落日の長者~美晴さん、寛治さんと情を交わし、亭主に三下り半を突きつけられる~ 知佳作
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
ありさ ブルースネイク 第2話 Shyrock作
しかし、ありさにはリーダーから強く信頼されているという自負があった。 (リーダーなら話せばきっと分かってくれるはず) ありさは今夜10時、ブルースネイクのアジトに行くことを約束していた。 雅治から「危険だから行くのはやめた方がよい」と諫言されたありさだったが…。 ありさとしては自分を心配してくれる雅治の気持ちは嬉しかったが、ブルースネイクを脱退するためのけじめはきっちりとつけなければならないと考えていた。 それは、ありさにとって、自分が新たに生まれ変わるための一種の禊(みそぎ)のようなものであった。 ありさは洋服を整え、洗面化粧台に向かった。 「ありさ、いくら言っても決心は変わらないようだね。仕方がないや。気をつけて行ってくるんだよ。終わったら必ず電話して。待っているから」 「うん、ごめんね。でも心配しないで。リーダーは物分りの良い人だし話せばきっと分かってくれるから。終わったら電話するから」 「ありさ、君の無事を祈っているよ」 「ありがとう・・・」 雅治はありさを抱きしめ熱いくちづけを交わした。 そして『ブルースネイク』に向かうありさの後姿をそっと見送った。
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
落日の長者~復讐心に燃えたハメ殺し~ 知佳作
![美晴さん](https://blog-imgs-159.fc2.com/l/e/t/letsgochika/japanesewife_20221201.jpg)
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
ありさ ブルースネイク 第1話 Shyrock作
![ニーソックスを穿くありさ](https://blog-imgs-167.fc2.com/l/e/t/letsgochika/arisa_bluesnake_nisokkusu.gif)
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
落日の長者~ご主人の前でおっぴろげた希美さん~ 知佳作
![希美さん](https://blog-imgs-159.fc2.com/l/e/t/letsgochika/japanesewife_20221130.jpg)
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
ありさ 割れしのぶ 第十二章 貝紅(最終章) Shyrock作
ちょうどその頃、浜の方では誰かが沖に向かって大声で呼んでいた。 だが、その声は潮騒で打ち消され、俊介たちに届くことはなかった。 浜辺に立って叫んでいたのは、俊介の伯父と駐在であった。 そしてその横には、屋形の女将と男衆の北山の姿もあった。 北山は喉が張り裂けんばかりに大声で叫んでいた。 「ありさはん!俊介はん!早まったらあかんで~!!はよう、こっちへ戻って来んかい!女将はんがなあ、あんたらの恋を許すてゆ~てはるんやで~!丸岩はんもありさはんの心意気には負けたゆ~たはるんやで~!せやから、死んだらあかんのや~~!!死んだらあかんでぇ~~~!!」 しかしいくら有りっ丈の声で呼んでみても、ありさたちには届かなかった。 「これはぁダメだ。 うらぁぁはすぐに、漁師に舟をぉ頼んでくるわ! 」 浜から呼んでも無駄であると判断した駐在は、慌てて網元の元へ走って行った。 ◇
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
落日の長者~夫婦交換 - 覗き見に喜びを見出してしまった妻~ 知佳作
![美晴さん](https://blog-imgs-159.fc2.com/l/e/t/letsgochika/japanesewife_20221129.jpg)
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
ありさ 割れしのぶ 第十一章 最後の愛 Shyrock作
「俊介はん、ちょっと待って。この薬を飲む前に、もういっぺんだけうちを愛しておくれやすな・・・」 「・・・・・」 「水の中で抱合うて、ほんで、薬をいっしょに飲みまひょ・・・」 「うん・・・わかった・・・」 二人は手を繋ぎ、浜辺をゆっくりと沖合いに向って歩き始めた。 季節はもう夏だと言うのに、打ち寄せる波が氷のように冷たく感じられた。 「あ、痛・・・」 ありさは小石を踏んだのか、少しよろけて俊介にもたれ掛かった。 「だいじょうぶ?」 ありさをしっかりと受け止める俊介。 足首が水に浸かる。 一瞬立ち止まった二人だったが、また歩き始めた。 深い海に向かって。 膝まで浸かる深さで二人は立ち止まり、抱き合いくちづけを交した。 「ありさ、君を幸せにしてあげられなくてごめんね・・・」 「なに、ゆ~たはりますんや。うちは、俊介はんに巡り会うて幸せどすぇ・・・」 ふたりは頬を寄せ硬く抱き合う。 息も詰まるほどの濃密なくちづけ。 俊介は目を閉じて、ありさのふくよかな胸の膨らみをてのひらで味わった。 そしてその感触を永遠の記憶の中に刻み込んだ。 死出の旅・・・いや、そうではない、あの世でともに暮らすのだ。 ありさは心にそう誓った。
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
落日の長者~午後の陽だまりの中で~ 知佳作
![美晴さん](https://blog-imgs-159.fc2.com/l/e/t/letsgochika/japanesewife_20221128.jpg)
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
ありさ 割れしのぶ 第十章 越前の浜辺 Shyrock作
ありさと俊介が駆け落ちをしてから1ヶ月の時が流れた。 越前海岸で料理旅館を営む伯父の一平宅に身を寄せた俊介とありさは、伯父の世話に甘んじることを極力避け、二人して一生懸命働いた。 俊介は海産物の卸問屋に勤め、ありさは伯父の旅館を女中奉公して汗を流した。 そんな折り、街の駐在がやって来て伯父の一平に尋ねた。 「本村さん、元気でやってるんかぁ。 おめぇの甥の本村俊介さんちゅ~のはぁ、こっちゃに来てぇましぇんか? もしも、来てぇもたら教えてんで 」 「やあ、駐在さん、ご苦労さんですってぇ。 う~ん、俊介けぇ? 久しく会ってねぇ~ね」 「いやあ、それならいいんほやけどぉね」 「俊介が何ぁんぁしでかしたんやってかぁ? 」 「いやいや、何でもぉ京都で、舞妓ぉを連れて逃げてるそうで。もほやけどぉおて、こっちゃをぉ頼って来てぇねぇ~かと」 「え!?俊介のやつ、ほんなもぉんことをぉ!? もしも来てぇもたら、あんなぁぁに連絡するんから」 「頼むでぇね」 二人の会話を柱の陰で立ち聞きしていたありさは、遠く離れた福井にまで捜査の手が及んでいることを知り愕然とした。 (あぁ、もう、あかんわ・・・、どこに行っても、あの執念深い丸岩はんは追っ掛けてきはるわ・・・もうあかんわ・・・)
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト