入谷集落は太古から受け継がれてきた先祖伝来の村ではなく江戸末期 政情不安もあり喰いっぱぐれた農家の次男坊三男坊らが生き抜くため切り開いた、いわば寄せ集めの集合体のような村です。 そんな中に大正になってこの村に引っ越してきた一家がありました。 引っ越したと言っても何らかの理由で大八車に家財一式を乗せ夜逃げしてきた一家です。 それが中組の埼松忠藏さんとその家族でした。
時代が変わって昭和となり忠藏さん、人は良いが
にだらしない燐家 池之原幸次さんの田畑を酒代を工面と称し搾取しのし上がり、その長男 昭義さんが跡を取り比較的裕福な暮らしが出来るようになりました。 昭義さんは生活が安定したのち遥か山奥の西の谷から嫁を貰いました。 美代子さんです。
山間部ではこの時代、女の子は尋常を卒業すれば良しとされ、幼い頃から牛馬の如くろくろく学校も行かせず一家を担う労働力としてこき使われてました。 従って美代子さん、体力は
ある日の朝、美代子さんが飼い葉 (牛に与える餌) の草刈りに出かけてきました。 この時代家族がトイレでひって
肥え壺にそれが溜まると女はそれを担がされ田や畑に肥やしとして撒かなければなりません。 そこでほとんどの家庭ではこうやって外に出た折に自分家の持ち田や畑で担ぐ手間が惜しいものだからひりました。 美代子さんもいつもの場所に来ると
モンペの腰ひもを解いて尻を出ししゃがみました。
一応辺りに誰もいないのを確認し
しゃがんだんですが、獣道の草陰で一休みしていたスキモノの足羽寛治さんにひる様子を観られてしまったのです。 寛治さん、足音を忍ばせ田んぼでしゃがむ美代子さんに近づいていきました。
「いっ 嫌だ!」
「シーッ そのまま、そのまま」
「何すんの」
「ええから、そのまま。 そのまま」
美代子さんの近くまで来ると寛治さん、自分もズボンを脱ぎ始めたんです。
「丁度ええ具合だ。
締め込みやっちゃる、ええな。 そのまま」
問い直した時にはもう寛治さん、美代子さんの鼻先に雄々しくなったアレを差し出していたんです。 美代子さん、埼松一家がひたすら稼ぐことに専念していましたからご主人ともご無沙汰であり入れ知恵もさほど行ってもらっておらず学にも長けておらず入谷村の淫習についてなどまずもって頓着しません。 そのため足入れをしょっちゅうやられていたんです。
寛治さんは頼み込んだつもりでしたが彼女は命じらたつもりになっていて急いで
モンペを脱ぎました。 すると寛治さん、田んぼの敷き藁に腰を下ろし屹立を美代子さんのためにかざしたんです。
モンペを脱いだ美代子さん後ろ向きになり、ためらうことなく屹立に腰を下ろしました。
「ええか、もっと腰を下ろせ。 もっとじゃ」
「あああ、あう・・・こうですか?」
娶わせもそこそこに挿し込みが始まり喘ぎ始めますが寛治さん、この程度では済まさぬと絣の胸を開け乳房を揉みしだきながら腰を使います。
「のう美代子や、悪いようにはせん。 儂の言うことを聞け」
「あんあん、あああ・・・」
男の言うことに逆らうなと日頃から言われていましたので寛治さんの棹をまともに受け気持ち良さに苦悶していました。
獣のような唸り声を上げながらふたりは田んぼで
締め込みを始めてしまったんです。
「どうじゃ、こんでどうじゃ」
「あああ、なんかサカリがついたみたいで・・・」
「ほんにのう、お前はサカリがついてもべっぴんじゃ」
寛治さん、気持ち良さに顔が真っ赤になりましたが所詮美代子さんは後ろ向き、余裕のありそうな言葉を発しました。
美代子さん、べっぴんと言われ気を良くし旦那の昭義さんより余程力持ちでしたから寛治さんのアレを根元からギュッと締め上げるんです。
「美代子、ゆっくり動け。 儂しゃ・・たまらん」
「なんでですか、早よせんと見られてしまうのに」
「もう限界なんじゃ、儂のアレを見てみんかい」
「入ってるとこ見えるんですか?」
「ああ、丸見えや」
寛治さん、美代子さんを突き放すと美代子さんに向かって棹を掲げました。
「しゃぶってくれんか」
何でも言われた通りにしてきましたから口でのご奉仕も心得たもので美代子さん、寛治さんのモノを咥え嬲りました。
「どうじゃ、ええ具合やじゃろ、どうれもういっちょういったるか」
「ああ・・はいっわかった。 こうか?」
美代子さん、再び後ろを向き尻を差し出しました。
「ああ、ええなあ。 こんなの初めてじゃ」
「あたしも初めて」
美代子さん、大きく口を開けよがりました。
「これっていいもんだな」
「ああ、もっと欲しいか? 美代子」
「もっとくれるんか?」
「ええとも、ちょっくら抜くぞ」
寛治さん、美代子さんの中から引き抜き
「美代子、すまんがしゃぶってくれ」
発情し切った美代子さん、寛治さんの股間の間に跪き咥えて嬲りました。
すると寛治さん、横臥し美代子さんを呼んだんです。
「美代子、上に乗ってくれ」
美代子さんは屹立を摘まむと花弁にあてがい腰を落としました。 騎乗が始まったんです。
「あああ、もうダメ」
寛治さんに下から突き上げられ、腹上で美代子さんは逝きました。
「今度は儂をイカせてくれ」
美代子さんを横臥させると寛治さん、正常位で責め射精感が募ると引き抜き恥毛に向かって放ちました。
放った後、よそ様の妻に
締め込み () をやったことがバレないよう急いで衣服をつけ、田の畔を枕に横になりました。
「どうじゃこの頃」
「ウチのヒトとのアレか? 手なんかひとつも出して来へんわ」
それを聞くと寛治さん、おもむろに上体を起こし美代子さんにベロチューを迫りました。
乳を揉み、乳首を吸ってはベロチューを繰り返し美代子さんの気持ちを探っていましたが・・・
「そうじゃ、儂は早う藁 (わら) を撒き終えて常会に出かけにゃならん。 忘れとったわ」
慌てて立ち去りました。 美代子さんは発情が始まって期待し寛治さんの棹のことばかり気にし湿らせていました。 なのに逃げたんです。 やり逃げだったんです。
「またそれか・・・何時もそうじゃ」
美代子さん、不貞腐れながらも仕方なく草刈りを始めました。
それら一部始終を紙屋 (かみや) の定男さんが田んぼの畦に身を潜め観ていました。
長嶋家は中組の本家で定男さんは入谷村では長老で通っていました。 入谷村の開祖は下組の中 (なか) であり入谷村随一の財を成したのは原釜 (はらがま) であるにも関わらず知性豊かというだけで片付けられ何事につけ村の集まりは紙屋 (かみや) で行われ定男さんが指揮をとっていました。 美代子さんはだから定男さんにとって端女でしかなかったんです。
「美代子の、こっちゃ来いや」
田んぼに鋤き込みの藁 (わら) を撒いていた美代子さんが定男さんに呼ばれました。 後ろについて行くと田んぼの脇にそびえたつ小高い山に登っていくんです。 山の頂上には祭神があります。 その小さな祠の前に莚が敷かれていました。
「昼休みにせい。 そこに座らんかい」
何事につけ命令口調ですが逆らえません。
「忠藏はどうじゃ?」
「どうと言うと?」
「可愛がってくれちょるかと聞いとるんじゃ」
閨の話しでした。 夫の父親でありながら一家の長たるもの嫁への味見を兼ねた足入れは入谷村ではごくごく当たり前に行われていたからでした。
「そう言われましても・・・」
言い淀んでいると
「儂はお前のことが気になっての。 この頃ではよう眠れん。 見てみい、コレを」
そう言うや否やファスナーを開け屹立を取り出したんです。
美代子さん恋しさのあまり反り返っていました。
「あれまあ! 立派だこと」
美代子さん、吸い寄せられるように近寄ると
「なんだ、ほれっ ここで忠藏の代わりをな」
「まぐわうってことですか? 祭神様の前で?」
美代子さんがたじろぐと。
「お告げじゃ。 尻を貸せ」
後ろを向いて尻を掲げよと命じられたんです。
それからの一切合切、朝田んぼで寛治さん相手に情を交わしたそっくりそのままでした。 長老の定男さん、きっとこの山の何処かでふたりが契る様子を観て興奮し、取って返して有り合わせの莚なりを運び上げ美代子さんを誘ったんでしょう。 案の定寛治さんと同じく美由子さんのお尻に向かって放出すると何事も無かったかのような顔をして帰って行きました。
夕方近くになって時雄さんが田んぼに現れました。
「美代子、前々から言っとろう。 そこは儂の土地だ」
水路脇の草を刈っていた美代子さんの手を引っ張り稲わらが積み重ねてあるところまで来ると例の鬼瓦のような顔を怒色に染め引き倒したんです。
「水路の上 (かみ) 側はウチの土地でちゃんと草刈りしとけと・・・」
「お前らは後から来たものだから知らんだろうが、この水路は儂の土地を使って引いたものだ」
詫びを入れろと言われ美代子さん、仕方なくまた
モンペのヒモを解きました。
それを見た時雄さん、
「お前のアソコ、どうなっとるんだ!」
見ると寛治さんと定男さんにしつこく突っ込まれたものだから穴が開いたままになってたんです。 ふたりにぶっかけられたものだから生臭い匂いも残ってました。
「儂のコレで埋めとかにゃ」
時雄さんはズボンを脱いで棹を取り出し始めたんです。 美代子さんは仕方なく喉を潤すために持ってきた薬缶の水を垂らしアソコを洗いました。
洒落者の時雄さん、美代子さんの横に添い寝するとまず指を使って中を確かめにかかりました。 今日は既に2本咥え込んでいたので指マンされると埋火が再び燃え上がるんです。 美代子さんは小さく喘ぎ始めました。
すると時雄さん、自慢の男根を美代子さんに握らせたんです。 そうしておいてベロチューをし始めました。
指マンで導きベロチューで本気にさせ、次に乳首に吸い付いてきたんです。 美由子さんのアソコは寛治さんに引き続き定男さんに途中止めされ疼きが治まらなく時さんの男根を前に期待でグチョグチョになっていました。
「美代ちゃん、美代ちゃん」
着き上がる快感に興奮のあまり連呼しながら時雄さん、美代子さんが扱いてくれた棹で開き切った穴の奥を探りました。
「ああああ、あはん ああ イイ」
美代子さんも時雄さんの背中に手を廻し力の限り抱き寄せます。
「美代ちゃん、美代ちゃん」
「ああああ、あんあん」
身悶える美代子さん、すると・・・
「どうだ、気持ちイイか」
時雄さんが優しく聞いてきたんです。
「あああはあん。 気持ちい」
「頼む。 もう一回言ってくれ」
「ん、ああ 凄くイイ」
「ほうか、凄くいいか」
時雄さん、更にピストンのスピードを上げ美代子さんの膣奥を探します。
「うく はう・・・凄くイイ、いいわ」
美代子さんの手が時雄さんの背中を彷徨い始めました。
「時さん・・・はあはあ あああ、時さん」
「美代ちゃん、美代ちゃん」
時雄さんは周囲に気を配りながら懸命になって美代子さんを堕としにかかってくれました。
その時でした。
時雄さん、渾身の打ち込みに入ろうと結合部を覗き見ると血が滲んでいたんです。
「なんだ、美代子。 始まってたんだ」
「えっ? そうなの? 変だと思った。 最近シタクテ シタクテ堪らなかったの」
「ほうか、メンスが近くなると矢鱈とやりたくなるんか。 儂が通りかかって良かったな、この棹が使えて」
「そうなの。 はう・・・最高!」
時雄さん、メンスと聞いて遠慮なく飛沫を膣奥深く飛ばすことにしました。
「ああああ、欲しい!来そう! 時さん、来て! あああ」
美代子さん、眉間にしわを寄せ時雄さんに懇願しました。 口を大きく開いて腹の底から大きな吐息を吐きました。
時雄さん、全身を硬直させ美代子さんの下腹部に股間を押し付け膣奥に飛沫ました。
「早かったな、今日は逝くのが」
「だって、ここに来た時にはもう時さんのアソコ ビンビンなんだもん」
美代子さんに褒められた時雄さん、放出はしましたが引き抜くことはせず美代子さんの締め付けを楽しみました。 そうこうしているうちに時雄さん、また感触が蘇って来て美代子さんの中で蠢かし始めたんです。
「どうや、忠藏や昭義と比べて」
「こんなことされたら、どうにもならんでしょう」
美代子さん、時雄さんの屹立が恋しくて狂いまわっていました。
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