母子の確執 代理出産
学生時代から子供を産んで育てることに憧れを抱いていた真由美だったが、計画を立て夫婦生活を繰り返せど一向にその気配すらない。
諦めかけていた時思いがけない人が声をかけてきた。
それが夫を奪い合ったかつてのライバル透子だった。
真由美は結婚するまで某企業に所属していた。
所属していたというのも、
真由美は学生時代からスポーツに長け、この会社にもクラブ活動条件で入っていた。
恋敵の透子は通常の入社試験を突破して入ってきていて、同期入社だった透子とは既に恋人と言っても差し支えない関係にあった。
真由美は龍とは同期入社といっても部署が違うので顔を合わせることなどまずなかったが、たまたクラブのファンの透子が龍を連れて大会の応援に来てくれたことから親しくなり、恋人に近い関係にあった透子から龍を奪うような形で結婚に至っている。
そのような経緯から透子は、結婚後も恋人気分が抜けきらず何かと龍に声をかけてきており、龍がうっかり子供が出来なくてと話したことから幾分皮肉を込めてアドバイスをくれたものだった。
そのアドバイスというのがスポーツのやり過ぎを改めろというもの。
真由美のスポーツは企業のスポーツ部門というだけあって巷の趣味の域を超えていた。
体型を維持する程度のスポーツではなく体躯を酷使していた。
透子にすれば龍を奪われた原因が鍛え上げたマッチョの身体の芯部 真由美の下腹部の良さに映ったが、
「スポーツのやり過ぎで孕めなくなってるんじゃない?真由美はただの筋肉の化け物」と龍にフェラ中に囁いたのである。
「女の身体は使い込むほどに襞が発達するの、子供を産みたいから当然だけど。だから貴方の肝心な部分に吸い付き嬲ってくるわ」
ホンモノのメスの良さを味わえない龍ってある種気の毒とまで言い切られ、そのことが気になり出していた。
真由美には当然の如く「きっとスポーツのやり過ぎで出来なくなってしまったんだ」と一言告げ、
「締め上げることだけが全てじゃないのよ」
子供が欲しかったら誰かに代理出産をお願いするしかないんじゃない、
それよりなにより、貴女自身に卵子が形成されるか検査しなくちゃとまでアドバイスした。
真由美はもう30代半ばに達している。そうまで言われてしまうと検査に行くのさえ恐ろしくなってしまった。
「うん、わかった。 そのうち行ってみる」気のない返事をしてその日は別れた。
不妊検査は夫婦の一方がすればそれで解決という風にはいかない。
自分は確かに云われた通りの非があるから検査は必要だが、夫の龍にはそのことがどうしても言い出せなかった。
仕方なくこっそり検査を受けた真由美に医師は「排卵が活発に行われていないし、子宮も受胎に不向き」と説明した。
それでも諦めきれなかった真由美は夫にこのことを告げ子宮腔内精子注入法を人工的に行ってもらった。
結果は惨憺たるものだった。
残るは体外受精に頼るしかないだろうと言われた。
真由美は悩んだ末に母の秋子に相談した。
娘である真由美の卵子とその婿である龍の精子を義母の子宮で宿そうといういうのである。
秋子にとって龍は義母と娘婿の関係。
義母の秋子には許せても妻の真由美には決して受け入れられない行為に思えた。
それでも娘の幸せと子孫繁栄を思えばこそ、これを受けざるを得ないことだ捉え実行に移すことにした。
娘に幸せになってもらいたいという思いは高齢出産というリスクすら忘れさせてくれた。
加えて、真由美には生後間もなく離婚という悲劇を味わせており、ずいぶん淋しい思いもさせてきた。
何としても娘に同じ辛さを味わわせたくなかったというのも決断のひとつにあった。
婦人科は検査を極秘のうちに進めてくれ、幸いなことに真由美の未熟な卵子の取り出しには成功した。
それを一時的に凍結保存し、後に解凍 龍に訳を話し精子を抽出し義母秋子の子宮での受胎が試みられた。
高齢とはいえ秋子は一度は妊娠し、真由美を産んでおり受胎には問題ないことは医師も認めた。
だが受胎は思った以上にうまくいかなかった。
それを秋子は男女の相性ではないかと思うようになっていった。
精子を提供する側の龍も、婦人科で看護師相手に射精というのは回を追うごとにうまくいかなくなってきていた。
焦ったが今更どうしようもない。
残る手段、秋子は少しでも龍を精神的圧迫から解放してやろうと自宅に呼び寄せた。
透子が現われ夫婦生活について掻き混ぜていったことは真由美から聞き及んでいる。
そのことで夫婦生活までぎくしゃくしてしまって鬱になり始めている娘の真由美。
切羽詰まった状況にあるが、それらを全て龍に押し被せれば役に立つものも逆に萎えてしまう。
夫婦関係さえ修復出来たら、あとは子供を与えるだけ。
離婚だけは娘のためしてほしくなかった秋子は殊更龍の子供を身籠ることに心を砕いた。
その娘婿が妻の真由美が仕事に出かけている間に訪ねてきてくれている。
「どう、お口に合うかしら」
「美味しいです。真由美の調子が悪くなってからインスタントばかりの毎日でしたから」
「うんと食べてね。元気出してもらわないと私も困るから」
「わかってます。わかってるんですが・・・」
話しが受胎にそれたとみるやトーンが下がってしまった。
「そうよね・・・こんなおばさんに精子を提供することになって・・・本当は嫌なんでしょ」
龍にとって実のところ悩みは他にあった。
-----肝心な部分に吸い付き嬲ってくる-----
その言葉の通りだとすれば・・・そう考えると気恥ずかしくてまともに義母の顔を拝めないでいた。
「そんなことないです! 何度やってもうまくいかないから原因が俺にあるんじゃないかって不安になって・・・」
うつむいて応えるしかなかった。
「そんなことないわ。きっと突然のことで戸惑ってるだけだと思う」
何度か直接触れ合うようになれば妊娠も可能だと思う、そうでしょ!
秋子は龍の顔を覗き込み、すがる思いでこう言い切った。
「直接って・・・義母さんの・・・中に 直接ですか? そんなことしてもいいんですか?」
来訪直後から意識していたから股間を知らず知らずのうちに掌で押さえていて、その部分だけ汗で濡れ色が変わってしまっていた。
それを目ざとく見つけ出した秋子はあっけらかんと、
「龍ちゃん、真由美と久しくエッチしてないんでしょ? 本当は溜まり過ぎてるんじゃなくて?」
テーブルの下にそっと手を忍ばせ、龍のその湿った股間を弄った。
「こういうことは我慢が一番体に毒なの、わかる?」
怪しげな視線が龍に向かって降り注がれる。
斜め後ろに立たれてるとはいえ娘婿の精液で妊娠したく、ひたすら発情を促している熟女の甘い体臭が龍の鼻腔をくすぐった。
----お義母さんの方から求めてくれている-----
その反応はすぐに股間に現れた。
むっくりと隆起してきた股間の先端を愛おし気に擦っていたが、身体を摺り寄せられた龍が戸惑っている間に
ジッパーを引き下げられ摘まみだされた男根は期待にそそり立ち始めていた。
「ずいぶん溜まってるみたいね。無理してたんじゃなくて?真由美に内緒にしてくれるなら相性を良くするためでもあるし、アソコ使ってヌイてあげてもいいのよ」
「お義母さん、本気で言ってるんですか!」
「本気かどうか試してみる?」
秋子はゆっくりとした動作でその豊かな腰をなまめかしく揺すりながらスカートの下のパンティーを龍の視線の届く位置まで下してくれた。
「龍ちゃん、直に触って確かめてくれない?こんなおばさんでも使えるかどうか」
是が非でもなかった。
冷徹なまで妊娠のための夫婦生活を強要する妻の真由美と違い、いつの頃からか義母は女の欲情で精液を求めてくれていることはうすうす気づいていた。
気付いていただけに幾度も失敗を繰り返す受胎に龍はすっかり自信を失っていた。
ところが今日に限り義母の方から直接関係を持ちたいと呼び出しをかけてくれている。
透子の言う熟女の膣癖を味わうという期待と不安で胸だけ高鳴っていた。
龍の男根は既に義母の手でズボンから引き出され、奉仕を受け始めていた。
その義母が龍の上腕を捉え顔を豊かな胸に抱き込むようにし下半身を押し付けるようにしてくれた。
一瞬ためらったのち、龍の手はついに秋子の露わになったマンコにスカートを捲り上げ伸びた。
「やっと確かめ合えるわね」
「はい!でも、お義母さんにも好きな人いるんでしょう?こんなことして大丈夫なの?」
「・・・ああ、そこを・・・」返事の代わりに小さな喘ぎ声が聞こえた。
入り口はなるほど透子が言うように真由美のそれと比べても硬い締まりはない。
その分、外陰唇からして襞がぬめるように龍の指を捉えて離さない。
入り口の僅かに奥まった部分に指を挿し入れるとすでに其処は火のように火照り襞がまるで別の生き物のように蠢めいていた。
「あああ、 龍ちゃん、こんなことどこで覚えたの・・・ 真由美にもこんなこと・・・」
嫉妬だった。
「この指やこのチンコ、私だけのために大きくしたと言って・・・お願い!私のアソコが欲しいからこんなになってしまったと・・・」
いつの間にか秋子は胸の前を開け、龍に豊かな乳房を口に含ませてつつ下半身を押し付けていた。
大胆になった秋子はマンコをより触りやすいようにと一方の足は椅子の上に置き、皺袋の裏側をその親指の先でなぞりつつ悶え苦しんでいる。
秋子は若い龍を諭すようにしながら、男根の蠢動を煽り、龍もまたそれに応えようとしていた。