その夜、僕は床に着いてもなかなか寝つけなかった。
彼女が
草むらでもがく姿が脳裏をかすめた。
眠ったあとも彼女が夢に現れた。
夢の中の彼女は
呆然と立ち尽くし悲しそうな顔をして僕を見つめていた。
(どうして私を助けてくれなかったの?)
(すまない。僕は非力だし飛び出す勇気がなかったんだ。君は僕が潜んでいたことを知っていたの?)
(知っていたわ)
(たとえ助けられなくても、大声を出せたはずだわ)
(……)
(でもあ、あなたは何もしてくれなかった。そればかりか自分の欲望を満たすことしかしなかった……)
(……)
夢の中の彼女は恨めしそうな表情をして僕を咎めた。
(あなたが助けてくれていたら……私は……)
それだけつぶやいたあと、彼女は暗闇の中へと消えていった。
その時、僕は夢から覚めた。
彼女が夢の中で最後につぶやいた一言が、起きたあとも、胸に烙印を押されたかのように余韻として残っていた。
その朝、僕はいつものように登校した。
登校途中、夢の最後の一言が頭によみがえった。
彼女はあのあと僕に何を告げたかったのだろうか。
(あなたが助けてくれていたら……私は……)
急に妙な胸騒ぎが起こった。
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