廃村に漂う黒い影 執拗に弄んだ後の責め
足羽寛治の罠にはまり、定雄の息子 禎一の妻頼子が寛治に組み敷かれ操を奪われたことに端を発した争いは寛治が呼び込んだ土地のならず者たちの横暴で幕を閉じた。
禎一は事故に見せかけ命を奪われ、稼ぎ頭をなくした頼子は寛治が用意した家を頼って中津家を去った。
粗末な町営住宅に頼子を押し込んでおいて寛治は事あるごとに頼子の元に通い、慰み続けた。
凌辱し始めると溢れ出る泉をすするのが殊に好きだった。
頼子の壺は感受性が良く、強引に割って顔を埋め舌を這わすと簡単に溢れ出た。
寛治の仕打ちに抗い、悶え苦しみながらも泉を溢れさせ切っ先が肉を切り裂くと快楽に狂乱した。
これほど女道楽が好きでありながら、寛治は生来ケチだった。
頼子に町議に口をきき、部屋を世話してやったまでは良かったが楽しませてくれた肉壺へは一銭も払わなかった。
生活に窮した頼子は痩せこけ、次第に見る影もなくなっていった。
そうなると寛治は女としての頼子を抱く気にもなれず、後腐れのないように売る算段をした。
こうして飽きてしまった頼子を離島の料亭に売った。最初は本土内のそれなりの遊興地に売るつもりでいたが、ことごとく断られ仕方なく、ただ半分で料亭の仲居の仕事と称し売った。離島なら穴さえあれば少々歳を食っていたり見栄えが悪くても売れた。
一旦は村を追われ都会の片隅に潜んで暮らしていた中津一家は祖父の定雄が没すると一家離散した。
亡くなる前、定雄の妻須江が真一に言って聞かせたのが寛治によって母の頼子は凌辱され、それを咎めた禎一は事故に見せかけ殺された経緯だった。
「生きながらえて必ず仇を討て」
それが須江がいまわの際に残した遺言だった。
真一は義務教育半ばで大人に交じって働いた。
そうして溜めたお金を使って暇さえあれば自分を捨てた母を捜し歩いた。
ようやく母が寛治によって離島に売られていったという情報を聞きつけ駆けつけた時には既に母は亡くなっていた。
医者もろくにいない離島で、来る日も来る日も売られ続けた母の頼子は性病と知らされずこき使われ、いい加減な治療と投薬をされ命を落としていた。
「いつか足羽一家を村から追い出してやる」真一は母が眠ると告げられた島の無縁仏の前で誓った。
それからの真一は何かに憑りつかれたかのように女を見つけては甚振った。
産んでくれた母は恋しかったが父を裏切り寛治の棹に屈したことだけは、なんとしても許せなかった。
そうやって恨みつらみの日々を送るうちに、いつしか自分が仕込んだ女を嫁として送り込み財産を残らず巻き上げる結婚詐欺を思いつき組織のボスに祭り上げられていた。
その組織が総力を挙げて見つけた女が貞子だった。
廃村を縦横に走る幹線道計画を耳にし、計画の大半を占める寛治の土地を手に入れるためだった。
真一は密かに村に立ち返り山々を歩き回って計画と切り図を見比べ、貞子を呼び寄せては寛治との絡みで手に入れるべく土地の情報を伝えた。
足羽寛治たちの土地を調べていたのは中津真一だけではなかった。
地方出身議員の汚職問題を追っていた検察庁は足羽寛治の所有地を幹線道が通る計画を察知し、その土地の名義が何故か次々と変更していることを不審に思い調べ始めていた。
警察も嗅ぎつけてはいたが、何か重大な事件でも起きない限り警察は本腰を入れて捜査に当たれない。
警察の捜査結果を待って、検察が審議していたのでは間に合わなくなると踏んで直接捜査命令が出た。
捜査には剛腕でなる露木亮介と、今は定年退官し自宅にこもっているが辣腕とうたわれた難波英彦の娘で美香が選ばれた。
難波英彦が現役時代、何度か自宅に露木を呼んで会食をした。その際露木の世話をしたのが美香で任官された際に自らお願いして露木に教えを請うた。
40歳を超えても独身を貫く露木に寄り添うように捜査に当たる美香ははた目にも露木にぞっこんと映った。
露木亮介と難波美香は捜査開始早々足羽家の嫁と舅が間違いを起こし、自殺者まで出してしまったことに目を止めた。
しかも事件の張本人は自殺者が出た直後というのに、この家は不吉と言い残し、土地の権利書を持って村から姿を消している。
次期総理の座を巡る議員の汚職問題を追っていて、土地転がしの結婚詐欺師を追うことになるとは露木亮介も難波美香も当初は想定していなかった。
廃村マニアのヒッチハイカーに化けて村に忍び込んだまでは良かったのだが、途中で道に迷い土地勘のある中津真一たちのグループに見つかり案内されたのが中津真一の実家だった廃墟。
四方を取り囲まれ露木と難波は頭領格の中津真一から尋問を受けた。
露木は当初、旧街道を辿って歴史の紐を解くマニアだと弁明した。
中津は難波美香にそれなら向かう先はどこかと尋ねた。
美香が答えたのは併合された街の中心部へ向かう今の村道の方向で、合併前、旧街道は真逆の方向に道は続いていて、いまはもうない村役場の真向いの谷あいからひょっこり顔を覗かす道が正しかった。
マニアならそれぐらいのことを知らぬはずはなかった。
たちまち露木亮介は廃屋の頑丈な大黒柱の前に立たされ、後ろ手に手錠をはめられた。
難波美香も手錠をはめられたが、その格好のまま床に転がされた。
周囲を見張る手下たちに露木は何度も説得を試みたが無視された。
朝もやの中を美香とともに捜査活動を開始した露木たちは、直後に捕まりこの建屋に連れ込まれて、今はもう正午を回っていると思われたが誰一人として受け答えしてくれる者がいなかった。
空腹を覚えたころになって頭からすっぽりと頭巾をかぶった幹部らしき人物が現れ美香を引きずり起こし、脇の柱に手錠ごと繋ぎ止めた。
繋ぎ止めておいて美香を裸に剥いた。
露木の目の前で一切の衣服を剥ぎ取った。
壁一つ隔てた部屋の各所には手下どもが凶器を持って見張っている。美香にはなすすべもなかった。
男は美香の乳房を揉み始めた。「いやっ、さわらないで!」
美香の懇願はむなしかった。 「やめて! なんの真似?」
男は時間をかけた。
乳を揉みほぐして吸い始めた。「あああ・・・見ないで露木さん・・お願いだから・・」
軽く歯を立てた。 「あん、あああ・・・だれか・・・」
いやいやをし、逃れようと後ろに下がり甘くなった腋に顔を埋められ舐め廻され汗ばみ臭い立つ腋臭を吸われた。
「あん、あん、あああぅぅ、やめて。お願い・・もう」」懇願とも哀願とも取れる声が美香の口をついて出始めていた。
露木はその一部始終から目が離せなかった。
手錠はいつの間にか外されていた。
美香には男根が与えられた。
その前に男は執拗に美香の性器を弄んだ。 「はう、いい・・」
男は崩れ落ちた美香に覆いかぶさった。ただし反対向きにであった。
男は美香の性器に口をつけた。
美香は身動きできなくされ口元にあてがわれた男根を仕方なく含んだ。
その格好で長い時間をかけ、男と美香はお互いの性器を口にし続けた。
びちゃびちゃと音を立てながら男が美香の性器をすする、その舌先が敏感な部分に届くたびに美香はビクンと身体を痙攣させ欲情した性器を男の口元に押し付け愛撫を懇願した。
口腔内に含むだけでは足りず、男根を吐き出して手のひらで包み込み、裏筋をなぞり皺袋に舌を這わせ蟻の門渡りを舐った。
たまらず男が美香の壺に指を割り入れ中を掻き回すと、美香は男根を握りしめ悲鳴を上げ懇願した。「入れて・・・お願い」男にだけ聞こえる牝の甘いささやきが美香の口から洩れた。
男のそそり立ちが一段と勢いを増した。
男は美香を這わせた。
尻を高々と持ち上げさせ後背位で責め始めた。
「・・・ぁぁああ・・いい・・ イク」
この頃には美香の呼吸が乱れ喘ぎ声も高くなっていた。
露木は男と美香の痴態を、乱れに乱れ、我を忘れて男を包み込み腰を振る美香と男の結合部を凝視していた。
美香は男根の責めに屈している。
弄られ、濡れ始めてきたときには既に屈伏していた。
全身を弓なりに反らし、突き抜ける感情を隠さなかった。
仕方がなかった。
掲げた尻に、秘部を弄られながら散々見せつけられたそそり立つ男根が出入りして責め立てているのだ。
執拗に弄んだ後の責めだ。
美香は若い、耐えられるはずもなかった。
問題は美香の凌辱にあるのではない。
わざわざ幹部がこの人も通わぬ僻地に乗り込んできたことからも、それが伺われた。
乱れ狂った美香の体内に男はしたたかに射精し、身体から離れた。
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