長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第26話 Shyrock作
ありさたちは長い参道を歩き拝殿へと向かっていった。
拝殿に近づいた時、ふとありさが球に尋ねた。
ありさ「にゃん、球?どうやって拝むのが正しいのお?」
球「にゃ?う~んと、確かお母さんが『二礼三拍一礼』とか言ってたわ。2回お辞儀をして3回手を叩く。で、最後にもう1回礼をして終わり・・・だと思うよ。ねえ、浩一?」
浩一「へ~?球は良く知ってるね。オレそんな詳しく知らなかったよ」
俊介「いや、今は柏手は2回が一般的になっているみたいだよ」
球「あ、そう言えば、出雲大社に行った時、面白い話を聞いたよ。あそこは縁結びの神様なんだけど、独特の拝み方があってね、『しじゅうご縁がありますように・・・』と賽銭(さいせん)は45円なんだって。二礼四拝手一礼の拝み方で、柏手は『しあわせを願って4つ叩く』のが普通だって聞いたよ」
ありさ「へ~♪じゃあ、私、4回叩こう~っと」
俊介「ん?ありさ、お前、縁を願うってまだ他にも縁が欲しいのか?」
ありさ「違うよお。俊介となが~くなが~く縁があるようにお願いをするんだよお~」
浩一「はっはっは~、俊介、心配なのか?」
俊介「いや、そんなことはないんだけどさぁ」
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第20話 Shyrock作
『例2・いつも薄暗い場所が多い人はたまには明るい場所で』
ありさ「うんうん、ありさの場合真っ暗でもOKだし灯りの下でも大丈夫。これは問題ないかな?」
『例3・・・下着選びも大きなポイント。たまにはエッチな下着を着けて彼を驚かすのも効果的。一方エッチな下着が多くて彼が見慣れてしまった場合は逆に清純そうな純白の下着を着けてみるのも案外男心をくすぐるもの。』
ありさ「あ、そう言えば俊介って、わたしがTバックを穿いている時より、女子高生みたいな白のコットンパンティを穿いてる時の方が興奮したような気がするなぁ・・・ってことは俊介ってエッチな下着を見慣れてるってことなの?ムカッ!」
ありさは読んでいるうちに夢中になってしまい、目を皿のようにして特集記事に見入った。
やがて記事の最終ページをめくると読者からの投稿記事が掲載されていた。
その中のとある見出しが目に飛び込み、ありさは釘付けになってしまった。
ありさ「えっ・・・なんだって・・・?」
『彼氏の前で公然と浮気をしよう・・・それがクロスラヴ』
ありさ「彼氏の前で浮気ってそんなことできる訳ないじゃん。うふ、でもちょっぴり興味があったりして」
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長編官能小説『クロス・ラヴ』 第18話 Shyrock作
浩一は球の『潮吹き』を以前にも数回目撃しており、それほど驚いた様子はなかった。
感極って潮を吹く球のことをとても愛おしく思った。
浩一「はぁはぁはぁ、おおっ、吹いた!はぁはぁはぁ、まだ出るかな?それそれそれ!」
球「あぁん!ダメェ~!今、あんまり動かさないでぇ~~~~~!」
浩一「エッチの最中に動くなと言われてもそれは無理だよ!」
球は潮が吹く瞬間、今まで味わったことのない不思議な感覚に陥った。
それは我慢していた小水を排泄する時に近いものであったが、それだけではなくそれに爽快感を加えたような感覚と言うのが最も適切であった。
一定量の潮を終了した球はほっとしたような表情を浮かべながら、浩一の動きに合わすように悦楽の波間に揺れていた。
浩一「はぁはぁはぁ・・・さあ、フィニッシュだぁ・・・」
息を切らしながらも浩一は球の耳元でささやいた。
球はうなずくと一旦浩一から離れ次の体位を待った。
ふたりとも汗びっしょりだ。
浩一は球の額に滲んだ汗を指で拭ってやりながら、ゆっくりと腰を屈めた。
そして、球の両膝裏側を持ちそのまま真上に抱えあげた。
球「え・・・?」
全く経験したことのない体位への移行に、球は戸惑いを隠し切れなかった。
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長編官能小説『クロス・ラヴ』 第16話 Shyrock作
(クチュクチュクチュ)
球「ああっ・・・」
浩一はスケベ椅子の開口機能を最大限に生かし、愛撫の限りを尽くした。
亀裂に沿って指を前後に往復させる。
球は身体をよじって指を除けようとするが、浩一がそれを許さない。
空いている方の手で球の腰を押さえつけてなおも愛撫を続けた。
腰を固定されてしまった球は堪らず上半身をくねらせ激しく悶えてる。
球「あっ、すごい・・・ああ、感じるぅ・・・あぁん、そこ、いい!すごくいい・・・!」
(グチョグチョグチョ・・グチョグチョグチョ・・)
秘溝は浩一の指で広げられ、桃色の美肉を覗かせていた。
美肉の奥からはおびただしい蜜が溢れだし浩一の指をぐっしょりと濡らした。
球の喘ぎ声と濡れそぼる秘溝に浩一は気を良くし、指の律動は実に滑らかだった。
中指を前方に移動させると秘溝の終点に水晶体があり、浩一はそれを強めに擦った。
球「にゃ~~~!あぁん!そ、そこは!!」
浩一「どうしたの?ここ触ってはいけないの?」
球「逆・・・」
浩一「触って欲しいの?」
球「あん・・あぁ・・そこ、そこがいいのぅ・・・」
球は甘えた声で「もっと」と更なる愛撫をせがむ。
甘い声に誘われるかのように、浩一は秘溝の奥地へと指を滑り込ませた。
球「ああっ!」
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長編官能小説『クロス・ラヴ』 第15話 Shyrock作
浩一「今度の正月旅行は楽しみだね」
球「うん、楽しみ~♪ありさたちもいっしょだからすごく盛り上がるだろうな~」
浩一「盛り上がり過ぎて乱交パーティーに発展してしまったりして」
球「ゲッ・・・それはないっしょぅ~」
浩一「はっはっは~、冗談に決まってるじゃないか。ラヴはやっぱり二人だけでしっとりと・・が一番だよ、そうだろう?」
球「あぁん、想像しただけで濡れてしまいそう♪」
浩一「どれどれ?」
ちょうど背中を洗い終わった浩一は泡まみれの手で尾てい骨の辺りに触れた。
球「きゃあ~!エッチ~!」
ふつうなら椅子に座った女性の恥部を触ろうとする時は、手を前方に回すものだ。
ところが球はスケベ椅子に座っているので、股間の下が開口状態だ。
妨げるものがないので浩一は簡単に球の秘所に触れることができた。
(グニュ・・・)
球「やだぁ~、そんな泡だらけの手で触らないでよ~」
浩一「心配しなくても中まで洗わないからね」
浩一は球の耳元でそうささやくと、背後から身体を密着させ左手を乳房に廻した。
そして右手は球の秘所に伸びた。
球「いやぁ・・・」
指は大陰唇の膨らみをなぞるような動作を見せるだけで、決して小陰唇を触れようとはしなかった。
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