男への情欲を恋愛ドラマと捉えたかった女性の哀れな末路
一見しただけでイケメンを選んだと分かるような男性を衆目に中で逆ナンし、
絶対に身体の関係なしでは済まされないような状況に追い込みエッチに誘っておきながら、
その後の展開に恋愛論やドラマ性を求めしつこく迫まる。
その女性は男とセックスするたびに様々な技巧を駆使すればいいものをマグロで済ませ、
衣服や化粧のみに工夫を凝らし惹き付けようとし、
あまりのしつこさにフラれた。
男は逆ナンされた当初から彼女を快楽を得るための性器としかみていなかったが、
彼女は人も羨むイケメン相手の恋愛ドラマの表現方法(モテ度の自慢)としてセックスを選んでいた。
新聞を読むことも雑誌の中の政治経済を見ることもしない彼女は世間にはとてつもなく疎い。
それでいて会話や女性の魅力で男を惹き付けようとしていた。
キワドイ話をちらつかせておきながら局部の名称などが会話に登場すると「キャーッ」と奇声を上げ蔑んだ視線を送る。
それでいて先に書いたように必ず最後は性行為に誘わせた。
初めての性行為が始まってもマグロを決め込みフェラなどまるで及ばない。
衆目に中から選ばれて性行為を行っているのだから男の良さを知らしめたいと躍起になるのは当然だが、
どんなに懸命になって挿し込んでも膣で亀頭冠を嬲るようなことはしてくれなかったという。
つまり恋愛論たる語らいが彼女の方法では単調で、快楽どころかその面倒さに飽きられたようだった。
男性にとってセックスは溜まり過ぎた精液を快楽目的に吐き出すことにある。
彼女の場合も男性が渾身の精義を駆使して迫れば熟女だけに逝ってはくれるが、
彼女はそれに加え将来設計に備え相手を取り込みたいと考える。
同僚や男の妻、彼女の旦那が見ているとも限らない同じ町内で真昼間から手を組んでデートをしようとせがんで男を困らせた。
双方そこに支配欲はあっても男性は快楽を得た瞬間にこのような女には飽き捨てようとするし、女性は女性で快楽を得た、懸命に挿し込まれた瞬間に必ずと言っていいほど身体を許した時以上に愛情が深みを増す。
飽きた男性は女性を粗野に扱う。
愛情が芽生え始めた女性はそれに対し何故という疑問に加え不満を抱く。
互いに身体を重ねようと思うほど親しかったはずなのに、そこからは憎しみしか生まれなくなる。
そのことに対し彼女はところかまわず荒れ狂い、衆目に中で相手を罵倒する。
そうやって幾日か経過するとその女性は当てつけのように、これまた衆目に中でめぼしい男に声をかける。
だが、存外男とは気が弱い。
一時目をつむれば溜まった精液を女性の胎内に吐き出すことが出来るとわかっていても手を下せないときがある。
そんな一般常識も知らず、手当たり次第に男に声をかけ、挙句罵られるようになる。
夫婦生活がマンネリ化し、
ほとんどレスに近い状態が続いたことが発端だったろうが、彼女の恋愛論は常軌を逸しているものがあった。
荒れ狂いは彼女の性欲が沸き起こった元となる媒体に戻る。
韓流ドラマをしつこく見た末に妄想を掻き立てるべく裏動画に進む。
すると彼女の中の男と絡み合いたい気持ち、性欲が抑えきれなくなり、
テレビドラマの中のヒロインのような、或いはもっと毒々しいものなのか愛を求めて男を漁るようになる。
彼女からすればこれも純粋な恋愛らしいが、自慰などでは治まりきらない状態になるらしい。
深夜になっても身体が火照り眠れない状態が延々と続くらしい。
相当キツイ安定剤をダブルで服用しても一向に効果のないほどに。
お酒にたばこが手放せない彼女は自宅でも泥酔するというが、気持ちが治まらなくなるとよく飲みに出かけた。
その出かけた先で手当たり次第に男を、例えばカラオケのデュエット 或いはダンスに誘い、
店の中で極限までお触りなどを許し、男がその先まで求めてくれたっらそのまま連れ添って店を出て最後まで・・・がパターンだった。
家庭崩壊が始まったのはご主人が部下に手を出したらしいことが噂になったからだった。
実際には始まる直前だったが・・・
家族に知られようと一向に素行が治まらなかった彼女が亭主の浮気に嫉妬した。
部下の女性宅に怒鳴り込んだことが始まりで、あっさり離婚を言い渡され家を追い出された。
男性が独り身になると「蛆が湧く」と揶揄され、
女性が独り身になると、あっという間に複数の男が群がるものだが、
彼のjにはついぞ男が寄り付かなくなった。
女の周囲から男が消えると、まるで精力を使い果たしたかのように一気に老ける。
彼女は今、病院に通い心の病と闘いつつ 田舎で孤独に暮らしている。