背中が間仕切り板に触れたところで、急に手首に絡まった紐のようなものに力が加わった。
紐はすごい力で上に引きあげられた。
「えっ・・・!?」
爪先が床から離れ、ありさの身体がわずかだが浮き上がった。
「いやぁぁぁぁぁぁ~~~~~!!」
爪先を伸ばせばやっと床に着くほどの高さに吊り上げられている。
『バンザイ』する時のような姿勢になっているため、腕の付け根に負担が掛かり少し痛む。
「く、苦しい・・・」
身体が弓なりになりかけた時、例の骨っぽい腕がまたもや腹部に絡み付いてきた。
「ぎゃっ!!」
骨っぽい腕に引き寄せられ、臀部が間仕切り板に密着した。
尻をうしろに突き出したような格好になっっている。
「た、たすけて~~~~~~~~~~!!」
悲痛な叫び声が
暗闇の公衆便所に響き渡った。
次の瞬間、ありさは尻のふくらみに異様な感触を感じた。
(ネチャ・・・)
「!?」
(ペチョ・・・)
「えっ・・・!?」
それは粘着質に満ちた不快な感触であった。
腹部に巻き付いた腕と同様にとても冷たく、まるで冷血動物の肉体の一部のようだ。
不快な感触はふくよかな尻を這いずって、尻の谷間へと移動していった。
「えぇっ!?な、なによっ・・・!?うそっ!!」
続きを読む
テーマ : 官能小説・エロノベル
ジャンル : アダルト
tag : 公衆便所監禁脱出不能真夜中襲い来る恐怖未知の物体官能ホラー放尿尿意超常現象暗闇