Japanese-wifeblog

知佳の美貌録「男高生を淫行する母」

十分に男を知り尽くしたはずの好子が俊くんに悩乱した。
ぎこちなく、ただヴァギナ全体を手のひらで押し包んで
これから先、何をしよいやらわからなくなっている男に。

好子は好子で、うっかり気を抜くと手の中の
充血して腫れあがったモノが手の中で暴発してしまいそうで、
全てが終わってしまいそうで動きたくとも動けないでいた。

それでいて、好子の　男の掌の中の部分からは膝を伝って足首近くまで滴り流れ
今これをと手に握っている男をあてがえば何の抵抗もなく体内に滑り込むほど
ふるふるに潤いきっていた。

残る手段は一つしかなかった。身体はしっかりと俊一が支えてくれている。
好子は思い切って倒れないよう掴んでいた俊一の腰から手を放し、
パンティーの中で動けなくなっている俊一の手にやさしく手を添えた・・・。

知佳の美貌録「一晩のあやまち」

朝からカンカン照りで気温はぐんぐん上昇、夏真っ盛り
うっとうしいし上に下宿生が夏休みで好子の稼ぎは
愛人の校長にと　女将が仕組み、好子を巻き込んだ例の仕事だけになっていた。

そのアルバイトを終え、家の玄関を開けると、部屋中がしんと静まり返っていた。
いつもなら階下でテレビを見たりお菓子を食べたりしている久美も弟の優一もおらず、
上り框の灯りさえもついていなくて、今立っている玄関の足元さえも定かでないほど真っ暗だった。

もしかして、留守にしている間にまた、旦那になにかあったか。
病院にでも呼び出されたんじゃなかろうか。
ふと、そんな予感が頭の隅をよぎり、何か書置きでもと探していると

ふいに二階から床を踏み忍び足で人が移動するような何かきしむ音が聞こえてきた。
その音は徐々に階段を下りてくるように思え、身構えた瞬間カチッと音がして灯りが点き
そこに、本来いるはずもない郡部からの下宿生が顔を出した。

「あっ、おばさん帰ってきたんだ」
「・・・えっ、俊くん、どうしてここに」
二階は相当暑かったんだろう。汗まみれの顔をし、目はトロンと眠そうにしている。

「家に帰ったんじゃないの、何か用事」
驚きと、今しがたまでのアルバイトのバツの悪さに、うまく舌が回らなかった。
「部活してるとこに久美ちゃんが来て、留守番頼まれたんだ」

俊一は高校の野球部に入っていて、頭はよく鍛えて引き締まった身体つきをしていた。
実のところ、布団や下着に一番夢精するのもこの俊くんだった。
「留守番って、みんなどこへ行ったの」

二人っきりの部屋、好子はドキドキして声が震えていた。
最近は俊一のほうが好子を避けていて、こうして面と向かって話すのは久しぶりだった。

「うん、お父さん方の議員さんだかが危篤で、そちらに慌てて出て行ったよ」
父親の実家とは例の鎧・兜の家で、危篤というのは幸吉の父親のようだった。
「いつ帰るとか言ってた」
「そのことなんだけど、今夜は徹夜で看病になるから、明日また連絡すると言われた」

「じゃ、今夜はふたりだけなんだ」
そう考えると俄然心が浮き立った。
台所に立って何か食べ物をと好子は、いつもより腕を振るった。

わくわくしながらオカズが完成したころ、俊一が台所に入ってき、「好子さん」と名前を呼んだ。
「えっ」その呼び方に驚く好子に
「もし、お母さんが帰ってきたら心配だからここにいてって」

好子はどう応えていいのかわからなくなって黙ってしまった。
こんな状況は慣れっこのはずなのに心臓が音を立てて高鳴って苦しかった。
この状況を避けたいのか望みたいのかよくわからなかった。

ただ確かなことは、こんな風にふたりっきりになれることを、随分長い間夢見てた・・・。