長編官能小説『クロス・ラヴ』 第13話 Shyrock作
浩一「本来はソープランド用でね、ソープ嬢がお客の大事な所を洗うためのものらしいんだ。ところが最近ではラブホにも置いているところが増えたって聞いたことがあるけど、実はオレ見るのは初めてなんだよ」
球「へ~、ソープランド用なんだ。じゃあ、わたしが浩一を洗ってあげなきゃ」
浩一「いや、賭けは球が勝ったから、オレが洗ってやるよ」
球「にゃは、うまい事言ちゃって~。本当はわたしをスケベ椅子に座らせたいんでしょ?」
浩一「ありゃ、ばれたか!」
球「浩一のエッチ~!」
浩一「チェッ、よく言うよ。本当は洗って欲しいくせに~」
球「そんなことないもん!」
浩一「まあその話は置いといて、とにかく早く脱いで脱いで。湯が冷めちゃうぞ~」
球「にゃっ♪それじゃ脱いでくるね。湯を合わせておいてね~」
球が脱いでいる間、浩一は湯に温もり寛いでいた。
昼間の試合で酷使した筋肉がほぐれていく気がする。
アスリートにとって風呂は最も手軽な疲労回復薬だ。
来週からいよいよリーグ戦が始まる。
しっかりと筋肉疲労は取っておかなければならない。
浴室は少し湯気でかすんできた。
ぼんやりと湯気にかすんだ浴室で美しいシルエットを眺めるのもいいものだ。
球はまだ20才だが年齢以上に色っぽさのある女性だ。
テーマ : 官能小説・エロノベル
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耕作放棄地を必死で守り抜いた 下薬研 (しもやげん) の女 知佳作
入谷村はこれまで何かにつけて下薬研 (しもやげん) の所属する地区に負けていました。 資源的には互角以上のものを持ってはいるんですが団結力では圧倒的に不利だったんです。 例えば左官屋など、かつては入谷村が所属する農協支所にほど近いところに本家があり営農指導のお蔭で栄えていました。 ところが欲が出た村人は本家に対し跡取りに酒と女をあてがい動けなくしたところを本来仲間であるはずの近所に片っ端から喰われ (喰わせて) てしまったんです。 これが上手くいくと同じようなことが村中で行われ入谷村の所属する地区は隣人同士疑心暗鬼に陥り崩壊の危機に瀕したのです。
これを救ったのが上 (うえ) の実さん、紙屋 (かみや) の真一さん、前田 (まえだ) の勲さん等からなる村の青年団でした。
下薬研 (しもやげん) の所属する地区が選挙運動で意見がふたつに割れ争うのを見た村の青年団は村民を結束させ里に対抗し里の議員ではなく村の代表を村挙げて推し町長選に打って出たんです。
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