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入谷村の悪しき淫習 ~村の淫習に対抗する美晴さん~

美晴さん 男には家庭が、妻や子がいるにもかかわらずひとりの女に固執し連日連夜出かけて行っては競い合って他人妻に挿し込み締め込みをしてもらう。 家で帰りを待つ家族にとってはたまったものじゃありませんが一旦サカリの付いた女に巡り合うと男もそれなりに苦しむものなのです。  相手にされなかった女どもから気がふれてると後ろ指をさされても村の男どもは埼松美代子さんを我が物にしようと襲うのを止めませんでした。 自分より先に誰かの男根が彼女のラビアに食い込み、そのことによって彼女が悶え苦しんでると思うだけで股間が熱くなり息苦しくなり眠れなくなるからでした。  仕事が終わればだらしなくそこいらでごろ寝する。 そのただらしない男どもがこの頃挙って化粧するんです。 たとえそれが川の水しかなかったとしても棹とその付近を磨き込み眉に唾をつけてキリリと整え美代子さんの元に今宵こそはと出かけて行ったんです。  不思議なもので美代子さんも男どもに輪姦されると分っていながら男どもと同じように水を見つけるせっせと手入れを怠らなかったんです。 ご主人の昭義さんはすっかり諦めてしまっていて、しかも男どもは礼儀正しく外に飛沫いてくれていて美代子さん、安心しきっているのかそれとも欲情してか何時もと違って腹部にいつ冷めるとも限らない微熱を、これまたいつの頃からか帯びていたんです。


 まるで熱にうなされたように美代子さんを転がすため出かけていく男どもを冷ややかな目で見つめる女が居ました。

 足羽寛治さんの妻 美晴さんです。

眠れない夜を過ごすうちに何時しか妖しげな夢を見るようになりました。 それも屈強な男どもに取り囲まれ美代子さんの敵として乱暴される夢をです。 あまりの激しさに恐怖を覚え布団を蹴って跳ね起きるといつものことながら寝汗をびっしょりかき全身ダル重くなっていました。

 「あの色キチ女めが!」

いつか自分の魅力をたっぷりと誇示し、美代子さんから男どもを奪い取ってやるんだと息巻くようになっていったんです。

 「私は自治会婦人部の部長。 率先垂範 性の乱れを正してあげなくちゃ」

入谷村の淫習に対抗し女性の立場に立って淫習のやり方を今で言うところの逆ナン方式に正そうとしました。

 美晴さんが最初に目をつけたのはライバルに当たる紙屋 (かみや) の長男 長嶋直己さんでした。 村の淫習という毒に害されていないからです。 というよりまっさらだからです。

「ここは育ちがいいね~」

「あっ これは原釜 (はらがま) の」

美晴さん、思い立ったら吉日とこれまで一回も訪れたことのない紙屋 (かみや) の田んぼに出向きました。

 「へえ~ よく育ってる。 ひとりでここまでするの、大変でしょう」

「なんがなんが、ひとりは慣れとります」

美晴さん、まずここでひとりという言葉に引っかかりました。 他人様の内情はわからないけれど聞き方によっては自分と同じレス (独り) だからです。

 「いくら慣れてるって言ったってえ~、この広い田んぼを独りじゃねえ~ 奥さん手伝わないんでしょ?」

「ああ、ウチの奴は年中具合悪いって寝てばかりで」

原釜 (はらがま) と違って紙屋 (かみや) の持ち田は比較的平地にあり耕作しやすいんですが、それだけに石高もありひとりでは持て余す程なんです。

 「手伝おうか、良かったらだけど」

「気を遣わんでください。 ウチの親父はあんなんだから・・・」

そこから先は家長の定男さんにきつく止められているものだから口にしないものの美代子さんのことは親父も悪いんだと言いたげでした。

 「気い使うつもりあらせんよ。 ただの気まぐれ」

美晴さん、草鞋を脱ぐと裸足で田んぼに入りました。

 「あ~ 気い付けてくださいよ。 ウチの田んぼはあんたんとこと違って蛭 (ヒル) が集 (たか) るから」

「ええ~ 何だって~ よう聞こえん」

直己さんに近づけたことで舞い上がり蛭 (ヒル) の恐ろしさを聞き飛ばし田の草取りを始めた美晴さん。

 

 「あ~ぁ、いけんいけん」

美晴さんを慌てて追いかける直己さん

 「どしたの? そんなに慌てて」

「どうしたもこうしたも、済まんけどな、田から上がって儂について来てくれんかの~」

変なところを見られたくなく、わざわざ上薬研 (かんやげん) 谷に誘い、上馬見川のほとりに連れて来た・・・風に美晴さんは受け取りました。

 「美晴さん、悪いがモンペをほんのちょっとからげてくれんかの~」

誰も見てないところでモンペをと言われ頬を染めましたが、なにしろ心寄せる方のお願い、言われた通りにからげる美晴さん。

「あっ いた! こいつめが!」

足首に吸い付いたナメクジのようなヌルヌルしたのもを直己さん、尖った爪の先を使って皮膚ごと引き剥がしました。 途端にそこから血が流れ始めました。

 「すまんです。 最初にもっときつく言っときゃ良かったものを・・・」

「別に気にせんでええよ。 こんぐらい、切り傷に比べたら何でもないけん」

謙遜する美晴さんに頭を下げつつ直己さん、傷口に吸い付くと一旦血を吸い取りズボンのポケットから何やら包を取り出し先ほどの傷口に擦り付け始めたんです。

 「それ!? なあに?」

「塩 (しょ) ですわ」

気の利いた薬を買おうにも近くの里には無いからと直己さん、常日頃から持ち歩いていたと話してくれたんです。

 「直さんが使わにゃならんもんをウチなんかに・・・」

泣きそうになる美晴さんを優しくなだめすかし直己さん、塩 (しょ) を塗ったところを上馬見川の冷水で綺麗に洗い流しました。 その所作が優し過ぎてまるで本谷 (ほんだん) 川のほとりで美晴さん、巌さんのためにアソコを洗った時の気持ちそっくりそのままになってしまったんです。 ここいらがオ〇ンコのなせる業と言いましょうか恋に狂った女と申しましょうか・・・

 「ウチばっかし洗ってもらって」

何を勘違いしたか知りませんが美晴さん、お返しとばかりに直己さんの足を洗い始めたんです。 丁寧に、それこそ丁寧に洗い清め拭き取るものが無かったので着ていた絣の上着で拭き取り始めました。 脛に豊かな乳房を押し付け絣で抱くようにして拭き上げたんです。

 「えっ あっ・・・あの・・・ え~っと」

「ごめん、いらんことしちゃったね」

「・・・あっいや、そんな・・・」

モジモジと膨れ上がった股間を隠そうとしますが美晴さんが頬を染めるほどこんもりと盛り上がり、どうにも隠せそうにありません。

 「冷たい川の水に入ってるって言うのになんだか火照ってポッポしちゃった」

やる気満々になった美晴さん、

こう言うが早いか直己さんのズボンのファスナーを引き下げ雄々しくなってるものを取り出し愛おしそうに握り締めたんです。

 「ウチ、何時も気が利かないって怒鳴られっぱなしで・・・お返しのお潮・・・ウチのでいい?」

ポカンと大きく口を開ける直己さんに

「ここから先のコト女に言わせないの! サッサとズボン脱いでよ!」

いきなり強く言われ不承不承脱ぎ始める直己さん。 すると美晴さん、いきなりモンペを脱ぎ直己さんの両の太股を跨ぐようにして立ち雄々しくなったモノに黄色い飛沫であるお潮を浴びせたんです。

 「わおっ 美晴さん たっ たっ たまらん」

だいたいこういったことは男性が女性に向かってこういった口を利くものなんですが、待ちきれなくなった美晴さん、つい口を滑らせたんです。

繁みに付着したシズクを美晴さん、直己さんの切っ先で、まるで挿し込まれたものを振り払うように拭ったんです。 それはそっくりそのまま娶わせになりました。

目の前に豊かな乳房が揺らいでいて、とても平常心を保てる余裕などありませんでしたが直己さん、美晴さんの腰をガッチリと捕まえそのまま自分の包み隠したいものの上に静かに下ろしました。

 「あああん、直さん。 ウチのこと・・・」

「美晴さん、好いちょる。 好いちょるけんこんまま動かんとって・・・なっ なっ」

直己さん、美晴さんの首筋にまるで咬みつくように唇を這わせながら彼女の腰を強く抱き突き進めました。 ピストンなどと気の利いた動きは出来なかったけれど直己さんには実に数年ぶりという濁流の溜まりがありました。 頭で考える以上に本能が働き美晴さんな呑み込んだ肉胴全体が異様に腫れ上がったんです。

 「こんままウチを抱いちょって。 何んも聞かんで抱いちょって」

「すまんです。 儂の方こそ・・・」

動くに動けず、離れるに離れられずただじっとお互いの温もりを楽しみあいました。 その間にも直己さんの鈴口から涙が滴り美晴さんの奥底を湿らせたんです。

 結局直己さんの美晴さんへの愛は美晴さんが勇気を振り絞って立ち上がり湯気の上がるソレを口に含み口内で根元から先端に向かって絞り上げ一滴残らず飲み干し終わりにしました。 美晴さんが心の中で主張し続けた逆ナンで幕を引いたんです。

 「うふふ、初めてよ! こんなに濃いの味わったのは」

「気分悪くならんかのう・・ 儂のなんか・・吐き出せばよかったものを・・」

「何を言ってるの!! もったいなくて、もっともっと飲みたいぐらいよ。 わかるでしょ!?」

凄い剣幕で言い寄られ、愛おしさに思わず美晴さんを抱きしめる直己さん

 危険が去ったところで美晴さん、再び直己さんの棹を咥え雄々しくし騎乗したんです。 勇気を得た直己さん、今度は美晴さんに向かって渾身のピストンを繰り出しました。 

 「あああ 凄く逞しいわ」

巌さん以来久しぶりの屹立に美晴さん、上薬研 (かんやげん) 谷で奇声を上げ直己さんを困らせました。 美晴さんが何故に直己さんにこれほど肩入れするかと言うと

  雅子さんというきれいな奥さんを持ちながら直己さん、美晴さんの夫 寛治さんの棹によって堕とされ定男さんの激昂を買って奥の部屋に幽閉同然押し込められており長い間夫婦性活から遠ざかってると聞かされていたからです。

 「これ、今度逢えたらまた使ってくれる?」

「むんんむん、ハアハア どうだ、これでいいか?」

懸命に美晴さんの奥底に向かって棹を繰り出す直己さん。 確かに岩清水に足をつけての締め込みですが満ち足り過ぎる感触に美晴さんの苦しみは限界に達し直己さん、美晴さんを失いたくなく懸命に訴え続けるものですから彼女の胸に激しい腰の動きで噴き出た汗が飛び散ります。

 それからの美晴さん、紙屋 (かみや) の田んぼに出かけて行っては直己さんの目の前で畔でしゃがみ草に向かって彼の鼻腔に香りが届きますようにと祈りながらひりました。

「ええ匂いじゃ。 溜めて来てくれたんじゃのう」

田から上がると直己さん、畔に向かって四つん這いになって美晴さんが今ひったばかりのお潮を舐めたり嗅いだりするんです。

 休憩時間ともなるとふたり揃って山あいの畔に行き直己さんが横臥し美晴さんが顔面に騎乗し舐めしゃぶりし楽しみあいました。

「ウチらの愛は誰にも秘密よ」

「もちろんだとも。 好きだ、愛してるよ美晴さん」

「もう! いい加減にしてよ。 そのさん付けて呼ぶの。 美晴って言って!」

そう言われても直己さん、今はそれどころじゃなかったんです。

 結婚した当初、ほんの気持ち程度妻の雅子さんの観音様を拝んだだけですから、今こうして与えてもらってる間に美晴さんの観音様をちゃんと拝んで覚えておきたかったんです。 

 「あっあっア~ 逝っちゃう そこはダメ・・・」

棹が出入りするその入り口ばかり目が行って余裕が無かった当初の頃より今は少し慣れ、クリの皮をめくるぐらい簡単にできるようになりました。

 「直さんたら・・・ もうどうしてくれんのよ」

美晴さん、直己さんに出逢うと真っ先にファスナーを開け屹立を取り出ししがみつき、乳房を直己さんの胸に押し付け身悶えてくれるようになってしまっていたんです。

 「何時ものようにお潮をくれたら・・・」

「ええっ この恰好でひるの?」

「うん、喉が渇いたからお茶にしたいんだ」

「んん~ もう。 わかったわよ。 その代わり終わったら・・・ね」

美晴さん、中腰になると直己さんは背後から斜め上を向き大きく口を開け美晴さんのラビアを完全に塞ぎました。 合図は屹立で行いました。 ぴくんぴくんさせたら放出するんです。 

 「いい? 行くわよ」

直己さんの眼前ですぼまりがヒクヒクしたと思う間もなく口内にシャアーッと音を立て飛かされました。 放出し終わりシズクまで舐め上げてもらったところで美晴さん、この頃では最初の騎乗場所を顔面から屹立に変えてたんです。 直己さんも手放したくなく美晴さんを懸命に突き上げました。

 夢中になり過ぎたふたりはあることを忘れていました。

それはこの田んぼは入谷川を挟んで対岸に埼松家があることをです。 方向感覚もどこが自分家の田畑なのか今もってわからない美代子さんが田の畔で腰を使うふたりを見つけ近寄って来たのに気づかなかったんです。

 「あれまあ、紙屋 (かみや) の~」

のんびりとした声でそう語りかけてきたんです。

 原釜 (はらがま) の美晴さん、今度も見物人に締め込み中を見つかってしまいました。

「いや、なんがね。 あんまり暑いもんだから直己さん、田ん中で卒倒しちまって・・・」

そこまで言うのがやっとでした。 湯気が立ち上る屹立をさも名残惜しそうに引き抜くと急いでモンペを履き草鞋をつっかけ片足を引き摺るようにして慌てふためき帰って行ったんです。

 学識のいある美晴さんはともかくとして文盲の美代子さんに世間体だのことの良し悪しなどわかろうはずもありません。 反り返る屹立をオ〇ンコの中に納めれば気持ちよさだけじゃなく何らかの貢ぎ物に預かることができる。 直感的に感じたことを即行動に移しました。 欲情を前にすると親方貧乏などという屁理屈は彼女の中には存在すらしなかったのです。

 

 「悪かっただのう、まんだ出しちょらんじゃなかったかね」

ペロリとモンペをからげ湯気が上がるそそり立つモノの上に腰を落としました。

 なるほど村の衆が騒ぎ立てるはずで、中はまるでミミズがはい回るが如く気持ち良いんです。

「わあ~ やめ・・・いや止めんで・・・」

脳乱する間もなく禁断の蜜壺の中に激しく飛沫いてしまいました。

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