岡空家は建築様式からして主の権力を象徴すべく何から何まで全て特別誂え、謙介さんを尻に敷くらしい綾子さんの趣味に合わせ造られていました。
玄関は全て木目調で統一され、使われてる木の多くにケヤキを使うという念の入れようで家の至る所を普通のご自宅とはけた違いに大きな生け花で飾り立てるのも綾子さんの趣味のひとつでした。
生け花と雌雄を争うようにして大きなぬいぐるみ、それにこれもヨーロッパからわざわざ取り寄せたアンティーク陶磁器や人形の数々。
それもこれもすべてご主人との新婚時代の想い出、当時は貧乏だった故いわば旅行がダメならせめて夢でもと語り継いで来た憧れの品々を飾る、これで疲れを癒してあげたいと願って彼女も自らリヤドロに扮し・・・だそうなんです。
ですので食事にしたって出来る限り華やかな器にフルコース並みの料理が並ぶそうなんです。
花を生けるというのはただ単に街のお花屋さんで綺麗な花を買って来て大きな花瓶に放り込んだらおしまいと言うわけではありません。
お花をより自然に近い状態で華やかに見せるには真(しん)・副(そえ)・体(たい)が必要で、綾子さんは暇さえあれば野の枯れ葉やツル、時に流木などを集めて回られこれらに添えられてました。
普段ご主人と出かけ、或いは単独で出かける場合であっても藪に分け入り立ち木によじ登っても大丈夫なように庭師の如く農婦の如く絣の上下、おかぶり、手甲などで身を固めるという念の入れようで出かけてました。
そう、彼女は何事につけ、まずスタイルから入る人だったんです。
今にして思えば彼女もごくごく普通のオンナだったってことなんですが・・・
謙介さんは生涯、彼女と培ってきた愛を育みたかったんです。
仕事を止めていつもそばに居ろと言われれば、何時でも全財産放り出して彼女と人生をやり直す覚悟はできてました。
その綾子さんはどうしても春夫の逸物をぎゃふんと言わさずして夫の元に帰れないとまで思い込むようになっていたんです。
チ〇コにマ〇コが戦いを挑んだとして、誰が見ても、どうあがいてもマ〇コが勝てないと思えるんですが・・・
なんと綾子さんは幾度も幾度も呼び出しては戦いを挑んだそうです。
しかも初体験で屈辱を味わわされ、ご主人と引き裂かれた意地からでしょうか場所として選んだのが野外、衆目の中で戦ったそうなんです。
野外と聞けば普段ヒラヒラドレスを纏ってて、とても不似合いに思えそうですが、実は野外こそ彼女にとって最も得意とする分野だったんです。
それは・・・
彼女の生け花用の補助材料である枯れ葉やツタ類などの採取法は徹底していて、野辺の花を求める以外はただただ材料を求め無駄に歩き周るのではなく最初にここぞと思う場所に陣取り双眼鏡で辺りを見回し、気に入ったものが見つかれば、そこがどんなに困難な場所であっても藪を掻き分け採取する方法をとってたんです。
急流近くの崖の上にあろうが木の上であろうが意地でもよじ登って取ってくるんです。
その徹底ぶりは苦しさ恐ろしさなどへでもないと粋がってたくせにほぼ毎回付き合わされるに至りご主人の謙介さんですら音を上げたほどですから、間男の春夫はよもやデートのついでに採取を行わされるなど考えても見なかったことでしょう。
愛してやまないご主人、妻がもしヒラヒラドレスで出かけるとしたら、それは集金か又はお買い物、孫の送迎以外過去において在り得ず、しかも彼女は不貞をやらかした同窓会ですら平気でヒラヒラドレスで出かけており、過去において複数度 間男と秘密裏に契った折にもドレスでしたから、きっと次に不貞をやらかすにしてもドレス以外在り得なく、従って妻がドレス姿で外出する時は殊の外気を使い仕事をほったらかして物陰から見張ったつもりでしたが・・・
綾子さんは四六時中見張られるようになったことは知ってましたがしかし、オトコ日照りが続くと矢も楯も溜まらなくなり我慢ももう限界に達していたんです。
それに加え携帯には頻繁にお誘いの連絡が入ってきており、とりなしに躍起になっているところでした。
串間春夫は夜、綾子さん夫婦が性行為を終え寝入り始めたであろう時間帯になると決まって出かけて来いの催促連絡を入れ、これに応じないでいると次にはメールにアソコの画像を添付し寄こせと言い募るんです。
こうなりえた男女の肝心なところはえてして同じ状態になってるもの。
間男に指摘されるまでもなく包み隠しようも無いんですが、悲しいかなこうまで厳重に見張られていては身動きひとつできないんです。
自分ではどうにもならないと分ると抑えようとすればするほど余計にイラつきました。
相手は通信大手の社員、携帯で自撮り・転送など当たり前の世界に居ますから催促出来ましょうが、悲しいかな綾子さん、思考が一世代古くメールを打つのも至難の業で、とても自撮りなどという器用な真似は出来なかったんです。
綾子さんにしてみれば相手のオトコこそ溜まりきり我慢が限界を超えれば他のオンナで済ますことも考えられなくもないので、それだけはさせてはならじと気が気じゃなかったんです。
そんな身動きできない綾子さんに深夜
「今夜出て来れない? 逢いたい。 もう限界なんだ」 そう電話で誘い掛けてくるんです。
「シッ ウチのヒトが近くで聞いてるの・・・ ごめんね。 辛抱してもう少し待って・・・ お願い」 こう言って宥めました。
すると決まって次に
「せめて綾子さんのアソコがどうなってるか画像を送ってよ」 とメールに限界を超えそうになった屹立を添え送って寄こし、少ししたらまた電話攻勢です。
女は恋に殊の外弱きもの。
相手の一方的な要求でもこうまで愛を打ち明けられては折れざるを得なくなります。
「わかったわ。 あなたがお休み取ってくれたらそれに合わせ花木取りとでも理由を付け出てくるから・・・」
こう応えざるを得ませんでした。
「そうか、わかった。 直ぐに申請する。 今週中には取れると思うから、期日がはっきりしたら電話で連絡する」
「電話? うん、そうして。 メールは読んだらいちいち消さないとウチのヒト頻繁に携帯チェックしてるみたいだから・・・」
携帯のチェックと聞いて焦った春夫
「エッ 俺の名前アイツ知ってやがるのか?」
「アイツはやめてよ! そんな言い方したら逢ってあげないから!」 綾子さんの剣幕に
「わかったわかった。 そんなに怒るなよ」 だんだん素が出て来て 「ところで俺の名前携帯に登録してないよな」 とすごんで問う間男
「それは大丈夫、知り合いの女の人から忠告受け女性名に代えてあるから」
このようなやり取りがあった数日後、ついに出逢う約束を取り付けることが出来たんです。
「あの鬼瓦みたなにみっともない奥さんに休んだことバレてない?」 エッチ中に邪魔されたくなく心配になって訪ねる綾子さんに
「なぁに、何時もの通り会社に行くと言って出て来てるんだ。バレるわけないさ」 とこう応じたんです。
シブチンな間男、山林を探しウロウロする時間が勿体ないからと自宅近くの空き地に車を止めカーセ〇クスを始めたんですが、気が付けば窓越しに鬼瓦が覗き見してたんです。
それはもうすったもんだの挙句、鬼瓦は警察を呼ぶと騒ぎ立て大変な騒動になり・・・ それで念には念を入れたんです。
「今度こそ失敗は許されないと久美ちゃんに念押しされたんだっけ・・・」 何時もの材料採取の恰好で出なさいと釘をっされていたんです。
そこで家を出る時には見かけ上いつもの絣のモンペを履きおかぶりや手甲で身を固め鉈や鎌、剪定ばさみなどを携え向いましたが、車のトランクにはチャッカリ着替えを忍ばせていたんです。 自宅から数キロ遠回りした先で隠しておいたフリルトリムオルガンザドレスに着替え串間春夫と電話で落ち合う場所について連絡を取り合ったんです。
「ごめんなさい。朝の支度整えて出かけたらこんな時間になっちゃって」 謝る綾子さんに
「きれいだよ。 周囲の人がかすんで見える」 もちろんこれはお世辞でも何でもありません。 今の春夫にとって偽らざる気持ちだったんです。
ドライブは綾子さんの車は助手席も後部座席も毛足の長い絨毯が敷かれ土禁。
おまけに所狭しとぬいぐるみが置かれたとあっては座る余地もありません。
同窓会では春夫がハンドルを握り、綾子さんが後部座席で寝込むという代行スタイルで送ってもらったんですが、淫汁や泥がついたところは買い替えるなど散々な目にあったことから二度と他人は乗せないことにしたんです。
ドライブはいつも春夫の車を使いました。
煙草臭いし泥まみれで嫌だけど今回も仕方なく乗りました。
現地に着いてもやることは普段と変わりありません。
双眼鏡で目標物を見つけ・・・ですがここで採取を串間春夫に命じたんです。
「あれ採って来てくれない?」 女王様のご命令に野猿はここぞとばかりに駆けだしました。
串間春夫も妻や家族には会社に出勤と思わせてありますから何時もの仕事スタイルの作業服にヘルメットで出かけて来てます。
そう、彼の仕事は電柱に登り架線を引っ張る仕事だったんです。
高い所は慣れているとはいえ、目標物は電柱とは違い串間春夫が乗れば折れてしまうような細い木の枝の先。
綾子さんのご主人はいつもこんなものを取って綾子さんにプレゼントしてた。 そう聞かされて怖気るわけにはいきません。
懸命に頑張って採取し、待って降りることが出来ればご褒美にありつけます。
フリルトリムオルガンザドレスに包まれたアソコはさぞかし屹立が待ちきれなく汁を滴らせてくれている・・・筈だからです。
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