け思ったように開拓できました。 だから百姓に適した比較的平坦な土地を他の集落より多く有していたのも中 (なか) でした。
その後子供が生まれると次々に土地を分け与えざるを得ず家も狭くなり分家させたのですが、それでも持山は多く何事につけ本家本家と慕われました。 この頃は今で言うところの集会所なり公民館なりは入谷村にはまだ無く、もっぱら集まるのは本家となっていました。
集まりと言っても烏合の衆の集まりのようなもので通り一辺倒の挨拶が終わると宴席に変わります。 宴もたけなわになると無礼講となり日頃娯楽が無いだけに呑めや歌えどころか猥褻な何かをやらかすものも現れます。
中組 (なかぐん) など場所的に近いものですから時間を見計らって飛び入りしたりします。 そうなると支配が所詮違いますから (つまり恥はかき捨てですから) 猥褻なアレなども度を越してしまうことが度々ありました。
中 (なか) の嫁 史帆さんはこういった場合必ず矢面に立たされました。 乱痴気な中 (なか) の客を本家故無下に追い出すこともできず亭主を、ひいては一家を支えるため仕方なく受け流しておりました。
生物は子孫を残すため越えなければならない壁があります。 男もそうですが女も卑猥な刺激を受けると口や頭では拒否しても下半身は応じてしまうことがあります。 この日の史帆さんがそうでした。
酌をして回ってるうちに中組 (なかぐん) の乱暴者で巨漢の長嶋時雄さんに腕を引っ張られ膝の上にすっぽりと抱え込まれてしまいました。
「冗談はやめてください、時さん。 こんなことするなら帰って!」
本家とはとても思えない口調で罵り泣き叫びましたがなにせ巨漢でしかも顔全体に火傷が残り鬼の形相をしており、恐ろしくて誰も止めようとはしません。
「ほうれみろ、あんたがここに座っとっても手の空いた女どもが酌して回るけんあんたはいらん言うちょろうが」
「籠の鳥めがひっくり返ってこれまた上手に腰使うな、あれまたよ~いよいよい、ほれどんどこしょ~♪」
唄に合わせ時雄さん、切っ先が丁度良いところを捕らえ始めたものだからここぞとばかりに腰を使い始めたんです。
「下手 (しもて) の益さん、次はないかえ」
こう言われてしまうと形相の恐ろしさ故歌いたくもない卑猥な歌を矢鱈歌うもの、そんな彼らの酌をして回るものなどが現れ始めました。
宴がたけなわになってからと言うもの、アレ好きな女以外別室に引っ込み息を殺して終わるのを待っていました。 ところがこの一言で恐る恐るまず美智子さんが顔を出し酌をして回り始めました。
するとこの時とばかりに彼女の尻を撫で上げるものが現れ始めたんです。
魔の手から逃れながらも美智子さん、赤い腰巻をヒラヒラさせながら一向に奥の部屋に引っ込みそうになくなったんです。 本家に負けてなるものかと変なトコで意地を張りだしたんです。
「お~い、美ちゃん。 酒が足らんぞ~」
「は~い、ただいま」
酌しに行っては着物の裾を開けられるものですから腰巻の隙間から観音様がチラホラ顔を覘かすんです。
「みっちゃん、おらのコレで塞ぐか?」
酔った勢いで益一さん、粗末なものを褌の隙間から取り出し美智子さんに握らせようとしました。
「あらっ、まっさん。 見えとった? ごめんごめん」 宴が始まると大なり小なり同じような状態になりますが普段これといって娯楽のないこの部落ではこれが唯一溜まり溜まった鬱憤の捌け口、大人の世界だったのです。
史帆さん、時雄さんの膝の上で猥褻な歌や踊りに合わせ揺すられることしばし、むっくりと頭をもたげた時雄さんのアレが史帆さんのアソコをノックし始めたんです。 史帆さん、慌てましたが場の雰囲気が雰囲気だけに声を出すことが憚られ黙っていました。 ところが女の悲しさいつの間にか勝手にアソコが反応し始め次第次第に濡れ始め、気が付いたときにはお尻のあたりがすっかり濡れて時雄さんのズボンまで湿らし恥ずかしくて膝の上から立ち上がることが出来なくなってしまったんです。
「なあ、もうそろそろ良い返事をくれんか」
幾度となくこのままヒトトキをと誘い掛けられたんですが無視し続けました。
宴席の男衆全員が泥酔に近い状態になったものの時雄さん、巨漢なだけに日本酒程度ではさっぱり酔いません。 隣席の奴らの視点が定まらなくなると時雄さん、ノソリと行動に移し始めました。
「ひっ、やめて! それだけは・・・」
史帆さん、小声ながら必死に制しますが隣室の女ども以外泥酔しているものですから聞き入れてはもらえません。
「儂がどうのと言うちょりゃせん。 お前の着物が濡れてきたから儂のズボンが汚れぬようズボンの前を脇にどけるだけじゃ」
悠然と言い放つとズボンの前を開け棹を取り出し、次に史帆さんの裾を後ろに払い、腰巻をどけながら濡れそぼったところに逞しくなったアレを娶わせ始めたんです。
出された酒のほんの数滴しか飲んでいないような女子どもは卑怯なことに飢えてたものですから男どもに合わせ相当酔ったフリしてチラチラとラビアと屹立が攻防を繰り広げている様子を
覗き見るんです。
もっと近くで拝みたいものだから食べ終わった膳を片付けるものもいれば隣室で息を潜ませ
覗き見ていたのに用事を思い出したふりして立ち上がるものも。 しかしながら皆が皆史帆さんが逞しいモノに貫かれ逝き始めたソレを息をのんで見守っているというか凝視して
覗き見てるんです。
「やめてください! 先っぽが・・・ お願いですから引き抜いて!」
懸命に腰を振りますが、この時にはもう腰のクビレをガッチリと絞り上げられ身動きできなくなってたんです。
「史帆や、あまり暴れると胸が開け乳が覗くぞい」
時雄さん、興奮し切った史帆さんの乳首が勃起している様を開けた襟元から見下ろしつつ悠然と挿し込みにかかり始めました。
若当主の亨さんはと言えば、久しぶりに聞いた卑猥な歌や踊りに興奮し我が妻が中組 (なかぐん) の時さんに乱暴狼藉を働かれているというのに、ここで意見でも述べれば叩き伏せられるのが関の山と泥酔したフリし座卓に突っ伏したまま横目で結合部を
覗き見てたんです。
「あんれまあ史帆さんに時さんの大事なモノが」
手伝いに来ていた埼松家の美代子さん、史帆さんを按ずるのではなく史帆さんの尻に敷かれた時さんの棹が史帆さんのラビアに咥え込まれ膣の中に消えてゆくのを心配をしていたんです。
美代子さんが言うのももっともでした。 膝に抱かれた史帆さん、妙な感覚が躰の芯部に湧き上がって来てついつい根元まで挿し込まれた屹立の先端を奥底で嬲り始めました。 勃起し切った乳首が効いたんでしょう射出感が募って来た時雄さん、ここで精液を抜かれでもしたらと鬼瓦のような顔になって耐えました。 史帆さん、ついに心と体がバラバラになり膝の上でラビアに棹を突っ込まれたままグラインドを始めちゃいました。 この時にはもう興奮し切った棹がご主人や女どもの視線の先で完全に姿を現し、白い糸を引きながら史帆さんのラビアの中に消えたり現れたりしてたんです。
女どもも隣室から出て来てこの先ふたりがどうなるものかと隣同士躰をつつき合ってこの光景に魅入ってました。 恥も外聞も忘れ史帆さん、長嶋時雄さんの屹立にまたがり楽しんでいましたがいよいよ射精感が募り我慢できなくなった時雄さんは史帆さんを膝に乗せたまま躰を横倒しにし結合部を今度は完全に女どもに魅せつけたまま堕としにかかりました。
NTR開発が始まったんです。 並み居る女どもの中で唯一これまで願っても手が出せなかった本家の嫁、史帆さんが時雄さんの愛の対象に選ばれ羨望のまなざしを受けながら堕とされていく。 しかもその光景を寝たふりしながら夫が
覗き見てるんです。 夫を前にして行われた不貞行為の快感が全身を突き抜けたと同時に大人の世界では時折りこうやって
婚外恋愛を謳歌することも必要だということを史帆さん、逝かされ堕とされたことで知ったんです。
「時さん、ズボン汚してしまってごめんなさい」
長嶋時雄さんの帰りがけ、詫び己言葉を口にしつつ史帆さんはふたりの間にのみ通じ合うであろう情を込め見送りました。
時雄さん、言葉の代わりに玄関先で、みんなが見ている前で敢えてこれ見よがしに指マンしました。 抜き去った指が史帆さんの気持ちを表すシルで光ってました。
寄合から興奮して帰って来た女房どもが翌日の夜の閨で口々にあの日あったことを夫に向かってしゃべったものですから、これまでは本家の嫁と聞けばまるで腫れ物にでも触るように接してきたものがこの日を境に一変し暇さえあればご主人である亨さんの留守を狙い駆け付け挿し込みにかかりました。
時雄さんに狙われて以降、ひっきりなしに男どもが押し寄せ本家であるがゆえに断れないのを良い事に半ば強引にラビアを使うものですから興奮が冷めず、ご亭主も目の色を変えて毎夜中を調べにかかるのもですから何時しか男どもがほんのちょっと顔を覘かすだけで史帆さんは自分から誘いかけるようになりました。
大下 (おおしも) の下隣に棲む独り者の大工の源さん、初老なんですが腕はそれなりの大工さん。 当主に頼まれ普請に出かけた折に普請場となった蔵のことを聞かれ、場所が場所だけに秘密の恋愛には持って来い。 てっきり間男に来られたんだと勘違いした史帆さん、蔵でふたりっきりになると益々ヘンな気持ちになり間違って乗っかっちゃって・・・
閉鎖的な場所でもあり史帆さん、源さんの棹に幾度もイカされついついしがみつき始めました。 親子ほども歳の差があるのに生涯未婚を貫いた源さんにとって生まれて初めての
婚外恋愛が始まってしまったんです。
恋の予感に源さん、なんとかものにしてやろうと老骨に鞭打って腰を打ち続けたものですからあまりにも大量に抜かれ卒中であっけなく虹の橋を渡っちゃったんです。
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