まりあ 19番ホール 第8話 Shyrock作
まりあの心を覆うベールがゆっくりと一枚ずつ剥がされていく。
「ああん……光一さん、大好き……」
「僕もだよ……」
「あぁ……嬉しい……」
唇に唇を這わせる音が静かな部屋に響きわたる。
「あぁ……あぁぁ……」
唇は首筋から耳たぶへと移行していく。
「あっ、そこは……」
まりあは意外な場所へのキスに思わず身体をのけぞらせてしまった。
それでも車本のキスは容赦なくつづく。
「あぁっ、あっ、だめっ……やぁ~ん……」
くすぐったいけれど、それでいてすごく感じるとても鋭敏な箇所、それが耳たぶ。
「いやぁ、やめてぇ~、本当にそこはダメなんですぅ~」
「そうなんだ。じゃあ、こっちに戻ろうかな?」
車本は再びまりあの唇を奪い、廻した手でうなじや背中を愛撫する。
時折、髪や首筋へも優しく触れる。
突然車本の指先がまりあの耳をふさぎ唇を重ねてきた。
するとキスの音が反響し、ひときわ官能的な気分を盛り上げていく。
まりあがふと気がついた時、ブラジャーのカップの上を車本の指がまさぐっていた。
弾力性を愉しむかのように、指にギュッと力がこもる。
まもなくブラジャーの下辺から指が忍び込み、直接肌をまさぐる。
「ああっ……」
ストラップがゆるみ、ブラジャーの下からお椀形の肉塊が顔を覗かせた。
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト