長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第39話 Shyrock作
(グニュングニュングニュン・・・)
球「くはぁ~、あぁん、すんごい・・・ああっ・・・こんな気分初めてぇ・・・」
球の場合、松葉が合っていたようだ。
いや、俊介の挿入角度が偶然ヒットしただけかも知れない。
そんな球の言動をもしも浩一が知ったなら、いくらお互い様とはいっても浩一は気分を害していたかも知れない。
想像以上の手応えの良さに気を良くした俊介は、さらに気を入れて球を攻め続けた。
俊介「はぁはぁはぁ・・・どうかな?こうして股間と股間を交差させる気分は?」
反応から推して球からどんな反応が返ってくるか凡そ分かってはいたが、俊介はあえて尋ねてみた。
男は「すごくいい」という答が返ってくることを密かに期待している。
俊介は松葉の形でピストンを繰り返していたが、途中から回転に切替えた。
(グルグルグルグル~)
球「あ・・・何?このかき回される感じ・・・ぃやん~・・・す、すごいわ~・・・」
激しく硬化した肉棒は球の中でわんぱく小僧のように暴れまわる。
これには球も堪らず激しくあえいだ。
球「くわ~あ~、はふ~、はぁ~ん、ああっ・・・あ・・・いけないわ、あっ・・・どうしよう・・・ああ~~~っ・・・」
(グルングルングルン~グルングルングルン~)
俊介「うっ・・・おっ・・・オレもだんだんヤバくなってきた・・・」
俊介はそうつぶやくと動きを止めて体位を変換した。
発射の危惧があるとは体位変換が1つの延伸手段なのだ。
その間、俊介は挿入したイチブツを決して抜こうとはしなかった。
体位を変える時でも決して抜かない事が、ふたりの盛り上がりを維持させる最善の秘策なのだ。
例えバックから正常位のように極端に異なる体位移行であっても、一度挿しこめば抜かないことがベターといえる。
俊介は球の両膝を抱えてグググッと突き込んだ。
(ズズズン!)
球「はぁ~ん・・・」
挿入した瞬間、球の口から甘く切ない声が漏れた。
俊介はピストンだけではなく先ほどと同様に回転技を織り交ぜて球を攻め立てた。
球「にゃはぁ~ん、あぁん~、くわぁ~・・・もう、もう、もう~・・・」
俊介「はぁはぁはぁ・・・もう?もうどうしたの?」
球「もう・・・イクかも~・・・イキそう~・・・ああっ・・ああん、いやぁん~・・・」
球の呼吸が次第に荒くなっていく。
女は感極まってくると酸欠状態に陥るため、口を開け酸素を補給しようとする。
球「だ、抱きしめてぇ・・・」
球は両手を差し出し俊介に抱擁を求めた。
絶頂に達するとき、できる限り相手と身体を密着させたいと願うのは女の自然な欲望。
俊介は球の希望に応え、抱えていた両足を解き、上体を球の身体に重ね合わせた。
(ズニュズニュズニュ~!)
肉棒はさらに奥深く挿入された。
球「あぁっ・・・」
重なり合った状態での正常位。
最も緊密感のある体位ではあるが、男の動きはどうしても鈍くなってしまう。
それでも俊介は密着したまま腰を小刻みに律動させた。
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