「良かったぞ。 愛い奴だ、欲しくなったら言ってこい。 また逢おう」
逝ききった沙織を抱き起し、唇を求め。 沙織のわななきがやや治まったのを見て、周囲に気付かれないよう身を低くしその場を立ち去った。 残された沙織はあまりの衝撃に興奮を抑えようとするが思ったようにいかず、床に崩れ推しわなないていた。
溜まった欲望は吐き出したものの、陰のように付きまとっていた漢が気になり、店の外でうろついていた。 他方、覗き見をしていた漢は先ほどの漢が店を出ていったのを確認し、沙織に近づいていった。 うずくまる沙織に無言のまま、ズボンのファスナーを開け、漲ったモノを取り出すと口元に突き付けた。
「ウグッ、ムグッ、ウグッ……」
沙織は先ほどの漢以上おもねり、覗き見していてくれた漢のイチモツをしゃぶった。 漢はしゃぶられている間全身を震わせていた。 正面切って腕力に物を言わせ、最初の漢と女を賭けて争ったりすれば、恐らく袋叩きにされたであろう。 最初に彼女の絡んだ漢が全てのマグマを放って立ち去るのを、ただ指をくわえて観ていなければならなかった。 その悔しさが一気に込みあがって来た。 嫉妬と憎しみの入り混じった目で沙織を見据え、一旦は唇を奪いに行ったが、再び立ち上がるとしゃぶらせた。
沙織がいよいよもって漢なしではいられない躰と分かって初めて、漢は沙織を見下ろしつつ無言のまま顎をしゃくった。 確かにホンバンをやるにしては狭すぎる空間だが、敢えて漢は沙織を初めて目にした折に彼女がとった、誘うような仕草を、今一度椅子の上でさせた。
スカートをわずかに捲って太股の奥の繁みを形だけ魅せ、次いで立ち上がり両手でスカートをたくし上げ、下腹部を露にしてから座り直し、テーブルの下、薄暗い空間から太股をさらけ出す。 あのやり方だ。 場所的にも同じように薄暗い。 それにより漢は、女を犯したい気持ちに拍車がかかったようだ。
卑猥な恰好をさせておいて漢は、彼女の目の前に猟奇的な結合に至りたく、極限まで勃起した男根をちらつかせた。
欲情した男根を前にされ、先ほど散々局部を嬲られただけに熟れた若い躰の沙織がじっとしていられるはずもなかった。 股を大きく開き一度媚び、腰の位置を椅子の前にずらし、太股を両手で抱えて腰を浮かしマンチラの姿勢を取って再び媚びた。 チラ魅せではなく、大きく太股を開け放った状態で太股を抱え込み、局部を突き出した。
すました態度では漢がその気になってくれないと、同級の佐恵子が教えてくれたことがある。 彼女は妊娠・出産に際し、あまりにも辛く、夫婦生活を拒み、その代わり旦那さんには風俗だけは許したところ、確かに最初の頃は風俗に通っていたようだが、それではおさまりが付かなかったようで、気が付くと今の沙織のような状態に至った人妻とデキていて、それを知った彼女は激怒。 それ以降、自分も負けないよう外で漢を作るべく出歩いたという。
「気づいてもらえるよう、装わなくちゃ」
そう訊かされていたので、先ほどのお返しとばかりに今度は沙織の方から先にオ〇ンコを広げて魅せ、挿し込みをお願いした。 さっきの漢は気づかなかったみたいだが、屈曲位で交わるには椅子は丁度良い高さで、漢は椅子ごと沙織を突き上げてくれた。
「あっ、あっ、あああ…」
もう少し頂戴と言いかけたところで引き抜かれ、また入り口に向かって放たれた。 危険極まりない結合を望んでいただけに、失望感が先だった。 沙織はバッグからティッシュを取り出すと、そそくさと汚れを拭き取り、何事もなかったかのようにその場を立ち去った。
佐恵子が教えてくれた通り、一度ヤリまくって度胸がついてしまえば漢を見る目が変わる。 よくよく見ると、日ごろ親し気に声をかけてくれた、その手の漢どものほぼすべてがヤリたがっていたことに気付かされた。 ご褒美を要求してやったら喜んで持って来たので、あの時のように魅せてやった。
漢どもは旦那がいるとわかっていながら口説き、限界に近くに腫れあがったモノを挿し込んできた。 漢は旦那から彼の妻を奪おうとし、女は漢の妻から漢を奪おうとする。 刺激的過ぎて、簡単に逝けた。 やがてそれが癖になった。 ひとりと絡み合いながら、もうひとりに向かってその時のことを話して聞かせる。 これを順繰り順繰りやらかした。
調子に乗ってヤリまくってる間は良かったが、やがて自宅のポストに変なものが投げ込まれるようになった。 ヤリたくて堪らなくなった漢が自宅まで押しかけて来たのだ。 それも、家族が出払った隙を狙って。
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