『人妻あや 悪夢の別荘地』 第16話 意外な終焉 (最終章) Shyrock作
「腹が痛いので、もう少しだけ待ってくれ……」
「ちぇっ、仕方ねぇな。早くしなよ」
笠原の催促に冷やりとした俊介だったが、わざと辛そうに返答し約一分経過してから水を空流し、ロータンク付属の手洗器で手を洗った。
おもむろにトイレから出た俊介は笠原の表情を確かめた。
トイレに時間を要し待たされたことの不機嫌さはうかがえたが、疑念を抱いている気配はなかった。
ホッと胸を撫でおろした俊介は再び腕を拘束されあやたちのいる居間へと戻っていった。
笠原たちが別荘に立て籠もってから三日が経過した。
その間も彼らの欲望は衰えを見せることはなくあらゆる方法であやたちを辱しめた。
俊介は苦難に耐えながらトイレに行くたびにホログラムを使って信号を送った。
いつか誰かが気づいてくれるだろうことを信じて……
◇◇◇
その頃、別荘から少し離れた山道を一人の大学生が首から提げた双眼鏡を覗 き込みながら散策していた。
彼の名前は向井忠幸、二十一歳。T大学野鳥研究会の一員で、自然と鳥をこよなく愛し、鳥を観るためには時間を惜しまず山に出かける。
忠幸は軽井沢が好きだった。美しい景色が眺められ、鳥が多く生息している。
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
杉山家に夜這い~独り暮らしの女を男鰥 (おとこやもめ) どもが奪い合う~ 知佳作
戦死したご主人の代わりに誰かいないのかと無防備なフリして漢どもを惹き寄せ楽しみ、躰の相性が良ければ結婚にこぎつける、逆ナンを仕掛け夜伽させたというのが実情でした。
それはつまりオ〇ンコの数に比べ生きのよいチ〇ポが少なすぎたからです。 だから生きさえ良ければ夜伽に誘われご老体であっても寡婦を抱くことも囲うこともできたんです。
入谷村がそうなら下薬研 (しもやげん) ともなるともちろんその口でした。 ご主人の杉山征市さんが老い、しかも出稼ぎで家を空けるとなると残された須恵乃さんは習わし上夜這いを受け入れたとしてもそれが内密のことであるなら許されたのです。
働き者の須恵乃さんはとても具合の良い躰をしてましたから比葡の里からひっきりなしに漢が忍んできては床を共にしたんです。
夜這いとは寝取りですので漢も張り切りますし須恵乃さんにしてもそれが明日への活力の源だったのです。
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト