したい時だけ連絡させて
どんなにうちの人にぶたれても、
姑に罵倒されても
何処にも行く場所ないから我慢するしかなかった。
自由にできるのは家族が寝静まった深夜か
病院で手すきな時間に食事してる間だけだった。
離婚して実家に帰りたい、何度それを考えたか知れないが
実家は実家で老いた両親がやっとの思いで日々暮してて一人加われば食費にも事欠くようになる。
だから今はがこの家にいるしかなかった。
季節の衣替えの服なんか、もう年々も買ってもらってない。
化粧品ですら、今持ってるのは彼からのプレゼントのリップだけ
アラフォーまでまだもう少しあるのに、化粧っ気のない顔は日焼けし随分老けて見える。
そんなわたしでも、その日が近くなると欲しくなる 幾度も指を使った いつかは止めなくちゃと思いながら
家族、殊に姑に変なところを見られたら、
またなんて言われることかと、深夜 家族が寝静かってから・・・
彼を知るまでは、それさえもいけないことだと躊躇われ やめたが、
知ってしまった今となっては、それだけでは我慢できなかった。
あんな状態になったわたしがきれいだと言ってくれた。うれしかった。気持ちよかった。
家の電話を使って、余程深夜彼に電話しようと思ったかしれない それも
うちの人は決まってNTTから毎月、電話使用の明細書をもらってて、わたしが余計なことをしないか見張っている。
下手なことしたら見つかってしまう。
現に、一度だけ彼に 昼間自宅から電話をかけ
それを疑われて大変な目にあった
機転がきいた彼が、彼の事業所名を出し説明してくれて事なきを得ている。
だから、電話はご法度になってしまった。
深夜、誰にも知られないで街まで出ることが出来たら彼に会える
そう思って車のある崖下まで漆黒の中手探りで降りてみた。
静まりかえた道の脇に、傷ついた車は止まってた。
果たしてこの車で、家のみんなに気づかれないよう抜け出せるかと考え 無理だと悟って止めた。
止めてみても気持ちは収まらなかった。
また崖を登って家に帰る気にもなれず
深夜徘徊してみた。
だれ一人通る人のない暗闇の集落の一角の電柱に常夜灯が点いていた。
その下に行って、気持ちのままに下着を脱いだ。
周囲を警戒しながら明かりの下で疼く場所を晒して見た。
唯一自由になれる時間に、わたしにできる
精一杯のみだらな行為
ほんの少し、気が晴れた。
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